町田市

まちだし ウィキデータを編集
町田市
町田市旗 町田市章
町田市旗
2012年7月17日制定
町田市章
1958年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13209-8
法人番号 6000020132098 ウィキデータを編集
面積 71.55km2
総人口 431,814[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 6,035人/km2
隣接自治体 八王子市多摩市
神奈川県横浜市川崎市相模原市大和市
市の木 ケヤキ
市の花 サルビア
市の鳥 カワセミ
町田市役所
市長 石阪丈一
所在地 194-8520
東京都町田市森野二丁目2番22号
北緯35度32分48秒 東経139度26分19秒 / 北緯35.5467度 東経139.4386度 / 35.5467; 139.4386座標: 北緯35度32分48秒 東経139度26分19秒 / 北緯35.5467度 東経139.4386度 / 35.5467; 139.4386
町田市役所
外部リンク 公式ウェブサイト (日本語)

町田市位置図

― 区 / ― 市 / ― 町 / ― 村

地図
地図
ウィキプロジェクト

町田市(まちだし)は、東京都多摩地域南部(南多摩地域)に位置する保健所政令市に指定されている。立川市八王子市とともに多摩地域随一の商業都市である。

概要[編集]

東京都島嶼部を除いた東京都の本州側では最南部に位置する。東京都南多摩地域5市のひとつであるが、他の4市(八王子市日野市多摩市稲城市)とは多摩丘陵で隔てられ(加えて日野市・稲城市とは隣接していない)、東京都内の自治体で唯一相模野台地に範囲が及んでいる。当市域が神奈川県側に突き出している現在の都県境(1943年東京都制施行以前は府県境)は、1893年三多摩移管によるものである。日本の自治体で唯一政令指定都市3市に隣接しているが、北東は川崎市麻生区)、南東は横浜市青葉区緑区瀬谷区)、南西は相模原市(全ての区)と、3市とも神奈川県内の自治体となっている。

東京都区部(東京23区)を除いた東京都内の市では八王子市に次いで2番目に人口が多く、南多摩地域や神奈川県県央地域の中心都市であり、相模原市や八王子市とは生活圏・経済圏を共有しているほか、総務省の「多様な広域連携促進事業」にもこれら2市と連携した取り組みが採択されている[1]

小田急線JR横浜線が交差する町田駅は多摩地域随一の利用者数を誇るターミナル駅であり、駅周辺は百貨店ファッションビルなどの大型商業施設や多数の飲食店などが集積する首都圏有数の一大商業都市・繁華街として発展している。その賑わいと若者向け商業施設が集積することから、町田駅周辺は俗に「西の渋谷と称されることもある[2][3]1960年代以降東京のベッドタウンとして発達したが、現在も市内各所で農業が行われている。バブル経済期以後には、東京都区部からの私立大学の転入が進み、市内には現在も私立大学や一貫校が点在するなど、「若者の街」の色も見られる。

地名の由来[編集]

「町田」という地名の由来は諸説あり定かではないが、以下のようなものがある。

  • 「町」とは田の区画のことであり、区画した田地のことから。
  • 昔は「マチ」と「イチ」は同じ意味で使われ、町田では市が盛んだったことから。
  • 市に「市の神(いちのかみ)」を祀るための費用を工面するための田んぼ「祭り田(まつりだ)」のことから[4]

地理[編集]

地形[編集]

市域のランドサット衛星写真

境川左岸に位置する。上流側のごく一部が関東山地に含まれるが、大半を多摩丘陵が占め、下流側に相模野台地が広がる[5]。最高地点は西端にある草戸山(標高364m)。低地は少なく、市域の南西端を流れる境川や、ほぼ中央を流れる鶴見川とその支流の恩田川沿いに限られる。ほぼ町田街道を分水嶺に、北側が多摩川水系および鶴見川水系、南側が境川水系である。

山地[編集]

主な山
  • 草戸山

丘陵[編集]

