庄内映画村

庄内映画村株式会社
Shonai Eigamura co,ltd.
庄内映画村のオープンセット
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
997-0158
山形県鶴岡市羽黒町松ヶ岡字松ヶ岡29
松ヶ岡開墾場内
設立 2006年7月7日
業種 情報・通信業
法人番号 7390001008253 ウィキデータを編集
事業内容 映画撮影所
代表者 破産管財人 犬塚晴夫[1]
外部リンク M&N CO株式会社(現在の運営者)
特記事項:2020年11月12日破産手続開始決定
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庄内映画村(しょうないえいがむら)は、山形県鶴岡市にあった映画スタジオ。前運営者が破産手続き中のため、運営者がM&N COへ変わり、スタジオセディック庄内オープンセットとして営業中である。

概要[編集]

映画撮影の誘致・支援を目的に2006年に設立[2][3]

土地建物の保有は映画製作会社セディックインターナショナルである。管理・運営は地元企業の出資で作られた「庄内映画村株式会社」が行っていた。

映画監督黒土三男の作品『蟬しぐれ』製作時、もともとIT企業の社長であった宇生雅明がスタッフに参加し、そのまま庄内地方の住民や企業の後援を得て、羽黒町月山山麓に位置する88ヘクタールの敷地をセディック側が購入し、時代劇オープンセットとして整備した。2009年からは観光施設として一般公開し、庄内映画村株式会社がセディックから運営を受託して営業していた。

しかし、客足が伸びず設備投資を回収できない経営が続いていたことから、2014年、オープンセットの管理運営を別会社「M&N CO株式会社」に譲渡し[4][2]、施設名もスタジオセディック庄内オープンセットに変更し営業を継続する[3]。庄内映画村株式会社は「資料館」の運営のみを行う体制になった。

2020年10月16日、自己破産の手続の準備に入っていることが報じられ[2]、同年10月30日に山形地方裁判所鶴岡支部へ破産を申請[5]。同年11月12日に山形地方裁判所鶴岡支部から破産手続開始決定を受けた[1]。負債額は2020年2月期末時で2億7800万円[3]

運営していた施設[編集]

庄内映画村資料館
国の史跡「松ヶ岡開墾場」の大室を借りている。撮影された映画の小道具や各種資料が展示されていた。2019年12月に閉館[2]
庄内映画村オープンセット
時代劇における、市街地以外のシーンに必要なセットが建てられている。「漁村」「農村」「宿場町」「山間集落」などの各ロケーションを擁する。2010年には映画『おくりびと』のロケ地でもある山形県内最後の銭湯「鶴乃湯」(2009年廃業)が当施設内に移築された。

撮影協力を行った作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

バラエティ[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]