松重和美
松重 和美(まつしげ かずみ、1947年8月15日 - )は、日本の物理学者。京都大学名誉教授。専門は応用物理学・電気電子工学[1]。
九州大学工学部教授、清華大学客員教授、龍谷大学教授、四国大学長を歴任。福岡県出身。
経歴[編集]
- 福岡県立福岡高等学校卒業
- 1970年 九州大学理学部物理学科卒業
- 1972年 九州大学大学院工学研究科応用物理学修士修了
- 1975年
- ケース・ウェスタン・リザーブ大学工学部高分子科学Ph.D.修了。
- 九州大学工学部助手
- 1981年 九州大学工学部助教授
- 1990年 九州大学工学部教授
- 1993年 京都大学大学院工学研究科電子工学専攻教授
- 1996年 京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー施設長
- 2001年 京都大学国際融合創造センター長
- 2002年 京都大学工学研究科インテックセンターナノ工学高等研究院長
- 2004年 京都大学副学長(産学連携・知財担当)
- 2005年
- 京都大学国際イノベーション機構長
- 京都大学ナノメディシン融合教育ユニット代表
- 2008年 京都大学工学研究科インテックセンター融合ナノ基盤工学部代表者
- 2010年 清華大学客員教授
- 2012年
- 2013年 四国大学長[3]
受賞歴[編集]
- 1988年 - 高分子学会賞
- 2006年 - 産学官連携功労者表彰日本経済団体連合会会長賞
- 2006年 - 日本経済団体連合会会長賞
著書[編集]
- 環境対応型鉛フリーはんだ―世界が注目するグリーン部材(2009年11月10日、コロナ社)
- 分子エレクトロニクスの基盤技術と将来展望(2009年2月、田中一義、和田恭雄(監修)、シーエムシー出版)
- CD‐ROM・カラーCGで見るナノテクノロジーの世界(2004年10月、辻野貴志、箕輪剛、岩田貴陽、数研出版)
- 分子ナノテクノロジー―分子の能力をデバイス開発に活かす(2002年6月、田中 一義、化学同人)
- 高分子の熱物性(1995年3月、船津和守、高分子学会(編集)、共立出版)