名鉄チキ10形貨車

名鉄チキ10形貨車
基本情報
車種 長物車
運用者 名古屋鉄道(名鉄)
所有者 名古屋鉄道(名鉄)
種車 日本国有鉄道コキ1000形
改造所 名古屋鉄道(名鉄)新川工場
改造年 1993年平成5年)
改造数 4両
主要諸元
車体色 青色(メイテツブルー)
軌間 1,067 mm
全長 16,320 mm
全幅 2,600 mm
全高 3,679 mm
荷重 22 t
自重 22.0 t
換算両数 積車 3.5
換算両数 空車 2.2
台車 TR215F
台車中心間距離 11,100 mm
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名鉄チキ10形貨車(めいてつチキ10がたかしゃ)とは、名古屋鉄道(名鉄)で運用されている貨車長物車)である。レール輸送に運用されている。

概要[編集]

1993年平成5年)、日本国有鉄道清算事業団より海上コンテナ輸送用コンテナ車コキ1000形を譲り受け、新川工場で改造。レール輸送用の長物車とした車両である。4両(チキ11 - チキ14) が在籍している[注釈 1]

レール吊り上げ用クレーンが、チキ11とチキ14には1台、チキ12とチキ13には2台設置されている。基本的には4両(チキ11 - チキ14)で編成を組み、両端がチキ11・チキ14、中間がチキ12・チキ13である。塗装はEL120形より前の名鉄の電気機関車と同じ青色(メイテツブルー)である。2015年(平成27年)にEL120形の導入に合わせて、総括制御用のジャンパ線を設置する改造が行われた。

普段は大江駅に常駐している。

注釈[編集]

  1. ^ チキ11は元・コキ1014。チキ12は元・コキ1018。チキ13は元・コキ1005。チキ14は元・コキ1011。

参考文献[編集]