岩波ブックレット

岩波ブックレット(いわなみブックレット)は、岩波書店出版している小冊子のシリーズ。

概要[編集]

「はじめの一歩、初めの一冊」をキャッチフレーズとして、1982年4月20日に創刊[1][2]、当時は「紙つぶて」を作っていた[2]。第1号は「反核 ―私たちは読み訴える 核戦争の危機を訴える文学者の声明」[3]である。

1冊あたりの販売価格は、平均すると500円前後である。またページ数は、平均的に70ページ前後である。内容としては、憲法平和人権環境などがテーマとなっているものが多い。

2012年に創刊30周年を記念にロゴマークを出し、藤原ヒロコ1972年 - )[4]の「もぐら」が決まった[5]

2019年5月に1000号を達成。タイトルは瀬畑源の「公文書管理と民主主義」である[6]

品切れ絶版になった「戦後史にみるテレビ放送中止事件」は、「放送中止事件50年 ―テレビは何を伝えることを拒んだか―」と改題され、メディア総合研究所・編として花伝社で復刊している。

脚注[編集]

  1. ^ 『岩波書店七十年』(1987年3月27日、岩波書店発行)755頁。
  2. ^ a b ブック・アサヒ・コム(2012年7月4日)[リンク切れ]
  3. ^ ブログ(2006年9月8日)
  4. ^ 藤原ヒロコイラストレーション
  5. ^ 藤原ヒロコ イラスト仕事
  6. ^ 岩波書店

関連項目[編集]

外部リンク[編集]