姫川温泉

姫川温泉
葛葉峠から見下ろす
温泉情報
所在地 新潟県糸魚川市長野県北安曇郡小谷村
交通 鉄道 : 西日本旅客鉄道大糸線平岩駅下車徒歩約10分(新潟県側)、徒歩約5分(長野県側)
泉質 炭酸水素塩泉塩化物泉
泉温(摂氏 54.4 °C
湧出量 毎分1,500L
特記事項 泉温、湧出量は新潟県側のみ記載
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姫川温泉(ひめかわおんせん)は、姫川県境を挟んで新潟県糸魚川市(旧国越後国)と長野県北安曇郡小谷村(旧国信濃国)にある温泉

泉質[編集]

小谷村観光連盟ウェブサイトによる[1]

施設名 泉質
朝日荘 含硫黄ーナトリウムー塩化物、炭酸水素塩温泉
白馬荘 含硫黄ーナトリウムー塩化物、炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
瘡の湯 ナトリウム・カルシウムー塩化物、炭酸水素塩温泉(低張性中世高温泉)
翠泉閣 ナトリウム、塩化物、炭酸水素塩泉

温泉地[編集]

新潟県側に1軒のホテル、長野県側に2軒の旅館と1軒の日帰り入浴施設が存在する。3軒のホテル・旅館とも日帰り入浴が可能。

歴史[編集]

1958年に、真那板山下の姫川沿いの源泉を2km引湯して開業した。開業当初は8軒の宿泊施設やバーがあり、遊芸人も多くいてかなり賑わっていた。その後、火災による廃業者が出たり、風俗営業の厳しい取り締まりもあって、予想した伸びは見られなかった。集客の為に1963年12月23日に宝生スキー場が開設された[2]が、それも1976年3月で廃止となった[3]。かつては『姫川猛獣パーク』も所在していたが、そちらも閉鎖済みである[4]

1997年7月31日にホテル国富の新築起工式が挙行され[5]、同年12月27日7.11水害の被害からの復旧が完了した[6]

温泉地周辺[編集]

アクセス[編集]

平岩駅

脚注[編集]

  1. ^ おたりの温泉 姫川温泉”. 小谷村観光連盟. 2022年5月21日閲覧。
  2. ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)28ページ。
  3. ^ 『糸魚川市史 昭和編 資料集』(2007年3月31日、糸魚川市発行)120頁。
  4. ^ 『糸魚川市史 昭和編 資料集』(2007年3月31日、糸魚川市発行)128頁。
  5. ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)65ページ。
  6. ^ 『小谷村勢要覧資料集2018』(小谷村発行)41頁。

外部リンク[編集]