匹見峡

表匹見峡 小沙夜淵

匹見峡(ひきみきょう)は、島根県益田市匹見町(旧匹見町)に位置する渓谷の総称。

高津川支流の匹見川による河川の浸食によって形成された渓谷で、道川~匹見間の表匹見峡、その奥部にある裏匹見峡、そして最上流部に位置する奥匹見峡からなる。また中流広瀬付近には前匹見峡があるが、前者三つと比較すると知名度は低い。

表匹見峡は匹見峡の中枢に当たり、大規模な峡谷美を見せ、徒歩で散策する裏・奥匹見峡とは違い車で渓谷や名勝を見ることが出来るため、最もアクセスしやすく観光拠点にもなっている。裏匹見峡は、断崖絶壁が差し迫った勇壮な景観を見せる。下流にはキャンプ場やレストラン、芦ヶ原伸之監修のパズル展示館、巨大迷路が整備されており、観光シーズンには最も賑わう。奥匹見峡は人を寄せ付けない秘境となっており、最も純粋な自然が残っているとともに幾つもの瀑布が見られる。

いずれも西中国山地国定公園の指定区域に属する。

アクセス[編集]

表匹見峡、裏匹見峡、奥匹見峡、前匹見峡はそれぞれが10キロメートル前後離れている。

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