主な山

台地[編集]

河川[編集]

一級河川
二級河川

商業地[編集]

町田駅前の商業施設

東京都区部の南西30 - 40km圏に位置し、1960年代初頭より東京都区部郊外ベッドタウンとして開発され発展した。町田駅を中心とした原町田地区は、小田急線沿線および横浜線沿線を代表する繁華街で、百貨店や専門店等が多く林立する一大商業ゾーンとして著しく発展している。国道16号246号線鎌倉街道などにより東西方向・南北方向との道路交通の便もよく、神奈川県北部も含んだ多摩地域南部(南多摩地域)の商業の中心地である。飲食産業はここ数年で立川市とともに成長している。また八王子市多摩市相模原市横浜市北部(青葉区緑区旭区瀬谷区など)・川崎市西部(麻生区多摩区など)・座間市大和市などを含む、商圏人口200万人とも言われる相武経済圏の中心的な役割を相模大野などとともに担っている。

立川を中心とする北多摩地域とは多摩丘陵多摩川で隔てられていることや、都心部とは距離があること、古くから鎌倉街道や「絹の道」の中継点であった関係で、八王子市など同じ南多摩地域や、神奈川県の横浜市北部、川崎市西部、相模原市の「上段」地区などとの結びつきが強い。特に、相模原市の市街地は近接していることから、町田・相模原両市を併せて国の業務核都市に指定されており、業務など諸機能の立地促進が図られている[注釈 1]

市内や近辺には大学短大高校など学校が多く、町田駅付近の繁華街学生を中心とした若者の街に変わりつつある。若者向けの新しい商業施設は駅周辺のビルのテナントとしてだけでなく、駅周辺の商店街にも多く存在し、乾物屋などを中心とした町田街道絹の道以前からの活気ある商店街にも溶け込み、独特の雰囲気を持つ繁華街を作り上げている。

また町田駅周辺は、若者向けの衣料品店や飲食店ゲームセンターアニメ漫画・ゲーム専門店などが多く、近隣では少ないメイド喫茶も出店されている。渋谷原宿秋葉原の様な文化を感じ、楽しむことができる[注釈 2]

東部の玉川学園前駅周辺は、学校法人玉川学園が学校の建設費を賄うために開発した住宅街であり、幼稚園から大学まで一貫教育の玉川学園を中心とした学園都市とされている。正式な行政上の住所にも玉川学園が用いられている。

北西部の多摩境駅周辺は、多摩ニュータウンの西端に位置する。2000年代以降に大規模なロードサイド店舗が多数出店し、休日などに賑わうようになった。その影響で沿線道路では慢性的に渋滞が発生するようになったことから、市では渋滞の激しい区間を中心に車道の拡幅など対策を進めた[6]

この他、南部(町田市鶴間)の南町田グランベリーパーク駅前には、大型商業施設のグランベリーパークがあり、市内唯一の映画館も存在する。同地には2017年まで大型商業施設「グランベリーモール」があったが、駅周辺の再開発事業によって閉鎖[7]され、2019年11月に新たな施設に生まれ変わった。

治安[編集]

2007年に新設された忠生地区交番

2000年頃から、新宿地区付近の「歌舞伎町浄化作戦」などの風俗営業規制強化により、新宿地区で営業していた風俗店町田駅周辺の繁華街へ移転する動きがあり、2000年の犯罪発生件数(刑法犯認知件数)が9879件まで増加し(2018年現在2915 件に減少[8])、一部のマスコミからは「西の歌舞伎町」などと呼ばれるようになった[9]。これは周辺に風俗街のある繁華街が少なく、新宿から小田急線で30 - 40分程度という好立地による。しかし繁華街では風俗店と一般店舗が混在しており、客引きなどの迷惑行為が社会問題化した。

