工学研究科

工学研究科(こうがくけんきゅうか、英称The Graduate School of Engineering)は、 日本の大学院研究科のうち、工学に関する高度な教育・研究を行う機構の1つである。

概要[編集]

主に、工学部の上位に連続した形で設置される。工学部における工学の基礎教育を踏まえた上で、より専門的で高度な教育研究を行う。博士前期課程(修士課程)および博士後期課程(博士課程)あるいはそれに相当する課程で構成される。学位は、修士課程は修士(工学)を、博士課程は博士(工学)を修めることができる。教育組織は、標準修業年限5年の博士課程で構成され、博士前期課程修士課程として取り扱われる、標準修業年限: 2年)および博士後期課程(標準修業年限:3年)に区分されているものが多い。

工学系研究科という名称の研究科が設置されているが、講座研究室の開設、分野や教育組織などの構成については工学研究科とほぼ同様である。

分野[編集]

工学研究科の取り扱う内容としては、機械電気化学建築土木情報などの基礎分野ほか、生物学医学農学音響芸術などの分野にも関わることがある。

大学院大学[編集]

工学研究科を置く大学[編集]

国立[編集]

東日本
西日本

公立[編集]

私立[編集]

東日本


西日本

工学系研究科と冠する名称を置く大学[編集]

関連項目[編集]