木津用水駅

木津用水駅
犬山方面駅舎
こつようすい
KOTSUYŌSUI
IY12 扶桑 (1.4 km)
(1.4 km) 犬山口 IY14
地図
所在地 愛知県丹羽郡扶桑町高雄字米ノ山266番地
北緯35度22分1.2秒 東経136度55分34秒 / 北緯35.367000度 東経136.92611度 / 35.367000; 136.92611座標: 北緯35度22分1.2秒 東経136度55分34秒 / 北緯35.367000度 東経136.92611度 / 35.367000; 136.92611
駅番号 IY  13 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 犬山線
キロ程 22.6 km(枇杷島分岐点起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
1,865人/日
-2021年-
開業年月日 1912年大正元年)8月6日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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木津用水駅(こつようすいえき)は、愛知県丹羽郡扶桑町高雄にある、名古屋鉄道犬山線。駅番号はIY13準急停車駅である。

駅名は付近を流れる合瀬川の別名「木津用水(こっつようすい)」に由来するが、読みが異なる[1]

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは名古屋方面が8両分、犬山方面が6両分(地下鉄直通20m車対応)。駅舎は上下別々になっており、改札内に跨線橋などはない。それぞれの改札口付近に自動券売機(継続定期乗車券の購入も可能だが、支払方法は現金に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージも可能)を備えている。トイレは改札内にはなく、外の駐輪場にある。

1968年までは東洋紡績(現在の東洋紡)犬山工場へ向かう貨物線の側線が構内北側にあったが、現在は撤去され存在しない[5]。貨物線自体も完全に撤去され、道路や住宅地などに転用されている[5]

なお、この貨物線では晩年までデキ110形が運用されていた。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 IY 犬山線 下り 犬山方面[6]
2 上り 名鉄名古屋金山方面[6]

配線図

木津用水駅 構内配線略図

岩倉・
名古屋方面
木津用水駅 構内配線略図
犬山・
新鵜沼方面
凡例
出典:[7]


利用状況

  • 「移動等円滑化取組報告書」によると、2021年度の1日平均乗降人員は1,865人であった[8]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,009人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中183位、犬山線(17駅)中14位であった[9]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,806人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中180位、 犬山線(17駅)中15位であった[10]
  • 愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員(降車客含まず)は2007年度(平成19年度)998人、2008年度(平成20年度)994人である。
  • 扶桑町と犬山市の境界に近く、扶桑町の東部地域と犬山市の西部地域(犬山市街地から坂を下りた地域)がエリアとなっている。

駅周辺

備考

駅所在地は扶桑町であるが、ほぼ犬山市との境目にあたりかつ犬山市に「木津(こっつ)」と呼ばれる地域が存在することから、犬山市にある駅だと誤解されることがある。

隣の駅

名古屋鉄道
IY 犬山線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行
通過
準急・■普通
扶桑駅(IY12) - 木津用水駅(IY13) - 犬山口駅(IY14)

脚注

  1. ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、196頁。ISBN 978-4-8003-0800-9 
  2. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。ISBN 978-4802132701 
  3. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364 
  4. ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、44頁。 
  5. ^ a b 伊藤博康のテツな“ひろやす”の鉄道小咄『名鉄に接続の東洋紡専用線跡…廃線跡探訪(13)』 - 中日新聞社、2020年4月30日
  6. ^ a b 木津用水(IY13)(こつようすい) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  8. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2023年2月10日閲覧。
  9. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

外部リンク