これに対し、市条例による客引き行為の部分規制や、後述する警察活動拠点の拡充、また地域住民による自主的な防犯活動として、住民パトロールや市民交番「セーフティボックス・サルビア」の設置[10][9]などが行われた。その結果治安は改善の兆しをみせ、2018年の犯罪発生件数は2915件と、2000年当時の1/3以下にまで減少した[8]

町田市の急速な人口増加や繁華街の賑わいにもかかわらず、町田警察署のほかに警察署の増設は行われず、警察官1人当たりの市民数は都内平均の2倍であった。その後、町田駅前繁華街などの発展にともない犯罪率も上昇し、警察官不足は深刻となった。

そのため町田警察署管内では、市北西部の忠生地域の警察活動拠点として、日本最大級の交番である忠生地区交番忠生1丁目に設置した。また市北西部(堺地域)の相原町小山町小山ヶ丘の管轄を、新設の南大沢警察署(八王子市南大沢)に移管し、町田警察署の負担軽減を図ることとなった。

住宅・道路開発[編集]

町田山崎団地
薬師台の街並み

旧鎌倉街道沿いの旧宿場町(本町田の宿・一色地区や小野路宿など)や近代以降の原町田近辺など一部地域を除き、未開発の土地が多く残されていた。1960年代の旧公団・公社等による団地開発以来を発端として、小田急線などによる都心他へのアクセスの良さも注目されてベッドタウンとして急速に開発が進み、現在でも丘陵や斜面を宅地造成した一戸立て住宅の建売(駅至近では中高層マンション)などによる開発が盛んである。しかし、無計画に宅地造成がされた地区も多く、そういった場所では旧来からの狭い道路や行き止まりなどがあり、自動車がこれを避けて鎌倉街道町田街道等の幹線道路へ集中するが、拡幅工事が未完了で未拡幅区間がボトルネックとなり、幹線道路への流入車が毎日のように渋滞を引き起こす。特に都県境部分では整備が遅れているほか、山や丘の両面から開発された場所の道路未接続も多い。

市内には、UR都市再生機構(旧・日本住宅公団)や東京都住宅供給公社の大規模団地を初めとした、大小様々な団地集合住宅が点在する。これら団地の住民数は、町田市の人口総数の1割以上を占める。現在では団地住民の定住化と共に少子高齢化が進み、それら団地を中心とした学区域の小学校では合併[要曖昧さ回避]廃校が行われると同時に、新興住宅地では新設も行われている。同時に、政策として「車椅子で歩ける街づくり」を進めるなど社会福祉が充実し、各地から視察団が訪れる。

1980年代からは、薬師台などに見られるように、土地区画整理事業により大手デベロッパーを中心とする景観を重視した計画的な宅地開発が行われ、21世紀に入り、景観法と町田市景観条例に基づき、市民、事業者、行政の協力による景観づくり[11] が重視されてきた。

主な大規模集合住宅[編集]

世帯数及び人口は2020年7月1日現在[12]。なお、この他にURもみじ台団地や、都営金森住宅地区をはじめとした多数の都営住宅、民間のマンション群などの中・大規模集合住宅が市内各所に点在する。

なお、都市計画法における「一団地の住宅施設」上の名称は、町田木曽・藤の台・町田山崎を除いて団地名と同一であるほか、真光寺・鶴川は一団地の住宅施設ではなく都市計画に基づく団地である。

