大宮総合車両センター

大宮総合車両センター
大宮総合車両センター正門(2017年) 地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 埼玉県さいたま市大宮区錦町
座標 北緯35度54分47秒 東経139度37分17秒 / 北緯35.913028度 東経139.621389度 / 35.913028; 139.621389座標: 北緯35度54分47秒 東経139度37分17秒 / 北緯35.913028度 東経139.621389度 / 35.913028; 139.621389
鉄道事業者 東日本旅客鉄道
帰属組織 首都圏本部
所属略号 都オオ
整備済み車両略号 大宮総合車セ、OM
併設区所 JR貨物 大宮車両所
最寄駅 大宮駅
旧称 大宮工場
開設 1894年(明治27年)12月10日
車両基地概要
敷地面積 162,782 m2
その他設備 トラバーサー2機(南、中央)
出入場・艤装棟1棟
EC整備棟1棟
気吹棟1棟
車体検修棟5棟
部品検修棟5棟
塗装棟1棟
電機棟1棟
空制棟1棟
計画棟1棟
年間検修能力 2008年(平成20年)度実績:890両 / 年
備考 毎年11月の第4土曜日に、一般公開イベント「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」が開催。
敷地面積は有価証券報告書の値[1]
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大宮総合車両センター(おおみやそうごうしゃりょうセンター)は、埼玉県さいたま市大宮区錦町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部管轄の鉄道工場。下部組織として、同市北区本郷町東大宮操車場構内に車両検査科管轄の東大宮センターがあるほか、構内には日本貨物鉄道(JR貨物)関東支社管轄の大宮車両所が併設されている。

概要[編集]

当センターは、大規模な車両の点検整備や建造のための自社工場を持っていなかった日本鉄道が、上野 - 青森間の全通を機に自社工場の必要性が高まったことから1894年明治27年)に現在の場所に設立した工場を前身とする。開設から120年以上経った現在まで長い歴史を持つ車両工場で、鉄道博物館とならぶ鉄道のまち・大宮の中心となる施設。開設当初は、車両検査・修繕だけでなく、蒸気機関車電気機関車などの製造も行った。現在は、電車の修繕が主力となり、以前と比べると工場規模は縮小されている。長く「大宮工場」と呼ばれてきたが、2004年平成16年)6月1日に現名称に改称した。

2006年(平成18年)3月18日より、東大宮操車場構内に下部組織として車両検査科管轄の東大宮センターを新設。小山車両センター高崎車両センターに配置されていた車両の一部を転属させて車両配置を始め、所属車両を同所に常駐させて車両基地としての役割も持つようになった。また、本所の解体留置線跡地には2007年(平成19年)10月14日に鉄道博物館が開館した。

一般公開イベントの鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア[注 1]が毎年11月第4土曜日に開催され[注 2]、以前はセンター内だけだったが、2014年よりさいたま市と共同主催となり、大宮駅構内および周辺も会場として加わった。

センター本所[編集]

敷地は、大宮駅の11番線ホーム盛岡寄り端付近から、宇都宮線高崎線の分岐点を経て、高崎線に沿った南北約1km、東西約0.2kmの細長い敷地で、東北上越新幹線ニューシャトルの高架が縦断し、構内にはJR貨物大宮車両所が併設されている。

大宮駅9番線・11番線ホームからセンター本所方向を見ると、整備前や整備済みの車両を見ることができ、特に11番線ホームから発着する湘南新宿ラインからの高崎線下り電車の左車窓や[注 3]、新幹線とニューシャトルにおける上下列車の左側下の車窓に、しばらくセンターの設備などを見ることができる[注 4]。また、大宮駅北側にある陸橋(大栄橋)からは、北側・南側ともに内部の一部が確認できる[2]

センターへの出入場は、第二場内信号機セクション内の大宮駅貨物下り本線10番線と11番線をつなぐシーサスクロッシングから[注 5]、入換線⇔通路線を通る[注 6]。通路線の端に「工1」分岐器があり、そこから先がセンター本所構内となり、構内を跨ぐ陸橋(大栄橋)付近で何本かに分岐する出入場線のうち、18番線から入場している[3]。また、出場はEC整備棟から直接、または通路線隣接の第3通行線に据え付けたのち、入換線を経由して一旦シーサスクロッシングから大宮駅貨物下り本線隣接の大宮駅11番線へ直結する待機線へ入り、折り返して11番線ホームに据え付けて各方面に回送される[4]

設備は、構内南側に通路線1線、入場線1線、整備線10線、待合線7線、修繕済み車両の出場検査を行うEC整備棟1棟、新幹線高架下に出入場・艤装棟1棟、トラバーサー2機(南、中央)、中央部に車体の検査・修繕、改造工事を行う車体検修棟5棟(車体A - E)、車体の汚れを圧力空気で落とす気吹棟1棟、車体や台車などの塗装を行う塗装棟1棟、中央部から北部にかけて、部品修繕を行う部品検修棟5棟(部品A - C・E・F)、電機棟1棟、空制棟1棟、計画棟1棟、正面口隣接の食堂・更衣室・資料室などが入居する庁舎、北側に留置線2線[注 7]、配給車ホーム線1線、横回し線1線、引込み線1線、解体線1線、待合線1線、中央部を南北に貫く中央通路線1線、東側にある試運転線1線がある[5]

社内の車両検修社員を主体とする人財育成の場として「大宮グローアップスクエア」がオープンし、基礎学術、安全作業、検修技能、脱線復旧の各4訓練所が設立され、社員のスキルアップに役立てられている[6]

センター本所外周部[編集]

