沖縄神社

沖縄神社
沖縄神社
戦後の沖縄神社
所在地 沖縄県那覇市首里鳥堀町5
位置 北緯26度13分1.1秒 東経127度43分41.7秒 / 北緯26.216972度 東経127.728250度 / 26.216972; 127.728250 (沖縄神社)座標: 北緯26度13分1.1秒 東経127度43分41.7秒 / 北緯26.216972度 東経127.728250度 / 26.216972; 127.728250 (沖縄神社)
主祭神 舜天王
尚円王
尚敬王
尚泰王
源為朝
社格 県社
創建 大正14年(1925年)
地図
沖縄神社の位置(那覇市内)
沖縄神社
沖縄神社
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戦前の沖縄神社拝殿(首里城正殿) - 昭和13年(1938年

沖縄神社(おきなわじんじゃ)は、沖縄県那覇市首里鳥堀町にある神社。現在は波上宮が管理している。

歴史[編集]

県社沖縄神社の創建[編集]

琉球処分琉球王国を併合して、沖縄県を新設したが、大正期に入って、沖縄県民は近代社格制度に基づく「県社」の建立を希望した。その結果、大正12年(1923年)に創建が許可され、大正14年(1925年)に完成した[1]

首里城跡に沖縄神社が創建され、拝殿は首里城正殿を流用した。旧正殿裏側の「御内原」(うーちばる)のところに本殿が造営され、源為朝と歴代国王が祀られた(源為朝が琉球へ逃れ、その子が初代琉球王舜天になったという説がある[2])。

戦後の再建[編集]

第二次世界大戦では、米軍の砲撃を受け、山もろとも大破した。

戦後、跡地には琉球大学が置かれることになった。昭和35年(1960年)になって沖縄神社再建運動が起こり、琉球大学に土地の返還を求めたが拒否されたため、やむなく弁ヶ嶽の隣に再建された。昭和48年(1973年)に宗教法人格を取得した。

脚注[編集]

  1. ^ 加治順人『沖縄の神社』p99 ひるぎ社、2000年10月30日
  2. ^ 琉球王国正史中山世鑑』や『おもろさうし』、『鎮西琉球記』、『椿説弓張月』などでは、源為朝は現在の沖縄県の地に逃れ、その子が琉球王家の始祖舜天になったとされる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]