北日本観光自動車

北日本観光自動車株式会社
本社・金沢営業所
本社・金沢営業所
種類 株式会社
略称 北観
本社所在地 日本の旗 日本
920-0357
石川県金沢市佐奇森町ヲ88番地3
設立 1952年昭和27年)12月11日
業種 倉庫・運輸関連業
法人番号 9220001000290
事業内容 一般乗合旅客運送事業(路線バス)、一般貸切旅客運送事業(貸切バス)、旅行業
代表者 代表取締役社長 菅浦隆弘
資本金 7000万円(2020年3月31日時点)[1]
従業員数 92人(2009年4月30日時点)
主要株主 近鉄バスホールディングス 100%
(2020年3月31日時点)[1]
主要子会社 (株)北日本観光旅行
外部リンク https://www.kitanippon-kanko.jp/
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北日本観光自動車株式会社(きたにっぽんかんこうじどうしゃ)は、石川県金沢市に本社を置くバス事業者である。近鉄グループに属し近鉄バスホールディングス傘下。通称北日本観光バス。石川県内では北観(きたかん)の愛称もある。

なお、岩手県紫波郡紫波町に本社を置く貸切バス事業者の北日本観光とは無関係である。

概要[編集]

設立は1952年昭和27年)12月11日で、旧本社は石川県石川郡野々市町(現:野々市市)本町(北陸鉄道石川線野々市駅近く)。2002年平成14年)7月8日、現在地に移転した。

貸切バス事業のほかに、旅行業務を行っている(ツアー主催は北日本観光自動車旅行事業部の北日本観光旅行が行う)。

2014年(平成26年)10月17日より金沢 - 東京間の高速バスの運行を開始[2]2023年(令和5年)7月14日より金沢 - 京都・大阪間の高速バスの運行を開始した[3]

事業所[編集]

子会社[編集]

  • 株式会社北日本観光旅行
  • 石川県金沢市佐奇森町ヲ88番地3

路線バス[編集]

きまっし号(2017年撮影)

きまっし号

かつて(1990年代半ばまで)金沢 - 山中温泉間に路線バスを運行していたため(北陸鉄道と共同運行)、きまっし号は乗合バス事業への再参入となる。

金沢・小松 - 京都・大阪線

車両[編集]

北日本観光自動車の貸切バス(日野・セレガ
後部

北日本観光自動車では41両(2020年時点、乗合:6両、貸切:35両)[1]を保有している。車両メーカーは三菱ふそうトラック・バス製と日野自動車製があり、前者は三菱エアロクイーン・エアロエース、後者は日野・セレガが在籍している。以前は2階建車三菱ふそう・エアロキングも保有していた。車体は旧色では色のボディーカラーに側面に「KITANIPPON KANKO」の文字と車両番号(3桁の固有番号)が記されていたが、現在はオレンジ色のカラーリングに側面に「KITANIPPON KANKO」の文字と星が記されている。

近年は同じ近鉄グループの近鉄バスから移籍してきた車両もあり、近鉄バスの塗装を変えずに社名表記を変更だけした車両も存在する[6]。かつては近鉄が開発・導入した2階建てバス「ビスタコーチ」を運行に供していたことがある[7]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 第109期 有価証券報告書・内部統制報告書” (PDF). 近鉄グループホールディングス (2020年7月27日). 2021年6月20日閲覧。
  2. ^ 高速バス:時刻表・運賃表 | 北日本観光旅行・北日本観光バス - 北日本観光バス
  3. ^ 2023年7月14日(金)高速乗合バス 京都・大阪特急線(金沢・小松⇔京都・大阪)の運行開始” (PDF). 北日本観光自動車 (2023年6月26日). 2023年7月25日閲覧。
  4. ^ 2017年3月末で閉鎖し建て替え中
  5. ^ 『きまっし号』のダイヤ改正ならびに「高岡高速バスターミナル」バス停の増設についてのお知らせ” (PDF). 北日本観光自動車 (2023年4月1日). 2023年4月20日閲覧。
  6. ^ 種車の「KINTETSU」表記に「GROUP」を追加したパターンの車両も確認されている。観光バスのページ 石川編
  7. ^ 年鑑バスラマ1996年 P.110

関連項目[編集]

外部リンク[編集]