探偵 左文字進

西村京太郎サスペンス
探偵 左文字進
ジャンル テレビドラマ
原作 西村京太郎
脚本 横澤丈二(第16作)
監督 池澤辰也(第11作 - )
出演者 水谷豊
戸田恵子(第9作 - )
西田健
布施博(第9作 - )
エンディング 水谷豊「エンジェルSTREET」
製作
プロデューサー 森下和清(テレパック)
山後勝英(テレパック)
制作 TBS
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
第1作 - 第2作
(月曜ドラマスペシャル)
放送期間1999年11月15日 - 2000年4月17日
放送時間月曜 21:00 - 22:54
放送枠月曜ドラマスペシャル
放送分114分
回数2
第3作 - 第9作
(月曜ミステリー劇場)
放送期間2001年5月14日 - 2004年5月10日
放送時間月曜 21:00 - 22:54
放送枠月曜ミステリー劇場
放送分114分
回数7
第10作 - 第16作
(月曜ゴールデン)
放送期間2006年7月10日 - 2013年4月15日
放送時間月曜 21:00 - 22:54
放送枠月曜ゴールデン
放送分114分
回数7
月曜ゴールデン
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探偵 左文字進』(たんてい さもんじすすむ)は、1999年から2013年までTBS系で放送されたテレビドラマシリーズ。全16回。原作は西村京太郎で、主演は水谷豊

放送枠は「月曜ドラマスペシャル」(第1作・第2作)、「月曜ミステリー劇場」(第3作 - 第9作)、「月曜ゴールデン」(第10作 - 第16作)。

概要[編集]

主人公の左文字進は西村京太郎の複数の推理小説に登場する私立探偵である。

第9作から麻生史子と矢部警部の配役が変更になった。

2011年7月18日に放送された第15作が撮影中の2011年4月25日に田中実が亡くなり、彼の遺作(テレビで最後の出演作品)となった。

原作とは、登場人物やその設定に異なる部分が多数存在する。第13作『左文字が殺人犯!?』(2009年1月5日放送)では、左文字に、現在アメリカにいる「ケン」(漢字不明)という名の双子の弟がいる、という新設定が登場した。作中で顔を見せた「弟」は真犯人が化けた偽者だったが、双子の弟がいること自体は左文字自身が認めていて、ラストで本物の弟からのエアメールが届いていた。

キャスト[編集]

左文字進探偵事務所[編集]

左文字進
演 - 水谷豊
主人公。元弁護士の私立探偵。愛車はホワイトのオースチン・ミニ・クーパーS(その後、現行型に変わっている)。
史子・霧子に協力してもらい特殊メイクで別人に変装して、事件関係者からより詳しい事実を聞き出す。シリーズ後半は女装することが多い。
麻生史子
演 - さとう珠緒(第1作 - 第8作)、戸田恵子[1](第9作 - )
左文字の秘書。以前はメイクアップ・ラボで働いていた。左文字からは「史ちゃん」と呼ばれている。
小日向霧子
演 - 山村紅葉(第1作・第2作・第4作 - )
経歴:メイクアップ・ラボのオーナー
→ 特殊メイクアップアーティスト
特殊メイクで左文字を別人に変装させる。

警視庁捜査一課[編集]

矢部正人
演 - 益岡徹(第1作 - 第8作)、布施博[2](第9作 - )
階級警部。左文字の知り合い。第9作で香織と結婚する。
吉田徹【第2作 - 第6作は吉野刑事】
演 - 伊東孝明(旧・伊東貴明)(第2作 - )
階級は巡査部長ギックリ腰が持病で、犯人を逮捕し損ねた事もあった。
田沼憲
演 - 西田健(第2作 - )
捜査一課長。左文字の大学の先輩で、左文字からは「先輩」と呼ばれている。
恐妻家でもある。西田がかつらを外して出演するようになって以降は、お忍び旅行の最中に左文字と遭遇し、かつらが外れて愛人が逃げるというシーンがある。

ゲスト[編集]

第1作「封印された殺人」(1999年)
  • 橋爪洋介(失業者) - 中西良太
  • 橋爪奈緒美(橋爪の妻・歌舞伎町のホステス) - 芦川よしみ
  • 容子(風俗エステ嬢・柳沼の同棲相手) - 広岡由里子
  • 三神順一郎(東都医大病院 外科部長) - 篠井英介
  • 柳沼孝史(フリー記者・橋爪の知り合い) - 上杉祥三
  • 飲み屋のオヤジ - 渡辺哲
  • 久松(神奈川県警小坪警察署 刑事) - 笹野高史
  • 柳沼鈴代(柳沼の母・民宿「柳沼」元女将) - 今井和子
  • 溝口(警視庁角筈警察署 刑事) - 角田英介
  • 松山(警視庁角筈警察署 刑事) - 本城丸裕
  • 橋爪裕太(橋爪と奈緒美の息子) - 春山幹介[3]
  • 鳴海(情報屋) - 深見亮介
  • 柴田(上野知也弁護士事務所 所員) - 赤羽秀之
  • 上野知也(上野知也弁護士事務所 弁護士・橋爪の大学の同期) - 神田正輝
第2作「汚れた勲章」(2000年)
第3作「空巣と殺人」(2001年)
第4作「殺人ツアーにようこそ」(2001年)
第5作「三人目の女」(2002年)
第6作「避暑地の殺人者」(2002年)
第7作「失踪」(2003年)
第8作「鶴富姫伝説」(2003年)
第9作「16年目の訪問者」(2004年)
第10作「悪魔と天使」(2006年)
第11作「完璧な犯罪」(2007年)
第12作「凶器の隠し場所」(2008年)
第13作「左文字が殺人犯!?」(2009年)
第14作「撮影所誘拐事件」(2010年)
第15作「長崎・軍艦島の殺意」(2011年)
第16作「他人になった女」(2013年)