2007年10月14日の鉄道博物館オープンに合わせて、徒歩で博物館へ向かう利用者などに対し、大宮駅から鉄道博物館への徒歩のルート上にある道路(通称・工機部前通り)に面した、センター本所外周西側の沿道整備を行った。沿道には、3か所のRAILWAY GARDEN PROMENADE(レールウェイガーデンプロムナード、以下:R.G.P.)を設置している。3か所のR.G.P.のうち、1か所はセンター本所内の施設を見学できるエリアにあり、2か所は車両が保存されている。また、外壁にJR東日本の保有車両の写真と解説パネルを展示している(下の画像を参照)[7]。なお、保存車両の詳細は後述の保存車両の項を参照。

歴史[編集]

センター本所のこれまでの歴史・沿革を、時代ごとにまとめたものを下記に示す。

センター本所[編集]

工場開設当初の主な業務は客車貨車の修繕・補修であり、蒸気機関車も製造された。国有化後は、蒸気・電気機関車の検査・修繕を主力に、蒸気・電気機関車、客車の製造も行い、昭和初期よりディーゼル機関車および気動車の、1950年昭和25年)に電車の検査・修繕を開始した。1957年(昭和32年)には交流電気機関車ED45 1の修繕も行った[8]戦後電化の進展により、1968年(昭和43年)10月までに70年に渡る蒸気機関車修繕は一度幕を閉じた[注 8]。しかし、その修繕の経験と歴史が「SL魂」として検修関係者に引き継がれ、他の車種の修繕技術向上に役立ち、現在にも生きている[9]。民営化後も電車などの製造も行ったが、車両製造は車両メーカーに、車両解体業務は自社他の車両工場に譲った。現名称に変更となった後は、電車の検査・修繕を主力として、そのほかに改造業務や「SL魂」を活かしたSL復元工事と検査・修繕を行っている。

日本鉄道時代[編集]

  • 1894年明治27年)
    • 3月29日 - 上野駅構内にあった車両修繕工場[10]を移転すべく、大宮駅北のスペースに工場の建設を決定。当時の広さ127,144m2[11]
    • 10月20日 - 日本鉄道業務部汽車課として設立され、12月15日に操業開始[11]
  • 1896年(明治29年)9月1日 - 汽車課から独立、大宮工場に改称する[11]
  • 1899年(明治32年)5月3日 - 盛岡工場(現・廃止)を分工場とする[11]
  • 1901年(明治34年) - 本工場初の新製蒸気機関車Obt2/4形(機関車番号は3(2代目)[12]、のちの国鉄5270形)落成。
  • 1904年(明治37年) - C形タンク機関車O3/3形(機関車番号は401 - 406[12]、のちの国鉄1040形)落成。

鉄道院(鉄道省)・国鉄時代[編集]

民営 (JR) 化後[編集]

現名称への変更後[編集]

整備済み車両に記される略号[編集]

完了年月付き検査完了票
  1. 名称変更前:「大宮工」または「OM
  2. 変更後:「大宮総合車セ」または「OM

と検査完了の日付(年月)が書き加えられる[19]

組織体系[編集]

センターの組織には、所長以下、計画部門の部署が総務科、生産管理科(計画・工程管理・外注などの担当)、品質管理科(事故防止・保全指導など)、技術科(技術開発・教育・改造など)の4科、現場の施工部門の部署が車両検査科(出場検査・構内入換、東大宮センターの管轄、構内試運転などの担当)、車体一科(台車・輪軸など)、車体二科(車体・改造業務など)、車体三科(電気機器・空制機器)の4科あり、計8科体制で組織されている。技術科の下には台車・輪軸技術センターが属している。

東大宮センター[編集]

1969年4月に尾久客車区東大宮派出所として新設された東大宮操車場を前身に持つ車両基地で、分割民営化後、2001年4月の大宮支社発足に伴い小山電車区の下部組織となり、同電車区東大宮派出所となった。その後、組織改編に伴い小山車両センター東大宮派出所へ改称。2006年3月の組織変更で大宮総合車両センターの下部組織とされ、車両検査科管轄の東大宮センターに改称された。

業務内容[編集]

センター本所の業務(台車検査・モーター検査) センター本所の業務(台車検査・モーター検査)
センター本所の業務(台車検査・モーター検査)

2020年時点のセンター本所の業務は、大宮支社、高崎支社などの新系列(255系、E259系など)および従来系列車両(211系、205系、185系など)の検査・修繕、改造、作業後の試運転、蒸気機関車の車体復元など。2006年3月に鎌倉総合車両所(現:鎌倉車両センター)の工場機能の廃止に伴い、首都圏の特急車両のメンテナンスが当センターへ移管となったため、多様な車両を取り扱う。

日本鉄道時代および国鉄時代は、検査・修繕は蒸気機関車や電気機関車を主力に、ディーゼル機関車、客車、気動車も担当していた。その中で車両製造も行われ、国産初の電気機関車ED40形やD51形蒸気機関車、客車を製造した。気動車では、特急「はつかり」に運用されたキハ81系の緊急改造工事などを担当、キハ181系の検修、工場の技術レベルの粋を集めたガスタービン試作気動車キハ391-1の製造も行った。客車については、お座敷列車や「サロンエクスプレス東京」などのジョイフルトレインへの改造も積極的に取り組んできた。また、車両解体業務も行っていた。

民営化後は、電車・気動車・客車の検修業務と車両解体業務を引き継ぎ、電車や客車も製造したが、車両製造はその後メーカー製造へ譲った。気動車は、相模線八高線など周辺各線区の電化が進むにつれて配置数が減少したため、八高線八王子 - 高麗川間が電化された1996年をもって気動車の検修を終了し、以降は残る各線の検修業務を郡山工場(現・郡山総合車両センター)に移管した[注 10]。客車も波動用車両やジョイフルトレインの廃車、寝台列車の縮小といった要因で減少したことで当センターでの担当客車は減少し、車両解体業務も長野総合車両センターに移管されたことにより、以前と比べると業務は電車の検査・修繕、改造などに特化されている。

以下、本所業務について、項目別に下記に示す。

検査・修繕(検査体系と周期)[編集]