JKK:東京都住宅供給公社管理、UR:都市再生機構管理

団地名一覧 - 所在地 - 世帯数 - 人口総数 - 男/女 - 備考
団地名 所在地 世帯数 人口総数 備考
JKK 木曽住宅 木曽東四丁目 869 1,204 591 613 1963年(昭和38年)〜1964年(昭和39年)入居開始[13]
賃貸(904戸)。数字のみの号棟及びロ号棟
JKK 高ヶ坂住宅 高ヶ坂三丁目 766 1,089 568 521 1962年(昭和37年)入居開始[13]
賃貸(832戸)
JKK 境川住宅 木曽東二・三丁目 2,224 3,399 1,670 1,729 1968年(昭和43年)〜1969年(昭和44年)入居開始[13]
賃貸(2,238戸)
JKK 真光寺住宅 真光寺三丁目 140 237 109 128 1977年(昭和52年)入居開始[13]
賃貸(138戸)
JKK 本町田住宅 本町田、南大谷 871 1,296 655 641 1964年(昭和39年)〜1965年(昭和40年)入居開始[13]
賃貸(916戸)
JKK 町田木曽住宅 本町田、木曽東四丁目 4,442 7,054 3,475 3,579 1969年(昭和44年)〜1971年(昭和46年)入居開始[13]
イ・ハ・ニ・ホ号棟は賃貸(4,330戸)、ト号棟は分譲(406戸)
(「一団地の住宅施設」上の名称は木曽山崎)
JKK 森野住宅 森野一丁目 415 661 296 365 1963年(昭和38年)入居開始[13]
賃貸(432戸)
UR 小山田桜台団地 小山田桜台 1,416 3,132 1,508 1,624 1983年(昭和58年)入居開始[13]
一部は賃貸(487戸)、その他は分譲(1,131戸)
UR 鶴川団地 鶴川二・三・五・六丁目 2,481 4,302 1,962 2,340 1967年(昭和42年)入居開始[13]
五丁目団地は賃貸(1,682戸)、
その他は一部を除き分譲(1,300戸)
UR 藤の台団地 藤の台 2,837 4,815 2,315 2,500 1970年(昭和45年)入居開始[13]
1・3街区は賃貸(2,227戸)、2街区は分譲(1,199戸)
(「一団地の住宅施設」上の名称は本町田第2)
UR 町田山崎団地 山崎町 3,531 6,073 2,806 3,267 1〜7街区は1968年(昭和43年)、第二団地は1976年(昭和51年)入居開始[13]
分譲1街区(305戸)は建替により離脱、第二団地(8街区、260戸)は分譲、
その他は賃貸(3,920戸)
(「一団地の住宅施設」上の名称は木曽山崎)
団地合計 19,992 33,262 15,955 17,307

田園都市的側面[編集]

市域の大部分が多摩丘陵上に位置することもあり、町田駅から1 - 2kmほどの地区でも所々に自然が見られる。北西部から西部にかけての小山田・小野路地区、相原・大戸地区などは、が随所に広がり、一部では畜産業も営まれる農業地域となる。また、市域中部の七国山、北西端の草戸山など、後述の北部丘陵など里山山林も多く点在し、近隣の都市と比べで土地自然利用率が高い。タヌキアライグマなどの野生動物のほか、周辺の地域で数を減らし続けているムササビニホンリスカヤネズミなどの希少動物も見られる。また、相原地区にはイノシシが生息しており、近年は相原駅周辺や市街地などにも出没するようになったことから、2015年度より市が町田猟友会に委託し、罠による捕獲を進めている[14]

一方で、町田の東京都区部へのアクセスが注目されて以来、現在まで不動産・住宅開発の進出も激しい。都市計画がない状態で進められた、旧来の地形を省みない開発や建設がかえって町並みの調和を破壊している地域も存在する。1990年代以降では、水害時に備えるための私有の洪水調整池を無理に埋め立てる手法や、谷戸上部の山地を切り開く手法で大規模マンション開発が行われた箇所が存在し、災害対策や日照権問題などそれ以前からの地元住民とトラブルが発生した事例も存在する。

近年では、市の大部分にあたる多摩丘陵のうち、市域北部の上小山田町から小野路町・野津田町までの地域(概ね芝溝街道尾根幹線道路に挟まれた地域)を北部丘陵とし、自然保護と農業活性化を目的とした取り組みや休耕田の整備のほか、宅地開発の抑制などが行われている。

隣接している自治体・行政区[編集]

