武奈町

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武奈町
武奈町の位置(滋賀県内)
武奈町
武奈町
武奈町の位置
北緯35度17分4.09秒 東経136度20分9.62秒 / 北緯35.2844694度 東経136.3360056度 / 35.2844694; 136.3360056
日本の旗 日本
都道府県 滋賀県
市町村 彦根市
地区 鳥居本地区
面積
 • 合計 3.472085758 km2
人口
2022年(令和4年)4月1日現在)[2]
 • 合計 0人
 • 密度 0.0人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
522-0016[3]
市外局番 0749(彦根MA[4]
ナンバープレート 滋賀

武奈町(ぶなちょう)は滋賀県彦根市の地名。2022年4月1日現在の人口は、0人[2]

地理[編集]

彦根市北東部の霊仙山山中の標高約500メートルに位置する山里。米原市と接する。

歴史[編集]

中世には坂田郡箕浦荘(現在の米原市西部から当町にかけての地域)に属した。その後彦根藩領となり、村高は江戸時代を通じて65石余で変動しなかった。1874年(明治7年)10月に南隣の妙幸(明幸)村を合併し、1889年(明治22年)に周辺13村と合併して坂田郡鳥居本村大字武奈となった。鳥居本村は1952年昭和27年)4月1日に彦根市に編入され、現在の彦根市武奈町となった。

『滋賀県物産誌』によると、1880年(明治13年)当時の武奈村は人口154で戸数37、全戸が農家でゴボウやサトイモなどを米原村に出荷していたほか、村民の多くは採薪や炭焼きで生計を立てていた。山間の水利・交通とも不便な土地であるため、太平洋戦争後に離村する住民が相次ぎ、廃村となった。霊仙山付近は離村が多かった地域で、武奈町に隣接する男鬼町や米原市榑ケ畑も廃村となっている。

地名の由来[編集]

史跡[編集]

  • 武奈集落
  • 明幸集落跡
  • 武奈分校跡
  • 廃村前には、若宮神社、神明宮、厳因寺、妙福寺があった。

交通[編集]

当町内に鉄道は走っていない。

その他[編集]

日本郵便[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 滋賀県彦根市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年9月28日閲覧。
  2. ^ a b 彦根市世帯・人口統計表” (XLS). 長浜市 (2019年4月1日). 2019年9月28日閲覧。
  3. ^ a b 武奈町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』1979年、角川書店、617頁、815頁。