センターでは、「新保全体系」と「従来の保全体系」のもとで、検査周期を設定し、これに沿って検査修繕を進めている[20]。「新保全体系」は、2019年7月1日から検査周期が延長され、一般形はE231系以降が特急形はE257系以降の新系列電車はその対象になっているが[注 13][21][22][23]、209系や253系、255系などは対象外となっている。

新保全体系[編集]

入場線に留置中の車両
入場線に留置中の車両
検査中の車両
検査中の車両
車体E棟(左手前)と南トラバーサー
車体E棟(左手前)と南トラバーサー
EC整備棟で整備中の車両
EC整備棟で整備中の車両
整備を終えた車両
整備を終えた車両
専用入換動機「OM-2」
専用入換動機「OM-2」

新系列電車のうち209系、253系、255系がこの周期で行う。

  1. 指定保全:新製または前回の車体保全から 60万km以内
  2. 装置保全:新製または前回の車体保全から120万km以内
  3. 指定保全:新製または前回の車体保全から180万km以内
  4. 車体保全:新製または前回の車体保全から240万km以内

2019年7月1日から、E231系、E257系、E259系、EV-E301系などは以下の周期で行う。

  1. 指定保全:新製または前回の車体保全から 80万km以内
  2. 装置保全:新製または前回の車体保全から160万km以内
  3. 車体保全:新製または前回の車体保全から320万km以内

従来の保全体系[編集]

電車、蒸気機関車、客車3車種別々の周期となる。

  • 205系・211系・651系などの電車
  1. 重要部検査(要検):前回の全検から48か月または60万kmごと(205系・211系・651系など)および48か月または40万kmごと(115系・185系など)
  2. 全般検査(全検):上記の要検から48か月または前回の全検から96か月ごと
  • 蒸気機関車
  1. 中間検査 (B) :前回の全検から24か月ごと
  2. 全般検査:上記の中間検査 (B) から24か月または前回の全検から48か月ごと
  • 客車は全検のみで、前回の全検から72か月または80万kmごと

検査担当地域[編集]

当センターにおける検査担当地域を各支社別に示す。

電車[編集]

大宮支社
東京支社
八王子支社
横浜支社
千葉支社
高崎支社
新潟支社

客車[編集]

東京支社
他社からの委託

蒸気機関車[編集]

高崎支社
新潟支社
盛岡支社
他社からの委託

過去の検査担当形式[編集]

蒸気機関車
  • C11 325[W 15][W 16]
    • 2020年真岡鐵道から東武鉄道へ譲受されたため受託終了。

改造[編集]

転用改造中の車両(左から、209系、205系)、右側:機器更新終了の車両(E231系) 転用改造中の車両(左から、209系、205系)、右側:機器更新終了の車両(E231系) 転用改造中の車両(左から、209系、205系)、右側:機器更新終了の車両(E231系)
転用改造中の車両(左から、209系、205系)、右側:機器更新終了の車両(E231系)
2000年に大宮工場(当時)で施工された国鉄115系電車改造時に付されたプレート
205系0番台→武蔵野線5000番台化改造時に付されたプレート

これまで各種の改造工事を実施してきたが、主な改造工事を下記に示す[27][28]

転用改造
ジョイフルトレインへの改造
機器更新(VVVF更新)・その他改造各種
  • E231系(小山車両センター、国府津車両センター所属車)
  • E233系0番台(トイレ設置、グリーン車組込準備改造)
小田急電鉄からの受託業務[注 15]
  • 小田急4000形→ホームドアセンサー、ATO装置取り付け、CBTC対応改造など[18][W 18]

その他、EB装置取付、先頭車改良型下部覆い取り付けなど多岐に渡る。

試運転[編集]

左:画面中央がセンター本所試運転線、中央と右:試運転線で試運転中の車両 (左と中央は踏切から、右は高崎線の車窓から。いずれも大宮 - 宮原間) 左:画面中央がセンター本所試運転線、中央と右:試運転線で試運転中の車両 (左と中央は踏切から、右は高崎線の車窓から。いずれも大宮 - 宮原間) 左:画面中央がセンター本所試運転線、中央と右:試運転線で試運転中の車両 (左と中央は踏切から、右は高崎線の車窓から。いずれも大宮 - 宮原間)
左:画面中央がセンター本所試運転線、中央と右:試運転線で試運転中の車両
(左と中央は踏切から、右は高崎線の車窓から。いずれも大宮 - 宮原間)
  • 検査・修繕、改造、復元などの作業において、車体を組み立てた後、センター東側の試運転線にて、走行試験を行う。
  • 試運転線は、工16番分岐(車体E棟、南トラバーサー東側) - 鉄道博物館横間まで設定されているが[注 16]、通常の試運転の起点は工27番分岐手前で[注 17]、そこから終点まで往復する[5]。試運転線や試運転中の車両は、高崎線大宮 - 宮原間や川越線大宮 - 日進間の列車内の車窓[注 18]、沿線の公道や踏切、鉄道博物館の屋外のミニ運転パークなどから見ることができる[29]

その他エピソード[編集]

過去に製造した車両[編集]

日本鉄道時代から、鉄道省、国鉄、そして民営化以降も、自社内の車両製造を当工場で実施してきた。1994年10月以降は、1999年4月8日のカハフE26-1の新製を除き、新津車両製作所(現・総合車両製作所新津事業所[注 19])で行われている。

下記に、車両製造した実績を示す。

日本鉄道時代[編集]

  • Obt2/4形蒸気機関車(機関車番号3(2代目)、のちの国鉄5270形蒸気機関車)
    • イギリス製テンダー機関車を見本に製造した2B形テンダー機関車、1両製造。
  • O3/3形蒸気機関車(機関車番号は401 - 406、のちの国鉄1040形蒸気機関車)
    • イギリス製タンク機関車を見本に製造したC形タンク機関車、6両製造。

鉄道院(鉄道省)・国鉄時代[編集]

