日野郷子

日野 郷子(ひの さとこ、生没年不詳)は、後花園天皇典侍。父は権大納言日野秀光。養父は権中納言広橋兼郷。大納言典侍、権典侍、新典侍と称した[1]。初名は数子。藤原郷子とも呼ばれる。

生涯[編集]

権大納言日野秀光の娘として生まれる。その後、権中納言広橋兼郷の養女となり、後花園天皇の典侍となった。天皇との間には『師郷記』によると1448年文安5年12月26日)に皇女を生んでおり、この皇女は真乗寺に入った後、景愛寺に入っている[2]

脚注[編集]

  1. ^ 皇室系譜 - 室町時代・戦国時代・安土桃山時代”. 花筐館<葵の間>. 2022年1月20日閲覧。
  2. ^ 伏見宮貞成親王の周辺”. 書陵部所蔵資料目録. 2022年1月20日閲覧。