東京都(多摩地域)

神奈川県

歴史[編集]

江戸時代まで[編集]

  • 町田に人類が存在した最古の証拠は、木曽東で見つかった旧石器時代(約23,000年前)の石器である[15]
  • 武蔵国多摩郡の南端に位置する。645年に起きた乙巳の変により、政権は全国を支配する体制を整え、地方を多くの国に分け、現在の町田市はほとんどが武蔵国に含まれることになった[16]。北西部の相原村や小山村は16世紀末に境川が武蔵国・相模国の境界として確定するまで相模国高座郡に属した。このことと関連して、境川をはさんで武蔵側(町田市)と相模側(相模原市大和市)とで共通する地名が分布する(相原、小山、矢部、鶴間など)。
  • 1335年(建武2年)、北条時行北条氏の残党が中先代の乱を起し、町田村井出の沢足利直義を撃破し更に鎌倉へ向けて進攻する。
  • 院政期に市域には小山田荘が立荘される。小山田荘には秩父平氏小山田有重の子息が下国して本拠地とし、小山田氏となった。小山田氏は鎌倉期に甲斐国山梨県都留郡に入部し、系譜的関係は不明であるが、室町・戦国期には甲斐守護・戦国大名武田氏家臣の郡内小山田氏を輩出している。
  • 16世紀末の天正年間に町田村の村民が農地拡大のため近隣の原野を開拓し、その地を原町田村として分村した。後に「本村」である町田村は本町田村と村名を変更した。
  • 江戸時代初期、市域内の村の多くは幕府直轄領(天領)であった。しかし数度の地方直しを経て、江戸時代中期までに旗本知行地となり、その多くが旗本数家あるいは幕府等との相給となった。幕末期、幕府直轄領の村は韮山代官の支配下にあった。

明治維新から太平洋戦争まで[編集]

  • 1868年(明治元年) - 市域内全村が明治政府直轄地となり、武蔵知県事の管轄(一部の村は武蔵知県事と韮山県に分属)とされたが、同年末までに全域が神奈川県に移管される。
    • 当市域を管轄した武蔵知県事管内は後の品川県に当たるが、品川県への改称(1869年)以前に市域内は神奈川県へ移管された。
  • 1871年(明治4年) - 廃藩置県後の府県再編後も引き続き神奈川県の管内とされる。
  • 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村編制法により、南多摩郡に属する。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により多く存在した村々が以下のように合併した。
    • 原町田村・本町田村・森野村・南大谷村 - 町田村
    • 小野路村・能ヶ谷村・金井村・大蔵村・野津田村・真光寺村・広袴村・三輪村 - 鶴川村
    • 木曽村・山崎村・上小山田村・下小山田村・図師村・根岸村 - 忠生村
    • 鶴間村・小川村・金森村・高ヶ坂村・成瀬村 - 南村
    • 相原村・小山村 - 堺村
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 現在の町田市域を含む多摩郡域(南多摩郡、北多摩郡西多摩郡)が、神奈川県から東京府に移管される[17]
  • 1908年(明治41年)9月23日 - 横浜鉄道東神奈川駅 - 八王子駅が開業。現在の町田市域には原町田駅(現・町田駅)と相原駅が開業する[18]
  • 1913年(大正2年)4月1日 - 町田村が、町田町になる(町制施行)
  • 1917年(大正6年)1月9日 - 蒸気機関車の火の粉が原因で火災が発生[19]
  • 1927年(昭和2年)4月1日 - 小田急線開業。現在の町田市域には新原町田駅(現・町田駅)、玉川学園前駅鶴川駅が開業する。
  • 1945年(昭和20年)5月24日夜、空襲

太平洋戦争後[編集]

