伊達

伊達(だて/いだて)

「だて」と読む場合、「伊」は黙字

日本語の単語としての「伊達」とは、「豪華」、「華美」、「魅力的」、「見栄」、「」などの意味を表す用語である。元々「男立て」のように「男を立てる」こと、意気を示して男らしく見せようとすることを「だてをす(る)」と言った[1]ばさらかぶきに通じ、現代で言えば「ツッパリ」に類似する語感であろう。

民間語源説としては、当時の天下人であった豊臣秀吉に疑惑を持たれ詮議のために呼び出された際に死装束で面会した伊達政宗のエピソードがよく知られる。その他にも伊達政宗の一党は奇抜なファッションに関する逸話が多々あり、以降は伊達政宗と言えば派手なファッションという印象が著名となった。

派生語として、「伊達男」、「伊達眼鏡」、「伊達巻」、「伊達心(華美や遊興を好む心)」、などがある。


日本人のとしての「伊達」[編集]

約4500世帯存在する。仙台藩主などを輩出した伊達氏が著名。伊達氏は元は「いだて」と読まれており、伊達氏の本流も「いだて」と称していた史料が残る。

日本の自治体名[編集]

現存する自治体名

消滅した自治体名

その他[編集]


脚注[編集]

  1. ^ 『日本国語大辞典』「だて」の項

関連項目[編集]