当工場新製蒸気機関車第1号 D51 187 右:同機の解説看板 当工場新製蒸気機関車第1号 D51 187 右:同機の解説看板
当工場新製蒸気機関車第1号 D51 187 右:同機の解説看板

民営(JR)化後[編集]

  • 107系電車
    • 急行列車の廃止で余剰となった165系急行形電車の機器を再利用して製造された、片側3扉のロングシート車。0番台4両、100番台14両製造。
  • E26系客車
    • 寝台特急カシオペアの電源車兼ラウンジカーで、(カハフ26-1)1両のみ製造。札幌方の編成端部、12号車に連結される。国鉄/JRの集中電源方式固定編成客車のうち、電源機器と客用空間の併設を前提に製造された種類としては初の車両。

入換機の変遷[編集]

  • 民営化直後より、双頭連結器を装備したDD16 20・36(20号機は「北斗星」色[33]、36号機は「夢空間」色)が、入換移動機械扱い車両入換などに使用されていた[34][35]。なお、DD16 20はその後国鉄色に塗り替えられ[注 20]台湾高速鐡道に譲渡された[36]
  • その後、DE11 1035[37](2004年10月まで)、DE10 1099[38]、DE11 1031[38](いずれも宇都宮運転所所属)が、当センターの常駐車として双頭連結器を装備して入換作業をしていた。
  • 2014年4月から日本除雪機製作所製の軌道モータカーHTM270形(車両番号:OM-1)が[W 19]、さらに同年10月にも同機(車両番号:OM-2)が導入され[W 20][注 21]、DE10形、DE11形はそれぞれ入換運用から外れた。
  • DE10 1099は、当センターの入換機運用から外れた後、都内や千葉地区での本線運用に就いたが[注 22][39]、2016年9月15日の車籍抹消(除籍)後東武鉄道に譲渡され[W 21]、2017年8月10日から営業運転を開始したSL「大樹」の後補機や入換車として運用されている[W 22][W 23][W 24]
  • また、DE11 1031・1035は、国鉄時代武蔵野操車場(現・廃止)で基地局からの無線による遠隔操縦(テレコン)に対応していた機関車であった[40]。DE11 1035は2004年10月15日、DE11 1031は2016年11月8日にそれぞれ廃車になっている。

保存車[編集]

D51 187(現展示状態)
以前のECカットボディ展示
(2007年まで)
EF15 168 先頭カットボディ
EF58 154 先頭カットボディ
EF60 47 先頭カットボディ
EF63 13 先頭カットボディ
EF58 154 スポーク車輪とナンバープレートモニュメント
キハ391-1
(画像は一般公開時)

下記に、東大宮センターを除くセンター本所内などに保存されている車両を場所別に示す。各車両に特記事項がなければ、2017年4月1日時点で確認されている車両[41][42]

※はJR貨物大宮車両所内の車両。

R.G.P.(レールウェイガーデンプロムナード)[編集]

D51 187
  • 保存までの流れ:1971年8月26日除籍。最終配置区:浜田機関区(現・廃止)→1971年10月14日:準鉄道記念物の指定[43]→1972年:当所で保存
  • センター正面玄関横のR.G.P.[注 23]に保存展示されている。大宮工場で新製されたD51形の第1号機である。
  • 鉄道100周年を記念して当所で保存されたとき、除煙板は標準型に取換えられた[44]
  • 一緒にいたED4010が鉄道博物館での展示のために移動した2007年10月14日以降は、車体全体を見られるように通路が整備され、トンネルの中を走るイメージを持つ屋根に覆われて展示されている。
EF15 168
EF58 154[注 24]
  • 保存までの流れ (EF15 168) :1984年8月23日除籍。最終配置区:八王子機関区(現・廃止)→保存時1エンド側を当所で保存、2エンド側は、大阪府高槻市の民間人が所有[45][46]
  • 保存までの流れ (EF58 154) :1985年9月12日除籍。最終配置区:田端機関区(現・田端運転所[47]→2エンド側のみ保存。
  • 運転台のみのカットボディ。以前はセンター本所内の展示だったが、2007年10月14日より、センター本所外周西側近接の沿道北側(正門より鉄道博物館側)に設置されたR.G.P.に移設された[注 25]

センター本所内[編集]

EF60 47[注 26]
EF63 13
  • 保存までの流れ (EF60 47) :1985年6月27日除籍。最終配置区:沼津機関区(現・沼津運輸区)[47]→2エンド側のみ保存
  • 保存までの流れ (EF63 13) :1998年6月5日除籍。最終配置区:高崎運転所(現・ぐんま車両センター[48]→2エンド側のみ保存
  • 運転台のみのカットボディ。以前は上記の2台とともに、4台並べて展示されていた[注 27]
キハ391-1[49][50][51]
  • 1972年3月に試作された、ガスタービンを動力とする高速運転用ガスタービン気動車。
  • T1-M2-T3の3車体4台車の連接構造で、M2車にガスタービンエンジンを床上に搭載した。
  • 落成後、川越線伯備線[注 28]田沢湖線[注 29]などで、試験走行を繰り返したが、騒音や乗心地の問題に加え、折からのオイルショックによる原油価格高騰などで同エンジン車の量産を断念したため、試験走行も終了した。
  • しばらく米子機関区(現・後藤総合車両所運用検修センター)に留置後、鉄道技術研究所(現・鉄道総合技術研究所)に搬送された。のちに当センター本所にて保存され、以前は編成全体が保存されていた。
  • 2015年2月に車体のほとんどを解体し、それ以降は片エンド側運転席部分のみがカットボディとしてセンター正面奥に保存されている[52]

車両ではないが、スポーク車輪とEF58 154のナンバープレートをコンクリートに埋め込んだモニュメントが、センター本所内のEF63 13・EF60 47の左横に置かれて展示されている。

クハ185-110
  • 2022年に大宮総合車両センターで除籍・解体された185系C5編成のうちクハ185-110がカットモデル化された上でEF60 47の左に展示されている。

