沼駿

ぬま しゅん
沼 駿
職業 漫画家
活動期間 2014年 -
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沼 駿（ぬま しゅん）は、日本の漫画家[1]。2024年より『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて『超巡！超条先輩』を連載している[2]。

来歴[編集]

JUMPトレジャー新人漫画賞に応募し、担当編集者に村越がつく[3]。しかし沼は当時学生であったため、かなり長い間村越と連絡を取らなかった[3]。卒業後に村越のアドバイスもあり[3]、『少年ジャンプNEXT!!』（集英社）2014 vol.3で読切『モロモノの事情』を掲載し、デビューを果たす[4]。『週刊少年ジャンプ』（同）2014年46号から48号にかけて短期連載[5]。『週刊少年ジャンプ』 で『左門くんはサモナー』を2015年から2017年にかけて連載する[6][7]。2024年、同誌にて超能力と警察官を描いたコメディの『超巡！超条先輩』の連載を開始[2]。

人物[編集]

漫画制作[編集]

沼によると、話のつかみでは「最低限「どんな話なのか」と「誰が主要人物なのか」」をわかりやすくし、「強いインパクトとなって伝わるような絵や台詞の演出ができれば理想的」で、主人公の情報も早い段階で読者に伝えることがコツである[8]。沼は「優先順位を明確にして余計な描写を排除する」ことが、話をテンポよくまとめる時には重要だと考えている[8]。沼は台詞からネームを切る傾向が強いといい、絵より台詞が主体になる場面では吹き出しの形などで語調の起伏を表現している[9]。主要な登場人物のデザインは、シルエットや目元のアップでも誰なのかわかることと、単純に描きやすいことも重視している[10]。

作品リスト[編集]

連載[編集]

読み切り[編集]

  • モロモノの事情（『少年ジャンプNEXT!!』2014 vol.3） - デビュー作[4]。『左門くんはサモナー』単行本1巻に収録[12]。
  • 大江戸えれ鬼（『ジャンプGIGA』2018 WINTER vol.1[13]）
  • 金と愛と私（『少年ジャンプ+』2019年8月10日[14]）
  • 最弱!! ジェノサイドクイーン（『週刊少年ジャンプ』2022年18号[15]） - 「超正義（!?）ギャグ＆コメディ読切対決!!」企画作品[15]。
  • おイナリ（『週刊少年ジャンプ』2022年39号[16]）
  • 超巡！超条先輩（『週刊少年ジャンプ』2023年21・22合併号[17]）

その他[編集]

  • 『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集-SUPER HISTORY BOOK-』集英社、2016年1月21日発売[18] - 寄稿[18]。
  • 1ページ『こち亀』ギャグ（『こち亀ジャンプ』、2016年8月16日発売[19]）
  • トリビュート企画「みんなのこち亀」（『週刊少年ジャンプ』2016年44号[20]） - 1ページ描きおろし漫画掲載[20]。

脚注[編集]

  1. ^ “沼 駿（漫画家）”. マンガペディア. 2022年4月4日閲覧。
  2. ^ a b c “「左門くんはサモナー」の沼駿が描く、超能力ポリスコメディがジャンプで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年2月13日). https://natalie.mu/comic/news/560916 2024年2月13日閲覧。 
  3. ^ a b c “第4回「担当編集者GET!!」編”. 集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』. 集英社. 2024年2月13日閲覧。
  4. ^ a b 沼駿「読切『モロモノの事情』について」『左門くんはサモナー』 1巻、集英社、2016年1月9日、156頁。ISBN 978-4-08-880588-7。 
  5. ^ a b c “単眼美少女ロボ描く短期連載、ジャンプで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年10月11日). https://natalie.mu/comic/news/128406 2022年4月4日閲覧。 
  6. ^ a b “ひねくれ召喚術士と善人な女子高生が織りなすコメディ、ジャンプで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2015年9月19日). https://natalie.mu/comic/news/160581 2022年4月4日閲覧。 
  7. ^ a b “左門くんはサモナー（漫画）”. マンガペディア. 2022年4月4日閲覧。
  8. ^ a b “第1回「読切型作品の構成」編”. 集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』. 集英社. 2024年2月13日閲覧。
  9. ^ “第2回「台詞＆吹き出しの極意」編”. 集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』. 集英社. 2024年2月13日閲覧。
  10. ^ “第3回「キャラクターデザインの極意」編”. 集英社『少年ジャンプ漫画賞ポータル』. 集英社. 2024年2月13日閲覧。
  11. ^ 沼駿「短期連載版『モロモノの事情』」『左門くんはサモナー』 2巻、集英社、2016年3月9日、127頁。ISBN 978-4-08-880634-1。 
  12. ^ 沼駿「モロモノの事情」『左門くんはサモナー』 1巻、集英社、2016年1月9日、157頁。ISBN 978-4-08-880588-7。 
  13. ^ 沼駿が平賀源内描く読切でジャンプGIGAに、ゆらぎ荘×画太郎コラボも（コミックナタリー 2017年11月24日公開 2018年10月19日閲覧）
  14. ^ “金と愛と私”. ジャンプ＋. 集英社. 2024年2月13日閲覧。
  15. ^ a b “島袋光年と沼駿が“正義と悪”をテーマにジャンプで「ギャグ＆コメディ読切対決」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月4日). https://natalie.mu/comic/news/472559 2022年4月4日閲覧。 
  16. ^ 『週刊少年ジャンプ』2022年39号、集英社、2022年8月29日。 表紙より。
  17. ^ “「左門くん」の沼駿、「タイパラ」コンビが描く読み切りがジャンプに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月24日). https://natalie.mu/comic/news/522003 2023年4月24日閲覧。 
  18. ^ a b “「ドラゴンボール」30年超える歴史が1冊に！尾田、岸本、冨樫らの寄稿も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年1月21日). https://natalie.mu/comic/news/173249 2022年4月4日閲覧。 
  19. ^ “こち亀ジャンプ本日発売！巻頭は秋本治描き下ろしの日暮登場エピソード”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年8月16日). https://natalie.mu/comic/news/198318 2022年4月4日閲覧。 
  20. ^ a b “「こち亀」40年の歴史に幕！秋本治新作や松井優征ら参加のトリビュート情報も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年9月17日). https://natalie.mu/comic/news/202172 2022年4月4日閲覧。 

外部リンク[編集]

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