日本エマソン

日本エマソン株式会社
Emerson Japan, Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
105-0023
東京都港区芝浦1-2-1
シーバンスN館 17F
設立 1961年12月1日
業種 製造業コングロマリット
法人番号 7010401022379 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役 橋本 良
資本金 3億円
決算期 9月30日
主要株主 Emerson Electric Co.(100%)
外部リンク http://www.emerson.co.jp/
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日本エマソン株式会社(にほんえまそん、Emerson Japan, Ltd. )は、米国エマソン・エレクトリックの日本法人である。6の事業と4つのグループ会社で活動を展開。株式はEmerson Electric Co. が100%保有。

1961年にフューサイト株式会社として設立され、1974年に現社名「日本エマソン」に変更した。2023年8月、本社を東京都港区に移転した。

事業部[編集]

エマソン・プロセス・マネジメント事業本部[編集]

プロセス制御用計装機器およびシステムの取り扱う事業部門である。主要製品は、分散型制御システム (DCS)、温度・差圧伝送器、レーダーレベル計、タンクゲージ、質量流量計、渦流量計、液体分析計などを取り扱っている。

ブランソン事業本部[編集]

超音波応用機器の製造・販売を行う。ブランソンの超音波溶着機、金属接合機、超音波精密洗浄機は、自動車、電気・電子部品、半導体、食品、繊維、化学、パッケージ、家電製品等々の様々な分野にて使用。

プロフェッショナルツール事業部 (リッジ事業部)[編集]

リッジ事業部は、米国エマソングループのオハイオ州エリリアに本社を置くリッジツールの日本法人である。RIDGIDブランドの配管用専門工具、機械などの販売を行う。「RIDGID」ブランド製品は、品質、耐久性、性能面で高い評価を得ている。近年は、従来の配管工具だけでなく、管内検査機や産業用内視鏡、地中線の埋設管探知機など、非破壊検査機器分野にも進出している。

日本フイツシヤ株式会社[編集]

日本フイツシヤは、世界最大のコントロールバルブ・レギュレータのメーカーであるフイツシヤ・コントロールズグループの日本法人です。1969年に株式会社守谷商会との合弁会社として設立。電力、石油精製、石油化学といった各種プラントにおける様々な流体の流量や圧力などを調整・制御する機器として使用されるコントロールバルブ、レギュレータ、そしてこれらの間の通信を行うHARTやフィールドバス等の各種プロセス制御機器を、国内外に提供している。

日本アスコ株式会社[編集]

日本アスコは、1888年にアメリカで創業した電磁弁のパイオニアであるASCO グループの日本法人。日本国内に生産拠点、品証管理体制を持ち、電磁弁を製造販売している。ASCOの電磁弁は、原子力発電所や化学プラント、医療分野をはじめ、幅広い分野で活用されている。2016年にはTopWorxブランド(近接型スイッチ/センサ)がASCOグループの一員になり、IIoT(産業用IoT)に活用されるセンサ技術を持つ。

エマソンバルブアンドコントロール株式会社[編集]

世界でも有数の流体制御機器のメーカー・サプライヤー。アクチュエータ、ボールバルブ、バタフライバルブ、その他流体制御製品を提供、石油化学、一般化学、オイル&ガス、電力、鉱業、食品・飲料、建築・建設など幅広い業界で使用されている。

エマソン・クライメイト・テクノロジーズ事業部[編集]

世界最大のスクロールコンプレッサーの専門メーカーであるコープランドを軸に、冷凍空調用冷媒制御機器全般を扱うフローコントロールズ、温度調節器を含めた機器管理からインターネットを介して複数店舗の遠隔監視まで可能にするディクセルを擁する。特にコープランドは、世界各地の23生産拠点にて1,000万台余のコンプレッサーを生産。

サーモディスク事業部 (現 日本サーモディスク株式会社)[編集]

サーミスタプローブ、温度ヒューズ、バイメタルディスク・サーモスタット、非復帰型温度スイッチ、可燃ガスセンサーの輸入、販売を行う。

フューサイト事業部 (現 日本サーモディスク株式会社)[編集]

独自のガラス配合によるガラスと金属のハーメチックシールメーカー。特に、主力製品の冷機用気密端子は全世界において高いマーケットシェア確保。また、独自のガラスと金属の封止技術によるサイトグラスも提供。近年ではハイブリッド車用コンプレッサー端子、エコキュート用コンプレッサー端子、プロセスプラントで利用されている伝送器用フィードスルーなど冷凍空調業界以外の新しい分野にも進出。

アップルトン[編集]

防爆製品の製造販売メーカーであるAppleton、O-Z/Gedney、Nelson、ATXなどのブランドを扱う。世界中のプラントにIECおよびNEC規格の耐圧防爆・安全増防爆構造器具、及び照明器具、コンセント、プラグ、制御盤、スイッチ等の防爆製品、およびUL電線管付属品を提供。尚、エマソンはEGS Electricalグループ内のSPX社が少数株主として保有していた株式44.5%を取得し、100%の所有権を取得したことにより、Appleton Groupと名称を変更。それに伴い、日本においてもアップルトンと名称が変更された。日本国内の事業においては、日野システック株式会社 (https://www.hino-systech.com/jp/index.html) が代理店となっている。[1]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]