新幹線高架下[編集]

これらの車両は原則非公開の車両。これらの車両の一般公開実績は、鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェアの記事を参照。

344号供奉車[53]
  • 1986年度除籍。最終配置区:品川客車区(現・廃止)
  • 一等室(一人掛の回転椅子が並ぶ定員17人)と二等室(固定式腰掛を備える定員16人)の合造車である。
  • 旧・大宮工場時代の1932年3月に製造。除籍後から当センター本所で保存されている。
  • 1990年代前半にはよく一般公開で展示される車両だった。
オハ35 2001[54]
  • 1972年6月28日除籍。最終配置区:秋田運転区(現・秋田総合車両センター南秋田センター
  • 鋼製2軸ボギー三等客車で標準丸屋根(タイプA)。元はスハ33650として製造され、のちにオハ35 1に改番した。
  • 電気暖房を取り付けたことで、(元番号+)2000番台を名乗る。
  • 元々C58 239とともに岩手県盛岡市の県営交通公園に静態保存されていたが、同機の復活に伴い2012年12月に当センター本所に移送された[W 25]

ED16 10は、2015年2月頃解体されたと判明[W 26]。EF15 192およびEF80 36は、当項目の冒頭以降の2017年内に両機ともに解体された(詳細な月日は不明)[55]ため、後述の「#過去に保存・留置された車両##現存しない車両(解体などによる)」の項目に記述。

訓練施設[編集]

保存車ではないが、センター内の訓練施設に留置され、使用されている車両を示す[56]

クハ209-7

  • 2009年12月25日除籍。最終配置区:浦和電車区(現・さいたま車両センター)
  • 2012年10月より、センター内「大宮グローアップスクエア」の脱線復旧訓練所の訓練用車両として使用中。

クハ205-1、モハ204-1、モハ205-1

  • 3両とも、2009年9月30日除籍。最終配置区:京葉車両センター
  • 2011年9月29日に当センターに搬送[57]後、しばらく留置された[58]
  • 上記のクハ209-7と同様に、2012年10月から、センター内「大宮グローアップスクエア」の検修技能訓練所にて職員の検修技能アップのために使用されている。

過去に保存・留置した車両[編集]

過去当センター本所内に保存・留置された車両を下記に「移動した車両(他所で現存中)」「現存しない車両(解体などによる)」「現在鉄道博物館に展示されている車両」の3項目に分けて示す。所在時期や撤去・解体時期については、特記がなければ不明の車両。

凡例

  • ※ … JR貨物大宮車両所内の車両
  • 太字 … 他所で現存する車両
  • 斜字 … 解体された車両
  • 普通字 … 所在不明の車両

移動した車両(他所で現存中)[編集]

EF65 535(2009年一般公開時)
EF65 535(2009年一般公開時)
クモハ40054(青梅鉄道公園)
クモハ40054(青梅鉄道公園)

EF65 535

  • JR貨物高崎機関区に所属していた直流電気機関車。2011年の一般公開ののち、高崎へ回送されずに大宮車両所内で保管されていた[59]
  • 翌年2月12日に、同所で「EF65 535生誕45周年 ふれあい展示会」が開催されたのち[W 27]、同年の一般公開イベントで展示された。
  • 再び同所で保管後、2013年3月11日から12日にかけて東芝府中事業所へ譲渡された[W 28]

クモハ40054

  • 両運転台を備え、両妻面が平面(平妻)の車両。国府津電車区(現・国府津車両センター)に事業用車(牽引車兼職員輸送用)として在籍していた。JRに継承されたときは、イベント用として動態保存された。
  • 2000年12月に発生した京福電気鉄道の衝突事故の影響で、ブレーキの多重系統化ができない本形式は、営業線の走行が不可能となった[注 30]
  • 車籍を残したまま当センターで保管されたが、2006年4月2日に除籍となった。最終配置区:国府津車両センター[60]
  • その後当センターで整備を行い、2007年5月より青梅鉄道公園に展示されている[61]

現存しない車両(解体などによる)[編集]

EF58 93(2009年一般公開時)
EF58 93(2009年一般公開時)
EF60 510(2012年一般公開時)
EF60 510(2012年一般公開時)
EF80 36(2009年一般公開時)
EF80 36(2009年一般公開時)
ED62 17(2007年一般公開時)
ED62 17(2007年一般公開時)
クモハ300-4(ニューシャトルの車窓から)
クモハ300-4(ニューシャトルの車窓から)

ED16 4 [62]

  • 1984年6月19日除籍。最終配置区:立川機関区(現・廃止)
  • 1945年9月6日に、中央本線笹子駅にて機関士・助士ともに居眠りし駅折返し線に突入、車止めを突破し岸壁に激突する事故を起こす[63]
  • 翌年9月16日より一休、1950年3月28日甲修繕終了一休解除。その後も度々事故を起こした[63]
  • ED16形18両の中で最後に除籍された[64]。除籍後当センターにて保存。
  • 1996年頃まで所在した[65]

ED16 10

  • 1983年7月16日除籍。最終配置区:立川機関区(現・廃止)
  • 新製配置は東京機関区。1931年10月末から11月13日にかけて、大宮工場で雪掻装置(スノープロウ)を取り付けた[66]
  • 1983年3月26日・27日に「ED16お別れ団体列車」を新宿 - 御嶽間で運転[注 31]、編成はED16 10+12系6両[67]
  • 2006年を最後に、一般公開に展示されなくなった[68]
  • そのまま新幹線高架下の北部留置線に留置されていたが、2015年2月頃解体された[W 26]

ED62 17

  • 2002年3月29日除籍。最終配置区:篠ノ井総合鉄道部(現・塩尻機関区篠ノ井派出
  • 1996年に運用廃止後、2002年に除籍されるまで篠ノ井総合鉄道部に在籍した2両のうちの1両。
  • 晩年の貨物更新色から1996年11月の一般公開時に標準色に塗り直された[69]
  • しばらくはJR貨物大宮車両所北に留置されていたが、2021年3月上旬頃に解体された[70][注 32]

