狩り (曖昧さ回避)

かり[1][1]、「狩り」とも)

大和言葉用言動詞)の「かる」があり、それを体言名詞)にしたもの[2]。「猟」「狩」などは、それに漢字をあてたもの。「~狩り」という形で 他の語の後ろに配置して複合語にする場合は「-り」と濁音になる[3]

一般概念[編集]

  • (転用)人・人の集まり・似たような人たち、などを追い捕えること。何かを見つけて責めたり取り上げること。
    • 魔女狩り赤狩り(共産主義者や共産主義的思想を捕えて糾弾すること)、右翼狩り
    • 人をとらえて、暴行を加えたり、脅して金品を奪ったりすること。(おやじ狩りおたく狩り、ホームレス狩り)
    • 刀狩り (刀や他の武器を見つけて取り上げたり、その使用を禁止すること)
    • (「狩り込み」という表現で) 警察が、街頭にいる売春婦や浮浪者などをいっせいに検挙一斉検挙)すること[6]
    • 特定の車種(やその乗り手)を狙った取り締まり。(違反ユーザーの確率が高いとされて行われる例としては、いわゆる環状族を狙った「シビック狩り」、当時は違法だった輸出仕様車のハンドルに交換した車両を狙った「刀(=スズキ・カタナ)狩り」など。)

作品名[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 広辞苑 第六版 「かり】」
  2. ^ 大和言葉では、「かる」と「いさる」(漁る)が対比されたり、一対になったりする。
  3. ^ 大辞泉
  4. ^ 関東では10月上旬 - 1月上旬ごろに行われる。
  5. ^ 全国で様々な果物の狩りが行われている[1]
  6. ^ 大辞泉「狩り込み」