熊本都市バス小峯営業所

熊本都市バス小峯営業所(くまもととしばすおみねえいぎょうしょ)は、熊本都市バスバス営業所の一つ。2012年4月、熊本市営バスからの路線委譲に伴い、熊本市営バス小峯営業所敷地内に開設された。所在地は熊本県熊本市東区月出5丁目2番35号、最寄り(併設)バス停は「小峯営業所」。熊本市東部(県庁・健軍・京塚・帯山・長嶺)方面および中西部(島崎)方面を主に担当し、上熊本営業所との共管路線が多い。

2021年4月1日より、熊本都市圏における路線バス5社(九州産交バス・産交バス・熊本都市バス・熊本バス熊本電鉄バス)共同事業化が開始されたのに伴い、それによって当営業所の担当路線が一部変更となっている。

定期点検程度の自社整備工場を併せ持っているが、車検・整備は九州産交オートサービスに委託されている。

担当路線[編集]

桜町BT=熊本桜町バスターミナル(旧:熊本交通センター)

昭和町線[編集]

  • F4-1・F4-2 上熊本駅前 - 京町本丁 - 坪井横町 - 子飼橋 - 大江渡鹿 - 県立劇場前 - 渡瀬 - 競輪場前 - 京塚 - 自衛隊通り - 昭和町
    • 昭和町周辺は一方向の循環。第二高校前→自衛隊病院前→昭和町(始発あり)→東本町(終点)→東区役所→第二高校前の順である。
    • 一部熊本市民病院を経由する系統あり(熊本市民病院経由はF4-2、それ以外はF4-1)
    • 日祝は上熊本営業所のみの運行担当で、小峯営業所担当便は運行しない。

上熊本線[編集]

  • K6-0 上熊本駅前 - 県立体育館 - 壺井橋 - 市役所前 - 味噌天神 - 県庁前 - 県会議事堂前
  • K1-2 上熊本駅前 - 県立体育館 - 壺井橋 - 市役所前 - 味噌天神 - 県庁前 - 動植物園西口 - 画図橋
  • J1-1 小峯営業所 - 競輪場前 - 水前寺駅前 - 市役所前 - 壺井橋 - 上熊本駅前
    • K6-0県会議事堂系統は上熊本営業所の担当。

島崎保田窪線[編集]

  • W1-1/H1-1 荒尾橋 - 桜町BT - 味噌天神 - 熊高正門 - 保田窪入口 - 帯山 - 日赤病院 - 長嶺団地/小峯営業所(系統番号は、長嶺団地/小峯営業所行き及び同方面から桜町BT止まりは「H1-1」、荒尾橋方面行きおよび同方面から桜町BT止まりと水道町行きは「W1-1」となる)
  • W2-1/H2-1 荒尾橋 - 桜町BT - 味噌天神 - 水前寺駅前 - 保田窪入口 - 帯山 - 日赤病院 - 長嶺団地/小峯営業所(系統番号は、長嶺団地/小峯営業所行き及び同方面から桜町BT止まりは「H2-1」、荒尾橋方面行きおよび同方面から桜町BT止まりと水道町行きは「W2-1」となる)
    • 方向幕の行先表記は、桜町BT・荒尾橋行きは「桜町・荒尾橋」、長嶺団地行きは「日赤・長嶺」、小峯営業所行きは「日赤・月出」)

帯山線[編集]

旧・川尻帯山線。2004年6月に交通センター(当時) - 川尻町の区間は九州産交バス熊本バスに面的譲渡。

  • H3-1 桜町BT - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 帯山 - 県立大学前 - 日赤病院 - 長嶺団地/小峯営業所
  • H3-3 桜町BT - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 帯山 - 鉄工団地前 - 日赤病院北口 - 託麻南
  • H3-4 桜町BT - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 帯山 - 県立大学前 - 日赤病院 - 託麻南
    • この系統は上記方向のみの運行となる。
  • H3-2 桜町BT - 県庁西門通り - グランド(水前寺運動公園)前 - 尾ノ上小前 - 自衛隊通り - 新外入口 - 県立大学前 - 日赤病院 - 長嶺団地

