堀口忠彦
ほりぐち ただひこ 堀口 忠彦 | |
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プロフィール | |
別名義 | とこいった |
生年月日 | 1943年4月6日 |
出身地 | ![]() |
没年月日 | 2025年2月17日(81歳没) |
職業 | |
所属 | スタジオ プッぺ |
活動期間 | 1963年 - 2025年 |
ジャンル | アニメーション |
代表作 | アニメーション みんなのうた 『コンピュータおばあちゃん』 おかあさんといっしょ 『ふたりはなかよし』(監督)『やんちゃるモンちゃ』(監督) |
公式サイト | 堀口忠彦の世界 |
その他 | |
堀口 忠彦(ほりぐち ただひこ、1943年〈昭和18年〉4月6日 - 2025年〈令和7年〉2月17日[1])は、日本の映像作家、アニメーターである。大阪府出身。「とこいった」名義で活動することもある。
『おかあさんといっしょ』や『みんなのうた』などのアニメーションを多く手掛けるほか、クロネコヤマト(ヤマトホールディングス)の「クロネコ・シロネコ」初代キャラクターデザイナーとしても知られる[2][3]。
略歴・人物
[編集]高校卒業後、画家を目指し美術塾に入塾。20歳の時にアニメ制作プロダクション(プッペプロダクション)でアルバイトを始め、23歳の時に上京。
プッペプロダクション、虫プロダクションを経て、26歳でフリーのアニメーターになった。
別名義の「とこいった」は、本人がスポーツ好きで活動的な事から、よく所在不明になり「どこ行った」と言われたのが由来。
同じアニメーターの高橋良輔が立ち上げた創作集団「あかばんてん」に、やすみ哲夫、岩崎治彦、西田稔と共に参加していた[1]。
2025年2月17日、死去。訃報は、同年5月19日に展覧会を開催していたHBギャラリーより発表された[1]。
作品
[編集]みんなのうた
[編集]- 自動車になったカメの歌(1973年8月・9月放送)
- ゆかいなめざまし時計(1974年4月・5月放送)
- ひげなしゴゲジャバル(1974年6月・7月放送)
- 動物園へ行こう(1975年2月・3月放送)
- へのへのもへじ(1976年12月・1977年1月放送)
- 虫歯のこどもの誕生日(1978年10月・11月放送)
- ホロスコープ〜あなたの星座〜(1978年12月・1979年1月放送)
- 進め!しんじ君(1979年6月・7月放送)
- 展覧会で逢った女の子(1980年6月・7月放送)
- シャッキシャキの転校生(1980年12月・1981年1月放送)
- いっトイレ(1981年10月・11月放送)
- コンピューターおばあちゃん(1981年12月・1982年1月放送)
- せんせ ほんまにほんま(1982年8月・9月放送)
- おこるよ!(1983年4月・5月放送)
- こだぬきポンポ(1983年12月・1984年1月放送)
- しあわせのうた(1984年10月・11月放送)
- 雪祭り(1984年12月・1985年1月放送)
- ケンちゃん(1985年8月・9月放送)
- ふたりは80才(1986年8月・9月放送)
- おじいちゃんの子守唄(1987年2月・3月放送)
- 転校生は宇宙人(1988年6月・7月放送)
- おばあちゃんの宝もの(1989年6月・7月放送)
- そわそわカレンダー(1992年6月・7月放送)
- お年玉(1997年12月・1998年1月放送)
- ぼくら まちボウズ!(1998年10月・11月放送)
- むかしトイレがこわかった!(2000年8月・9月放送)
- 2002年ばあちゃん音頭(2002年4月・5月放送)
- ハワイアン・ロックンロール(2003年8月・9月放送)
- クロ(2005年12月・2006年1月放送)
- ねっこ君(2006年12月・2007年1月放送)
- I'm here with you(2009年6月・7月放送)
- 忍者ネギ蔵(2010年2月・3月放送)
- なぜ(2012年2月・3月放送)
- しりとりマンボ(2012年12月・2013年1月放送)
- ゆきだるまかぞく(2014年12月・2015年1月放送)
おかあさんといっしょ
[編集]月の歌(アニメーション)
[編集]- しまうまグルグル
- に・て・る
- ハオハオ
- あめふりりんちゃん
- ねこのひげ
- おうちにかえろう
- ゆきだるまのルー
- ぎゅーっはかせ
ミニ・アニメ
[編集]- ふたりはなかよし(1991年度 - 1993年度)
- ふしぎなあのこはすてきなこのこ(1994年度 - 1996年度)
- やんちゃるモンちゃ(1999年度 - 2001年度)- 監督・絵コンテ・色指定
- ともだち8にん(2011年度 - 2018年度)- 監督
- へんてこライオン(2018年度 - 2020年度、以後不定期で放送)
CM
[編集]- ヤマト運輸
- 全国農業協同組合連合会 - ヨープレイト
- メルセデス・ベンツ
- 公共広告機構(現:ACジャパン)
- 「言葉が、凶器になる」(1979年度教育問題キャンペーン) - アニメーション
- 「ちょボラ」(2001年度ボランティア推進キャンペーン)- マスコット人形デザイン
参加作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- まんが世界昔ばなし
- 「おじぞう様の赤い目」
- まんが日本昔ばなし
- 「泉長者」
- 「太陽を射るモグラ」
- 「帯よし笠よし身なりわるし」
- 「頭にカキの木」
- 「初夢長者」
- 「クラゲの骨なし」
- 「太郎、二郎、三郎」
- 「味噌すりと武士」
- 「十二支の由来」
- 「磯右ヱ門」
- 「にんじんとごぼうとだいこん」
- 「ねずみの嫁入り」
- ビッグX(1964年 - 1965年)- 作画[4]
- ろぼっ子ビートン(1976年 - 1977年) - オープニング・エンディングアニメーション
- うる星やつら(1984年 - 1985年) - オープニング・エンディングアニメーション
- 「Chance on Love」「Open Invitation」※第128回 - 第149回
- ドラえもん「ナルケマレバンガカピカッピ」 - アニメ
劇場アニメ
[編集]テレビ番組
[編集]OVA
[編集]- ザ・チョコレート・パニック・ピクチャー・ショー
その他
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- ルドルフとイッパイアッテナ - 絵
脚注
[編集]- ^ a b c HB GALLERY [@HBGALLERY] (2025年5月19日). "あかばんてんのメンバーの1人で、昨年秋にもココファームワイナリーの収穫祭でお世話になった堀口忠彦さんが、2月17日に旅立たれました。". X(旧Twitter)より2025年5月19日閲覧。
- ^ “堀口忠彦個展「おもてなし薬局青山店」”. Blog. HBギャラリー (2016年9月1日). 2025年5月19日閲覧。
- ^ 「ヤマト、キャラクターを28年ぶりリニューアル」『産経新聞』2019年10月23日。2025年5月19日閲覧。
- ^ “ビッグX”. 手塚プロダクション. 2025年5月20日閲覧。
- ^ “クレオパトラ”. 手塚プロダクション. 2025年5月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 堀口忠彦(アニメーター) (@holy__55) - X(旧Twitter)
- 堀口忠彦(Tadahiko Horiguchi)/とこいった (@tadahiko_horiguchi) - Threads
- 堀口忠彦(Tadahiko Horiguchi)/とこいった (@tadahiko_horiguchi) - Instagram
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