信州ジャスコ

信州ジャスコ
種類 株式会社
本社所在地 長野県松本市高宮北4−10
業種 小売業
代表者 山岸和夫
資本金 46億5千万円
主要子会社 ビッグ・バーン信州
特記事項:https://news.nissyoku.co.jp/news/nss-7562-0005より出典。
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信州ジャスコ(しんしゅう- )はかつて長野県ジャスコなどを展開していた会社。なお同じく現イオングループで後のマックスバリュやザ・ビッグを運営するマックスバリュ長野とは無関係。

概要[編集]

当時長野県の地場百貨店であったはやしや百貨店をジャスコが買収し、1974年(昭和49年)に信州ジャスコとなる。さらに、1977年(昭和52年)3月のイトーヨーカドー(初代)上田店開店によりジャスコ傘下となったほていや百貨店はジャスコほていや中央店の移転とともに、信州ジャスコが吸収合併する。なお詳しくはほていや百貨店を参照。その他にも長野県でチェーン店を展開していた「サンアイ」と業務提携し子会社のビッグバーン信州がビッグ・バーン[1]を最盛期には18店舗展開していた。

1995年には、ネイバーフット型ショッピングセンター新業態のSM(スーパーマーケット)であるマックスバリュー(ジャスコ系列のニシナが運営しており同社はウエルマートも運営)とDS(ディスカウントストア)メガマートを4月に長野県池田町にオープンする。[2]しかし1999年に関東甲信越地区の再編強化、グループ経営を効率化を目的とし、扇屋とともにジャスコに合併され、法人が消滅した。

沿革[編集]

  • 1970年(昭和45年)10月29日 はやしやの再建に合意。[3] 
  •         11月9日  はやしや百貨店が改装オープン。[3]
  • 1974年(昭和49年)4月12日  はやしやが信州ジャスコに商号変更。[4]
  • 1983年(昭和58年)8月21日 長野県上田市のほていやを吸収合併。[5]
  • 1986年(昭和61年)10月   名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場。[6]
  • 1998年(平成10年2月21日)  スーパーマーケットニシナを合併。 
  • 1999年(平成11年)8月21日  扇屋ジャスコとともにジャスコ株式会社に吸収合併される。[7]

店舗[編集]

ジャスコ・メガマートを出店。[8]メガマート店舗はメガマート#長野県を参照。

脚注[編集]

  1. ^ 信州ジャスコ、DS店ビッグ・バーン信州とHC店ジョイハウスを8月21日付で合併”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
  2. ^ 信州ジャスコ、新業態で体質改善 5年内に15店展開へ”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
  3. ^ a b ジャスコ(株)『ジャスコ三十年史』(2000.12) | 渋沢社史データベース”. shashi.shibusawa.or.jp. 2023年8月15日閲覧。
  4. ^ ジャスコ(株)『ジャスコ三十年史』(2000.12) | 渋沢社史データベース”. shashi.shibusawa.or.jp. 2023年8月15日閲覧。
  5. ^ 田村詩子『『ドイツにおける合併に関する基準日の設定とその変則例』 香川大学経済論叢 第64巻 第4号』(香川大学経済研究所)、1992年2月。 
  6. ^ イオンの歴史 | Strainer”. strainer.jp. 2023年8月15日閲覧。
  7. ^ ジャスコ、信州と扇屋ジャスコを吸収合併へ”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。
  8. ^ 信州ジャスコ、新業態で体質改善 5年内に15店展開へ”. 日本食糧新聞電子版. 2023年8月15日閲覧。