方向幕の行先表記は、長嶺団地行きは「日赤・長嶺」、小峯営業所行きは「日赤・月出

熊本駅県庁線[編集]

熊本駅保田窪線[編集]

2021年3月末まで熊本駅長嶺線として運行してきたが、熊本都市圏の路線バス再編に伴う国体道路の事業者一本化に伴い、熊本駅長嶺線から熊本駅保田窪線に変更。

  • H4-1 熊本駅前 - 大学病院前 - 尚絅校前 - 大江渡鹿 - 県立劇場 - 熊高正門 - 保田窪入口 - 帯山 - 日赤病院 - 長嶺団地
    • 上記方向のみの運行。

健軍長嶺線(通称ゾーンバス[編集]

2013年4月、熊本市交通局から譲受。かつては複数の系統があったものの、2020年9月末をもって一部路線を廃止したため、現在は1系統のみ[1]、2022年10月から路線運行をTaKuRoo(タクルー)(世安営業所)が委託[2]、運用に使用する車両もハイエースコミューター(乗客定員9名)に変更[3]

小峯京塚線[編集]

2015年4月、熊本市交通局から譲受。東稜高校前~小峯への延伸と、旧・味6(現:J3-3)系統の新設は、都市バスへの移管と同時に実施された。なお、味6系統新設に伴い、味4東部交流センター前経由三山荘系統のみ統合廃止されている。

  • J1-1・J1-2・J1-3 蓮台寺 - 熊本駅前 - 桜町BT - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 京塚 - 新外 - 小峯営業所 - 小峯 - 西戸島 - 竜穴 - 三山荘

(基本的に、桜町BT~三山荘での運行。小峯営業所・小峯止あり。小峯は三山荘系統と小峯止系統でバス停位置が違う。小峯営業所止はJ1-1、小峯止はJ1-2、三山荘行はJ1-3)

  • J2-2 桜町BT - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 京塚 - 新外 - 小峯営業所(東稜高校入口) - 東稜高校 - 小峯
  • J3-3 桜町BT - 水前寺駅前 - 競輪場前 - 京塚 - 新外 - 小峯営業所 - 小峯 - 西戸島 - 葉山団地入口 - 戸島神社前 - 東部交流センター前 - 三山荘

東西線[編集]

2021年4月、九州産交バスから譲受。同社担当時代はいずれも西部車庫始発着で田崎市場・熊本駅を経由していたが、この区間は廃止となり、全て熊本駅始発着に短縮して路線継承。本山営業所との共管。

  • G1-2 熊本駅 - 桜町BT - 熊本整形外科病院前 - 大江渡鹿 - 保田窪新道 - 日赤病院北口 - 託麻南 - トラックターミナル 
  • G1-5 熊本駅 - 桜町BT - 熊本整形外科病院前 - 大江渡鹿 - 保田窪新道 - 日赤病院 - 長嶺団地 - 免許センター - パークドーム

熊本駅長嶺線[編集]

熊本都市圏の路線バス再編に伴い、2021年4月より産業道路・国体道路経由(桜町BT非経由)の熊本駅直行便を新設。この際路線名称については熊本駅保田窪線の路線名を踏襲している。

  • G1-6 熊本駅 - 大学病院 - 熊本整形外科病院前 - 保田窪四ツ角 - 日赤病院 - 長嶺団地 - 長嶺小学校前

過去の担当路線[編集]

託麻長嶺環状線[編集]

区バス託麻循環ルート。平成27年3月31日をもって運行中止。

平成27年10月1日より、健軍長嶺線の一部を託麻総合出張所前まで延伸して代替としている。

平成26年4月1日から平成27年3月31日までのルート

  • 長嶺小学校前 ~ 日赤病院前 ~ 鉄工団地前 ~ 託麻南 ~ 大和団地中央 ~ 託麻総合出張所前 ~ 松の本 ~ 迎八反田 ~ 鉄工団地前 ~ 日赤病院前 ~ 長嶺小学校前

