北川鉄工所

株式会社北川鉄工所
Kitagawa Corporation
種類	株式会社
機関設計	監査役会設置会社
市場情報	東証スタンダード 6317; 1961年10月2日上場
本社所在地	日本; 〒726-8610; 広島県府中市元町77-1
設立	1941年11月28日
業種	機械
法人番号	4240001034184
事業内容	生型鋳鉄・土木建設機械・工作機械器具・立体駐車場・環境関連
代表者	代表取締役会長兼社長北川祐治; 代表取締役副会長北川宏
資本金	86億4000万円
発行済株式総数	965万株
売上高	連結：603億3900万円; 単体：522億8300万円; (2019年3月末日現在)
経常利益	連結：59億3200万円; 単体：55億5100万円; (2019年3月末日現在)
純利益	連結：38億5400万円; 単体：37億1300万円; (2019年3月末日現在)
純資産	連結：379億2900万円; 単体：347億4300万円; (2019年3月末日現在)
総資産	連結：734億5300万円; 単体：685億4700万円; (2019年3月末日現在)
従業員数	連結：2754人、単体：1364人; (2019年3月末日現在)
決算期	3月31日
会計監査人	有限責任あずさ監査法人
主要株主	日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(5.80%); 北川鉄工所みのり会(5.66%); 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(5.08%); 株式会社広島銀行(4.76%)
主要子会社	北川冷機株式会社(100%); 株式会社北川製作所(77.5%); 株式会社吉舎鉄工所(50.0%); 株式会社AileLinX(90.0%)
外部リンク	https://www.kiw.co.jp/
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株式会社北川鉄工所（きたがわてっこうしょ）は、広島県府中市に本社を置くメーカーである。旋盤用チャック装置やNC円テーブルなどの工作機械器具、自動車や建設機械向けの鋳造部品、コンクリートプラントやタワークレーンなどの土木建設機械、自走式立体駐車場の4つの事業分野から成り立っている。旋盤用チャックなどの工作機械器具分野では世界的ブランド^[要出典]。

発祥[編集]

1914年広島県御調郡下川辺村（現府中市）にて、滑車・ラット（操舵輪）など、木造船用機械器具の製造を開始。

1918年に北川船具製作所を設立。木製品を足がかりに、商品構成を拡大し、滑車に掛けた麻ロープを巻き取る手巻きウィンチや、滑車の芯となるベアリングの内製化を目的とした銑鉄鋳物の製造も始める。

1936年業績の進展に伴い、芦品郡広谷村（現在の府中市元町）に鋳物および機械工場を新設し、木工業から鉄工業への転換を図る。翌年1937年社名を北川鉄工所として事業を開始。

沿革[編集]

1918年 - 「北川船具製作所」設立。木造船用機械器具を製造。
1924年 - 普通鋳鉄の製造開始。
1937年 - 「北川鉄工所」に社名変更。スクロールチャックの製造開始。
1941年 - 「株式会社北川鉄工所」を創立。
1947年 - 産業機械・船舶用機械の製造販売および医療施設事業（北川病院）を開始。
1951年 - コンクリートミキサー開発。
1955年 - 強靭鋳鉄の製造販売を開始。コンクリートプラント開発。
1961年 - 現場技術者の育成のため広島県北川工業学校設立（学校法人北川学園）。
1962年 - 東京・大阪第一部に上場。東京工場を新設。
1962年 - 和歌山工場を新設。
1974年 - 広島県北川工業学校の運営を府中市に移管。
1975年 - NC円テーブルの生産開始。
1984年 - パワーバイス発表。ロストワックス生産ライン完成。
1984年 - 中層ビル建設用タワークレーン「ビルマン」の新製品発表。
1991年 - 自走式立体駐車場を開発。
2001年 - コンクリートプラントメーカー「日本建機」の株式取得。
2002年 - 東南アジアの生産拠点として、鋳物部品メーカー「SIAM NISSAN CASTING COMPANY LIMITED」の発行株式の100%を取得。（現KITAGAWA（THAILAND）CO.LTD. ）
2005年 - 北川工業の事業を統合し、KITAKOコーポレーションを設立（2011年度清算）。
2007年 - 「日本建機」に産機事業部のコンクリートプラント部門を統合し、K&Kプラント株式会社とする。
2008年 - 福山工場を新設。第一期工事竣工。（4月1日:生産開始）
2009年 - K&Kプラント株式会社を吸収合併。上海北川鉄社貿易有限公司を設立。
2010年 - 北川（瀋陽）工業機械製造有限公司を設立。
2011年 - 北川病院を社会医療法人社団陽正会へ移管。
2012年 - KITAGAWA MEXICO,S.A.DE C.V.を設立。
2023年 - 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更^[2]。

主な製品[編集]

工作機械器具部門[編集]

旋盤用チャック
NC円テーブル
パワーバイス
シリンダ
ワークグリッパ
CNC旋盤

鋳造部門[編集]

生型鋳鉄品
ロストワックス精密鋳造品
エバフォーム鋳造品
MIM（金属粉末射出成型法）焼結品
鋳物素材をベースとした機械加工品・組立完成品（自動車部品、建設機械部品、農機具部品、油圧機器部品、住宅関連部品）

産業機械部門[編集]

環境関連設備及びリサイクルプラント
橋梁架設用機械
建築用タワークレーン（ビルマン）
工事用エレベータ
大型ウインチ
もみがら擂潰装置（ミルクル）

立体駐車場部門[編集]

自走式立体駐車場
ユニットハウス

拠点[編集]

工場[編集]

本社地区（広島県府中市近辺）に5工場
東京工場（埼玉県さいたま市）
和歌山工場（和歌山県橋本市）
福山工場（広島県福山市）

支店・営業所[編集]

支店 - 仙台・東京（さいたま市）・名古屋・大阪・広島・九州（福岡）
営業所 - 東京事業所（台東区）・札幌・新潟・四国（香川）
海外駐在事務所 - シンガポール

外部リンク[編集]

出典[編集]

^ コーポレートガバナンス内コーポレート・ガバナンス報告書 - 株式会社北川鉄工所 2021年12月17日
^ スタンダード市場選択申請及び適合状況に関するお知らせ北川鉄工所 2023年5月12日
^ ^a ^b 北川鉄工所、約4億円投じてインドに工作機器関連の生産拠点を新設　機械ニュース 2019年5月13日
^ 北川鉄工所がインド進出　自動車向けに11月から出荷　日経新聞　2019年5月11日

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[1] コーポレートガバナンス内コーポレート・ガバナンス報告書 - 株式会社北川鉄工所 2021年12月17日

[2] スタンダード市場選択申請及び適合状況に関するお知らせ北川鉄工所 2023年5月12日

[kikai20190513-3] 北川鉄工所、約4億円投じてインドに工作機器関連の生産拠点を新設　機械ニュース 2019年5月13日

[4] 北川鉄工所がインド進出　自動車向けに11月から出荷　日経新聞　2019年5月11日

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