町田市役所 旧本庁舎(町田市中町一丁目20番23号、解体済)
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 町田町と南村が合併し、改めて町田町を新設。
  • 1958年(昭和33年)
    • 2月1日 - 町田町、鶴川村忠生村堺村の1町3村が対等合併、市制施行し、町田市となる(合併当時の人口は61,105人)
    • 3月9日 - 町田市初の市政選挙。初代市長は青山藤吉郎が無投票当選。市議会選挙は議席数36に62名が立候補。当時の有権者数は3万3865人中、投票数は3万294票に及び、投票率89.46%。[20]
    • 10月1日 - 市章を制定。
  • 1963年(昭和38年)5月4日 - 町田市歌を制定。
  • 1964年(昭和39年)4月5日 - 町田米軍機墜落事故が発生する[21]
  • 1968年(昭和43年)4月1日 - 東急田園都市線つくし野駅が開業。
  • 1970年(昭和45年)
    • 1月19日 - 原町田五丁目8番24号(旧町田町役場[22]、現在の町田市健康福祉会館付近[23])から中町一丁目20番23号の新市庁舎に移転[24]
    • 9月25日 - 人口が20万人を超える[24]
  • 1972年(昭和47年)
  • 1976年(昭和51年)
  • 1979年(昭和54年)
    • 4月1日 - 横浜線成瀬駅が開業。
    • 7月10日 - 八王子税務署より分離し、新たに町田税務署が開設。開設当初は旭町の仮庁舎で業務を開始し、翌年秋に中町の現庁舎に移転[25]
  • 1980年(昭和55年)4月1日 - 国鉄原町田駅が小田急線町田駅側に移転、町田駅に改称。
  • 1991年(平成3年)4月6日 - 京王相模原線多摩境駅が開業。
  • 2002年(平成14年)6月15日 - 市の鳥を制定。
  • 2003年(平成15年) - 人口が40万人を超える[26]
  • 2012年(平成24年)7月17日 - 旧日米富士自転車 町田工場跡地(森野二丁目2番22号)の新市庁舎に移転。
  • 2019年(令和元年)10月1日 - 東急田園都市線南町田駅が南町田グランベリーパーク駅に改称。
  • 2023年(令和5年)10月22日 - 当市をホームタウンとするJリーグクラブでJ2リーグに所属していたFC町田ゼルビア熊本戦に3-0で勝利し、クラブ史上初のJ1リーグ昇格を果たした。そして同月29日の金沢戦の前日の試合の結果で、J2リーグ初優勝を果たした。

市域の変遷[編集]

町田市は市制施行以後、隣接自治体との境界変更を数度実施している。特に大和市・相模原市とは境川の河川改修によって生じた「川向こうの飛地」を解消するため、1999年(事業着手は1995年)から「行政境界変更事業」として複数回の境界変更を行ってきた[27]

