富士アドシステム

株式会社富士アドシステム
Fuji Ad. Systems Corp.
種類 株式会社
略称 富士アド
本社所在地 日本の旗 日本
102-0083
東京都千代田区麹町4丁目5番地
KSビル
設立 1954年(昭和29年)6月1日
業種 サービス業
事業内容 広告の企画立案、各種制作。
イベント・マーケティングリサーチ・
編集・出版などの企画実施
代表者 小松英士郎(代表取締役社長)
資本金 5千万円
売上高 112億8千万円
(2006年3月期)
従業員数 107名
主要株主 フジテレビジョン 26%
ニッポン放送 14%
日本精工 10%
サッポロホールディングス 10%
丸紅 10%
芙蓉総合開発 10%
平成ビルディング 7.5%
ヒューリック 5%
みずほ銀行 5%
みずほ信託銀行 2.5%
(2007年3月1日現在)
テンプレートを表示

株式会社富士アドシステム(ふじアドシステム、Fuji Ad. Systems Corp.)はかつて存在した日本の広告代理店である。フジサンケイグループ芙蓉グループの共同出資によって運営されていた。

2007年(平成19年)10月1日に、同じくフジサンケイグループの広告代理店であるビッグショットフジサンケイアドワークティーコムコーポレーションと合併し、クオラスとなり解散。

概要[編集]

創業のきっかけは、1954年(昭和29年)7月のニッポン放送開局。民放ラジオの黎明期にあたり、広告出稿が期待されたことから取扱広告代理店第1号として設立された。

1962年(昭和37年)に芙蓉グループが資本参加するが、フジサンケイグループと芙蓉グループは旧富士銀行(現・みずほ銀行、みずほコーポレート銀行)などを通して友好関係にあった。

例えば、

  • フジテレビのメインバンクは、現在もみずほ銀行である。
  • FNSチャリティーキャンペーンにおける募金振込先はみずほ銀行東京中央支店(旧富士銀行本店)である。
  • 以前フジテレビでは芙蓉グループ提供の番組「感動エクスプレス」「満足!迷い旅」を放送していた。
  • みずほ銀行関連の業務が多く、「みずほ連携室」という専門部署が設置されていた(クオラスとなった現在でも設置されている)。

などである。

沿革[編集]

  • 1954年(昭和29年)6月1日 - 株式会社共栄広告社(きょうえいこくこくしゃ)を設立。
  • 1962年(昭和37年)
    • 2月 - 芙蓉開発株式会社の資本参加を取得、同時に社名を株式会社芙蓉エージェンシー(ふようエージェンシー)に変更。
    • 12月 - 社名を株式会社フヨーエージェンシーに変更。
  • 1970年(昭和45年)11月 - 社名を株式会社富士アドシステムと改める。
  • 1986年(昭和61年)4月 - 芙蓉懇談会に加盟。
  • 2007年(平成19年)10月1日 - ビッグショット、フジサンケイアドワーク、ティーコムコーポレーションと合併し、解散。

外部リンク[編集]