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

話数 放送日 サブタイトル 原作 脚本 監督 視聴率
1 1999年11月15日 封印された殺人 峯尾基三 井上昭 15.3%
2 2000年04月17日 汚れた勲章 16.2%
3 2001年05月14日 空巣と殺人 16.1%
4 10月15日 殺人ツアーにようこそ 鈴木貴子 杉村六郎 17.6%
5 2002年04月08日 三人目の女 「三人目の女」
(「十津川警部『ある女への挽歌』」所収)
15.7%
6 10月07日 避暑地の殺人者 17.5%
7 2003年04月07日 失踪 「失踪」 長川千佳子 14.6%
8 9月29日 鶴富姫伝説 13.9%
9 2004年05月10日 16年目の訪問者 上岡一美 15.8%
10 2006年07月10日 悪魔と天使 橋本以蔵 松原信吾 16.0%
11 2007年11月05日 完璧な犯罪 安本莞二 池澤辰也 16.2%
12 2008年06月16日 凶器の隠し場所 13.1%
13 2009年01月05日 左文字が殺人犯!? 橋本以蔵 15.7%
14 2010年04月05日 撮影所誘拐事件 14.5%
15 2011年07月18日 長崎・軍艦島の殺意 土屋保文
16 2013年04月15日 他人になった女 横澤丈二 10.6%

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 後にHKT48IZ*ONEのメンバーとして活動。グループ加入前の本放送当時は子役として活動していた。

出典[編集]

  1. ^ 左文字進〜IN - 戸田恵子オフィシャルブログ 2009年5月28日
  2. ^ プロフィール - 【布施 博】オフィシャルサイト
  3. ^ プロフィール - フロム・ファーストプロダクション(アーカイブ)
  4. ^ プロフィール - 東宝芸能
  5. ^ プロフィール - 劇団東俳(アーカイブ)
  6. ^ プロフィール - NEWSエンターテインメント(アーカイブ)
  7. ^ プロフィール - キャロット(アーカイブ)
  8. ^ プロフィール - ギルドBc(アーカイブ)
  9. ^ プロフィール - NEWSエンターテインメントスクール(アーカイブ)
  10. ^ プロフィール - スタークコーポレーション(アーカイブ)
  11. ^ プロフィール - リカコオフィシャルウェブサイト-
  12. ^ プロフィール - カートプロモーション(アーカイブ)
  13. ^ プロフィール - 板倉臣郎公式ホームページ
  14. ^ プロフィール - ジェイビーンズ(アーカイブ)
  15. ^ Drama - 国分佐智子オフィシャルホームページ(アーカイブ)
  16. ^ プロフィール - オスカー電子カタログ
  17. ^ 今夜は。。。 - 小原正子オフィシャルブログ 2012年3月3日
  18. ^ バイオグラフィー - M'sエンタープライズ(アーカイブ)
  19. ^ TV - ミーアンドハーコーポレーション
  20. ^ プロフィール - 東宝芸能
  21. ^ プロフィール - ジャパン・ミュージックエンターテインメント(アーカイブ)
  22. ^ プロフィール - JMO(アーカイブ)
  23. ^ プロフィール - クローバー(アーカイブ)
  24. ^ プロフィール - スマイルモンキー(アーカイブ)
  25. ^ 腸を磨く。 - 川口力哉オフィシャルブログ 2009年5月21日(アーカイブ)
  26. ^ プロフィール - ハーキュリーズ
  27. ^ プロフィール - 東宝芸能(アーカイブ)
  28. ^ ゴールデン - 飯野めぐみオフィシャルブログ 2010年4月4日
  29. ^ プロフィール - オスカー電子カタログ
  30. ^ BIOGRAPHY - セブンス・アヴェニュー
  31. ^ 出演作品 - 宮島朋宏の公式Webサイト
  32. ^ プロフィール - ヨコザワ・プロダクション(アーカイブ)
  33. ^ プロフィール - ヨコザワ・プロダクション(アーカイブ)
  34. ^ プロフィール - ヨコザワ・プロダクション(アーカイブ)

外部リンク[編集]