EF15 192

  • 1985年11月20日除籍。最終配置区:八王子機関区(現・廃止)[71]
  • EF15形の最終グループ(1958年度第2次製造)の41両のうちの1両[72]
  • 甲府機関区(現・廃止)所属時代には、同僚の198+196号機との3重連牽引の「EF15三重連の旅、新宿駅100周年記念号」、1983年3月には中央本線で「EF15スイッチバックの旅」と銘打った団体臨時列車が運転された[73]
  • 2000年代前半までは、一般公開時によく展示されていた。
  • 2017年内にセンター本所内にて解体された[55]

EF58 65 [62]

  • 1980年2月11日除籍。最終配置区:宇都宮運転所[74]
  • 1975年3月に、広島工場(現・広島車両所)から出場する際に取付けられた左右一体型の前面庇が特徴[75]
  • この前面庇は、当時EF66形0番台 (5 - 7, 13 - 17) に取付けられたものと同仕様のものだった[75]

EF58 93

  • 1985年7月26日除籍。最終配置区:新鶴見機関区[76]
  • 当センターに搬入後「青大将」塗装に塗り直された[注 33]
  • 当時の工場長の発案で、本機を体験操縦運転用に抜擢し、試運転線にてそのイベントを実行する計画であった[注 34][77]
  • 一般公開時には、他の同形機(現役車も含む)とともによく展示されていた。
  • 2013年の開催を最後に展示されなくなり、2016年11月末に解体された[77]

EF58 125

  • 1985年9月30日除籍。最終配置区:下関運転所(現・下関総合車両所運用検修センター[78]
  • 元は、車体ブルー&前面下部クリーム塗装の標準塗装だったが、引退後茶色塗装になっていた[79]
  • 2001年11月に解体された[62]

EF60 510

  • 1986年2月3日除籍。最終配置区:高崎第二機関区(現・高崎機関区)[80]
  • EF58形の置換え用として、20系客車寝台特急牽引機用に製造されたグループの中の1両。
  • 1990年代前半には、一般公開によく展示されていたが、それ以降は長らく展示されなかった。
  • 2011年5月に、センター内で整備されていることが確認され[81]、同年10日15日にきれいな姿で公開された。
  • 2013年の開催を最後に展示されなくなり[82]、2016年12月に解体された[83]

EF65 59 [62]

  • 1998年12月2日除籍。最終配置区:高崎機関区(JR貨物)
  • 2004年5月の一般公開時に大宮車両所内で展示。前面のナンバーが赤色で、塗装が1エンド側下部が黄色、2エンド側がクリーム色とそれぞれ違っていた[84]

EF80 36

  • 1986年1月18日除籍。最終配置区:田端機関区(現・田端運転所[85]
  • 常磐線取手以北が交流電化したことに伴って登場した、客貨両用の交直両用電気機関車。同線や水戸線などで活躍した。
  • 本機は1次形貨物用に分類されるが、貨物列車だけでなく客車列車も牽引した。
  • 毎年開催される一般公開でよく展示される車両であったが、2013年を最後に展示されなくなった[82]
  • 2017年内にセンター本所内にて解体された[55]

EF81 24

  • 2007年6月1日除籍。最終配置区:富山機関区(JR貨物)
  • 同機関区に保留車扱いで在籍中、JR貨物大宮車両所の車庫に留置されていた[86]

モハ113・112-1506[注 35]

  • 2両とも2006年1月13日除籍。最終配置区:国府津車両センター
  • 元国府津車両センター配置K48編成の2・3号車に組み込まれていた電動車ユニット。
  • 2006年と2007年の一般公開時では、休憩所代わりとして使用された[87][88]

クモハ300-4 [89]

  • 2003年6月25日除籍。最終配置区:三鷹電車区(現・三鷹車両センター
  • 他車が解体される中、301系唯一の現存車となった。
  • 除籍以降、一時訓練施設で上記のモハ113・112-1506とともに、職員の検修技能アップのために使用された。
  • 2012年10月に車両を205系(クハ205-1、モハ204-1、モハ205-1)に変えたため、北部留置線に留置されていた。

スハフ42 2174

  • 1985年6月11日除籍。最終配置区:水戸機関区(現・廃止)[90]
  • 戦後形と呼ばれる鋼製2軸ボギー三等緩急客車。電気暖房装置設置の改造を受けたため、元番号に2000が加えられた。
  • 1990年代前半は状態もよく、一般公開時によく展示されていた。
  • 2012年度まで所在した[91]

スハ43 2249・2359

  • 2249:1980年1月21日除籍。最終配置区:尾久客車区(現・尾久車両センター)、2359:1984年7月20日除籍。最終配置区:水戸機関区[92]
  • 2両とも鋼製2軸ボギー三等客車。上記のスハフ42 2174同様の、電気暖房装置設置の改造車。
  • 2249は、ほとんど一般公開などで展示されなかった。
  • 2359は、PR用として片側だけ塗装され[注 36]、1990年代は大宮駅ホーム近くに展示されていた[93]
  • 2359は、2012年度まで所在した[94]

ソ301

  • 2001年6月14日除籍。最終配置区:田町電車区(現・東京総合車両センター田町センター)
  • 2両新造された橋桁架設用の超大型操重車。もう1両のソ300は、現在は横川の碓氷峠鉄道文化むらに保存展示。
  • 2001年5月の一般公開時に車籍を残した状態で公開され[95]、そのまま当センターで保管された。
  • 2016年12月に解体された[96]

鉄道博物館に展示されている車両[編集]