平成25年4月1日から平成26年3月31日までのルート

  • 長嶺団地 ~ 長嶺南八丁目 ~トラックターミナル前 ~ 小山団地 ~ 託麻総合出張所入口 ~ 松の本 ~ 迎八反田 ~ 鉄工団地前 ~ 日赤病院前 ~ 長嶺団地

平成24年4月1日から平成25年3月31日までのルート

  • 長嶺団地 → 長嶺南八丁目 → トラックターミナル前 → 小山団地 → 託麻総合出張所入口 → 松の本 → 迎八反田 → 長嶺郵便局前 → 長嶺団地

東町団地線[編集]

  • L3-1 桜町BT - 電車通り - 健軍電停 - 東町団地(桜町BT方面から折り返しあり) - 新外入口 - 小峯営業所(東町団地止めあり)
    • 2013年4月、熊本市交通局から譲受。東町団地止は、運輸支局前→公務員アパート前→(第二空港線)→山立窪→東町団地の順で折り返す。なお、途中の第二空港線に東町中央バス停があるが、桜町BTとは逆向きであり誤乗の可能性があること、また車線変更の必要が発生する為、敢えて通過していた。2020年9月30日をもって全線廃止。なおこの路線の廃止により熊本都市バスは電車通り区間のうち、水前寺公園前県立図書館入口~健軍電停前の区間から撤退したことになる。[4]

健軍長嶺線(通称ゾーンバス[編集]

  • Y0-1/Y0-3 長嶺団地 - 日赤病院 - 東郵便局前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 日赤病院 - 長嶺団地
  • Y1-4 若葉校前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 日赤病院 - 長嶺団地 - 長嶺四ツ角 - 託麻南 - 大和団地中央 - 託麻まちづくりセンター
    • 2013年4月、熊本市交通局から譲受。Y1-4系統は上記ゆうゆうバス託麻循環ルートの一部区間を延伸した路線。東町団地線と同じく2020年9月30日もって廃止。

池田健軍線[編集]

  • A1-1 富尾団地 - 池田2丁目(旧:NTT研修センター前) - 京町本丁 - 市役所前 - 味噌天神前 - 県庁前 - 湖東1丁目(旧:熊本市民病院前) - 動植物園前 - 健軍本通り - 若葉小学校前
    • かつてはNTT研修センター(現:池田2丁目)での折返し便も存在したが、2015年4月より全ての便が富尾団地まで延伸。
    • 2021年4月1日より熊本都市圏における路線バス5社共同経営化の一環により、同日を以って九州産交バスへ路線移譲。

東バイパスライナー[編集]

  • HL 西部車庫 - 近見町 - 済生会病院 - 田井島 - 熊本中央病院 - 湖東1丁目(旧:熊本市民病院前) - 帯山 - 日赤病院 - 長嶺団地
    • 九州産交バス・熊本バスとの共同運行
    • 2021年4月1日を以って運行撤退。運行ダイヤはそのままに、当社担当ダイヤは九州産交バスへ移譲。

秋津健軍線[編集]

  • K1-1 桜町BT - 通町筋 - 水前寺駅通 - 県庁前 - 湖東1丁目 - 動植物園前 - 広木 - 若葉校前 - 秋津小楠記念館前
    • 旧・野口健軍線。旧・西2系統(春日校経由)は当社発足時に先行譲渡され、本山営業所が担当していたが、2019年月1日を以って産交バスに譲渡。2013年4月に熊本市交通局から譲受、2022年11月に産交バスに譲渡(一部停留所は廃止)。
  • Y2-1 秋津小楠記念館前 - 健軍電停前 - 東町団地 - 新外入口 - 小峯営業所
    • こちらは小峯営業所への入庫系統も兼ねる路線、健軍長嶺線同様、ゾーンバスと呼ばれていた。2022年11月に路線廃止。

車両[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]