仁尾港

仁尾港
所在地
日本の旗 日本
所在地 香川県三豊市仁尾町
座標 北緯34度12分3秒 東経133度38分5秒 / 北緯34.20083度 東経133.63472度 / 34.20083; 133.63472座標: 北緯34度12分3秒 東経133度38分5秒 / 北緯34.20083度 東経133.63472度 / 34.20083; 133.63472
詳細
管理者 香川県
種類 地方港湾
統計
公式サイト www.pref.kagawa.lg.jp/kowan/ports/nio.html

仁尾港(におこう)は、香川県三豊市仁尾町にある港湾。管理者は香川県[1]地方港湾

概要[編集]

仁尾港は香川県西部、仁尾町に位置し、鶴と亀の形をした、大蔦島、小蔦島により波をさえぎられた天然の港である[1]

仁尾の港町は戦国時代に細川氏の仁尾城の城下町として栄えた。江戸時代に入ってからは、塩田開発による塩や米の積出港として、また、西讃の商工業の中心地として醤油や酒、茶や綿などの製造販売・取引が盛んに行われ、「仁尾買いもん」と呼ばれるほど人々が集まり、賑わいを見せていた。

戦後になり塩業が下火になると、1972年に塩田は廃止され、跡地は住宅地や水産関連用地等に転用された。

仁尾マリーナ[編集]

仁尾マリーナは仁尾港内にある四国最大規模の海洋レジャー施設。1990年に香川県と仁尾町の事業により整備が開始され、仁尾港内の塩田跡地約5,000m2と海域35,000m2を埋め立てて1992年に完成した[2]。総面積は102,000m2(緑地42,000m2、水域60,000m2)。「みとよ・仁尾海の駅」として国土交通省海の駅に登録されている[3]

マリーナには陸域に280隻、水域に136隻、艇庫に30隻が収容でき、鉄筋コンクリート造2階建てのクラブハウスには、会議室、喫茶店などがあり、30名の宿泊が可能。この他に施設内にはバーベキューハウスやキャンプ場などもある。1993年東四国国体ではヨット競技会場として利用された[2]

渡船[編集]

  • つたじま渡船[4]
    • 仁尾港 - 蔦島(4月1日から10月31日のみ)

脚注[編集]

  1. ^ a b 香川の港湾 仁尾港”. 香川県 土木部港湾課. 2011年12月2日閲覧。
  2. ^ a b Kagawaスポーツ施設ガイド(第48回国体香川実行委員会)
  3. ^ みとよ・仁尾海の駅
  4. ^ 三豊市サイト つたじま渡船(仁尾港・蔦島間)

外部リンク[編集]