ED17 1(センター内保存時)
ED17 1(鉄道博物館)
ED4010(センター内での展示)
ED4010(鉄道博物館)
EF58 89(センター内保存時)
EF58 89(鉄道博物館)
DD13 1(センター内保存時)
DD13 1(鉄道博物館)
クモハ40074(センター内保存時)
クモハ40074(鉄道博物館)

ED17 1 [97][98]

  • 1970年11月30日除籍。最終配置区:甲府機関区(現・廃止)
  • イギリスから輸入された電気機関車を種車に1930年(昭和5年)に改造された車両。晩年は、身延線の貨物列車牽引に使用されていた。
  • 除籍後、上記の機関区に保管されていたが、1972年4月に山梨県甲府市の舞鶴城址公園に搬入され静態保存されていた。
  • 同公園の改修に伴い、1997年9月にJR東日本に引き取られた。同センターで現役時代の姿に整備復元され、2000年10月28日の一般公開時に展示された。
  • その後、同年から鉄道博物館へ譲渡された2007年まで毎年一般公開で展示された。

ED4010[45]

  • 1947年1月14日除籍。最終配置区:横川機関区(のちの横川運転区→廃止)
  • 10号機が、1948年9月8日に東武鉄道へ譲渡。その後ED4002→ED602と改番され、日光軌道線で使用された。
  • 1968年3月除籍。同年9月に譲渡先から寄贈され、同年10月14日に準鉄道記念物の指定を受けている[43]
  • 1972年以降は、同じく準鉄道記念物指定のD51 187とともにセンター本所正門横に展示された後、2007年10月14日以降は鉄道博物館で展示保存されている。

EF58 89[注 37]

  • 1999年10月8日除籍。最終配置区:田端運転所[47]
  • 同年の一般公開時に、車体ブルー&前面下部クリーム塗装の標準塗装に塗りなおされた[99]
  • その後再び茶色塗装になり、2007年10月14日以降は鉄道博物館にて展示中。

DD13 1[注 26]

  • 1984年6月11日除籍。最終配置区:品川機関区(現・廃止)[48]
  • 国鉄の入換機用ディーゼル機関車の標準型として製造されたDD13形のトップナンバー。
  • 同センターで保存され、2007年5月の一般公開の後、鉄道博物館へ搬入された。
  • 2017年3月18日に、館内リニューアルの第1弾として、本館北側の「野外車両展示スペース」を拡張し、同機はキハ11形と縦列に展示されている[100]

クモハ40074

  • 2007年9月10日除籍。最終配置区:国府津車両センター
  • 両運転台を備え、両妻面が半流線型の車両。一度国鉄分割民営化直前の1987年3月31日に除籍[101]されていたが、1988年に車籍復活した[102]
  • クモハ40054と同様に国府津電車区に在籍していたが、前述の事故の影響で、この車両もブレーキの多重系統化ができないことから本線上を走行できなくなったため、当センターで保管された。
  • 車籍を残したまま何度か一般公開時に展示された。2007年5月26日の一般公開の後、鉄道博物館へ搬入された[103]

クハ103-713[注 38]

  • 2005年11月22日除籍。最終配置区:京葉車両センター
  • 元京葉車両センター302編成の先頭車で、センター北の解体線跡に留置されていた。
  • 2006年5月の一般公開で展示された後[104]、翌年に車体を半分に切断されたうえで鉄道博物館内に搬入され、館内の「ラーニングゾーン」1Fの「駅構内ラボ」にて駅構内の業務体験に使用された[105]
  • 2017年4月27日に「ラーニングゾーン」1Fが「キッズプラザ」「キッズカフェ」にリニューアルされ、同車は車体全体を白く塗られ、過去首都圏で走行していた各線のラインカラーの水玉模様を配したカラフルなデザインに塗り替えられた[100]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2013年(平成25年)までは「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」。
  2. ^ 2000年(平成12年)までは、10月14日の鉄道の日前後の開催。2001年 - 2019年は5月第4土曜日に開催。
  3. ^ 宇都宮線下り電車は高崎線との分岐点まで。
  4. ^ ニューシャトルの大宮行き列車が一番見やすく、東北新幹線からだと高架の真ん中を走るため、見にくくなる。
  5. ^ 東京起点:30.1 km付近。
  6. ^ 大宮駅橋上駅舎「エキュート大宮」の真下にあり、新幹線ホームに一番近い方。
  7. ^ 普段はここに保存車両を留置している。
  8. ^ その間、用途廃止となった蒸気機関車が大宮工場でも数多く解体された。
  9. ^ 新小岩は主に貨車を、橋本は主に気動車用エンジン・エアコンなどの部品と自動車(バス・トラック)などを担当した。
  10. ^ a b 八高線(高崎運転所→現・ぐんま車両センター)、久留里線(幕張電車区木更津支区→現・幕張車両センター木更津派出)、烏山線宇都宮運転所、2017年まで)
  11. ^ この年には、鉄道模型シミュレーションゲーム「ガタンゴトン」の製作に協力する。縦約25m×横約8mの世界最大級のジオラマで、制作費約8,000万円で製作した。
  12. ^ 現在は閉鎖。
  13. ^ 本来はE653系以降であるが、E653系は当センターでは検査を行っていない。
  14. ^ 2015年3月14日に担当総合車両センターが長野から当センターへ移管した。
  15. ^ このように大手私鉄の車両がJRグループの車両工場での改造工事を行うのは異例。2017年以降も随時進行中。2018年5月入場の4065Fで入場は終了した。なお、改造工事の施工はJR東日本ではなく、総合車両製作所が担当した。
  16. ^ 工16番分岐 - 工27番分岐までは、東通行線という別称がある。
  17. ^ 蒸気機関車などの加減速に距離が必要な車両は、工19番分岐と工20番分岐の間を起点とする場合もある。
  18. ^ 高崎線は、湘南新宿ラインからの列車ならほぼ全体を見ることができるが、東京駅・上野駅方面からの列車は、途中で宇都宮線をアンダークロスするため、一部は見えない。川越線は、鉄道博物館手前で地上に出た後で見ることができる。
  19. ^ 東急車輛製造の鉄道車両事業を、2012年4月2日に買収・子会社化した総合車両製作所(J-TREC)と一本化するため、2014年4月1日に譲渡し発足した事業所。
  20. ^ これはDD16形本来のボンネット横の白帯省略形ではなく、DE10形やDD51形と同様に白帯がボンネット全体に周っているもの。
  21. ^ この2両は、いずれも車籍のない機械動車扱い。
  22. ^ 主に越中島貨物駅からのレール運搬の工臨など。
  23. ^ 以前は、ED4010と一緒に展示され、センター側を植栽で、道路側を柵で囲み屋根なしだった。
  24. ^ 青大将塗装。
  25. ^ 運転台への入室は不可。
  26. ^ a b 茶色塗装。
  27. ^ 一般公開日には運転台が開放される。
  28. ^ この路線が投入路線候補だった。
  29. ^ 耐寒耐雪試験を実施した。
  30. ^ この事故を受けて国土交通省が、ブレーキ系統の多重化等の対策を全国の鉄道事業者に指示したため。
  31. ^ 「さよなら ED16 東京西局」のヘッドマークを取り付けていた。
  32. ^ 解体前、前面に惜別マークが掲げられていた写真が『鉄道ファン2021年6月号』p.32に掲載された[70]
  33. ^ 上部淡緑色(淡緑5号)に下部黄色(黄1号)。
  34. ^ そのイベントは、分割民営化を前に終了した。
  35. ^ 所属表記も「横コツ」から「宮オオ」に変更された。
  36. ^ 「JR東日本 ゆったりらくらく鉄道旅行 素敵な車両を皆様に大宮工場」と側面いっぱいにペイントされていた。
  37. ^ 茶色塗装・前面ひさし付き。
  38. ^ 所属表記が「千ケヨ」から「宮オオ」に変更されている。

出典(書籍など)[編集]

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  2. ^ 祖田圭介 『鉄道ファン』2004年1月号 特集:短絡線ミステリー7「車両工場へのルート」 交友社 p.19
  3. ^ 土屋武之 『鉄道ダイヤ情報』2013年1月号 特集:現代の車両基地車両工場 交通新聞社 p.22
  4. ^ 山岡郁夫「JR東日本 大宮総合車両センターの概要」『鉄道ピクトリアル 【特集】ターミナルシリーズ上野』第56巻11号(通巻第782号)、電気車研究会、2006年11月、60頁。 
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  6. ^ 土屋武之 『鉄道ダイヤ情報』2013年1月号 特集:現代の車両基地車両工場 交通新聞社 pp.21, 25
  7. ^ 『鉄道ファン』2008年1月号 交友社 「10月14日オープン 鉄道博物館」 p.67
  8. ^ 開田正夫「JR各社主要工場の概要 JR東日本 大宮工場」『鉄道ピクトリアル 【特集】 JR各社の車両工場』第50巻9号(通巻第690号)、電気車研究会、2000年9月、45頁。 
  9. ^ 開田正夫「JR各社主要工場の概要 JR東日本 大宮工場」『鉄道ピクトリアル 【特集】 JR各社の車両工場』第50巻9号(通巻第690号)、電気車研究会、2000年9月、44頁。 
  10. ^ 祖田圭介 『鉄道ピクトリアル』2006年11月号 【特集】ターミナルシリーズ上野 電気車研究会 「上野駅をめぐる線路配線 今昔」 p.51
  11. ^ a b c d 松平 乘昌 ふくろうの本『図説日本鉄道会社の歴史』 河出書房新社 p.86
  12. ^ a b 松平 乘昌 ふくろうの本『図説日本鉄道会社の歴史』 河出書房新社 p.89
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  16. ^ 藤田吾郎 『RM LIBRARY 192 国鉄工場めぐり(上)』 「新小岩車両センター」 p.37
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出典(Web記事)[編集]

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参考文献[編集]

センター本所・東大宮センター関係[編集]

鉄道ピクトリアル
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鉄道ファン
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  • ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』交通新聞社〈各年冬・夏号〉、「東日本旅客鉄道の各車両基地の車両編成」のページ頁。  
  • ジェー・アール・アール編『JR気動車客車編成表』交通新聞社〈各年号〉、「東日本旅客鉄道」、「リゾートトレイン編成表」、「JR工場一覧表」のページ頁。 
  • 松平 乘昌『図説日本鉄道会社の歴史』河出書房新社〈ふくろうの本〉、86, 89頁。 

保存車他[編集]

JTBキャンブックス
  • 白川淳『全国保存鉄道』JTB〈JTBキャンブックス〉、各ページ頁。 
  • 白川淳『全国保存鉄道II 保存車全リスト3700両』JTB〈JTBキャンブックス〉、各ページ頁。 
  • 白川淳『全国保存鉄道III 東日本編』JTB〈JTBキャンブックス〉、各ページ頁。 
イカロスMOOK
  • 笹田昌弘『国鉄&JR保存車大全 日本全国全カテゴリー1312両』イカロス出版〈イカロスMOOK〉、「保存車ガイド」、「保存車リスト2012」 各ページ頁。 
  • 笹田昌弘『国鉄&JR保存車大全 2015-2016 国鉄・JR車の全カテゴリー1340両を完全網羅』イカロス出版〈イカロスMOOK〉、「保存車リスト」 各ページ頁。 
  • 笹田昌弘『保存車大全コンプリート 3000両超の保存車両を完全網羅』イカロス出版〈イカロスMOOK〉、各ページ頁。 

その他

  • 白川淳『鉄道ピクトリアル 2013年8月号別冊 鉄道博物館データブック』電気車研究会、59頁。 
  • 沖田祐作『機関車表 フルコンプリート版』ネコ・パブリッシング〈DVDブック〉、各ページ頁。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]