  • 1973年(昭和48年)12月1日 - 東京都多摩市と多摩ニュータウン区域界を境に境界変更。
    • 町田市小野路町、上小山田町および下小山田町の一部が多摩市に編入され、また多摩市落合の一部が町田市に編入。
    • 多摩市に編入になった部分は多摩市永山貝取豊ヶ丘、落合、鶴牧唐木田南野のそれぞれ一部となっている[28]。多摩市南野は(多摩市の+小路から)ということで名付けられた。
  • 1985年(昭和60年)2月1日 - 神奈川県大和市と境界の一部を変更。
    • 町田市金森、鶴間のそれぞれ一部が大和市に、大和市下鶴間の一部が町田市に編入。
  • 1999年(平成11年)12月1日 - 神奈川県相模原市、大和市と境界の一部を変更(変更事業1期
    • 町田市金森の一部が相模原市と大和市に、相模原市上鶴間の一部が町田市に編入。
  • 2004年(平成16年)
    • 3月1日 - 東京都八王子市と境界の一部を変更。
      • 町田市相原町、小山町のそれぞれ一部が八王子市に、八王子市鑓水南大沢のそれぞれ一部が町田市に編入。
    • 12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更(変更事業2期
      • 町田市原町田、森野、金森のそれぞれ一部が相模原市に、相模原市上鶴間、鵜野森古淵のそれぞれ一部が町田市に編入。
  • 2007年(平成19年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更(変更事業3期
    • 町田市森野、木曽町のそれぞれ一部が相模原市に、相模原市上鶴間本町、鵜野森、古淵のそれぞれ一部が町田市に編入。
  • 2010年(平成22年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更(変更事業4期
    • 町田市木曽西、木曽町、根岸町、矢部町のそれぞれ一部が相模原市中央区に、相模原市南区上鶴間本町と中央区東淵野辺、淵野辺本町のそれぞれ一部が町田市に編入[29]
  • 2013年(平成25年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更(変更事業5期
    • 町田市矢部町、小山町のそれぞれ一部が相模原市中央区に、相模原市南区古淵と中央区淵野辺本町、上矢部、宮下本町のそれぞれ一部が町田市に編入[30]
  • 2016年(平成28年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更(変更事業6期
    • 町田市小山町のそれぞれ一部が相模原市中央区と相模原市緑区に、相模原市中央区宮下本町、緑区東橋本のそれぞれ一部が町田市に編入[31]
  • 2020年(令和2年)12月1日 - 神奈川県相模原市と境界の一部を変更(変更事業7期)。
    • 町田市小山町、相原町のそれぞれ一部が相模原市中央区と相模原市緑区に、相模原市中央区宮下本町と緑区東橋本、橋本、町屋、広田のそれぞれ一部が町田市に編入[32]
    • 河川改修済区域では行政境界変更が全て終了したことから残り2期[33]を残して、この年を最後に境川流域の行政境界変更事業を当面休止[27]

町名[編集]

町田市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている。また、土地区画整理事業が完了した区域等で町名地番整理が実施されている。

町田地域[編集]

町田地域(31町丁)
町名 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
原町田はらまちだ一丁目 1964年6月1日 1964年6月1日 原町田、森野、南大谷、金森、高ヶ坂の各一部
原町田二丁目
原町田三丁目
原町田四丁目
原町田五丁目
原町田六丁目
中町なかまち一丁目 1965年7月1日 1965年7月1日 原町田、本町田、南大谷の各一部
中町二丁目
中町三丁目
中町四丁目
森野もりの一丁目 1965年7月1日 1965年7月1日 森野の一部
森野二丁目
森野三丁目 1966年7月1日 1966年7月1日 森野の一部
森野四丁目 1966年7月1日
2007年12月1日(編入)
森野、木曽町の一部
森野五丁目 1966年7月1日 森野の一部
森野六丁目 未実施
旭町あさひまち一丁目 1966年7月1日 1966年7月1日 原町田、本町田、木曽町の各一部
旭町二丁目
旭町三丁目
藤の台ふじのだい一丁目 2020年7月25日 2020年7月25日 本町田、金井町の各一部 三丁目は鶴川地域に属する
藤の台二丁目
本町田ほんまちだ 1958年2月1日 未実施
南大谷みなみおおや 1958年2月1日 未実施
玉川学園たまがわがくえん一丁目 1967年7月1日 1967年7月1日
玉川学園二丁目
玉川学園三丁目
玉川学園四丁目
玉川学園五丁目
玉川学園六丁目
玉川学園七丁目
玉川学園八丁目

南地域[編集]

南地域(73町丁)
町名 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
東玉川学園ひがしたまがわがくえん一丁目 1981年9月6日 1981年9月6日 成瀬の一部
東玉川学園二丁目
東玉川学園三丁目 未実施
東玉川学園四丁目
金森かなもり一丁目 1964年6月1日 1964年6月1日 金森の一部
金森二丁目 2012年10月8日 2012年10月8日 金森、鶴間、小川の各一部
金森三丁目
金森四丁目
金森五丁目
金森六丁目
金森七丁目
金森東かなもりひがし一丁目 2012年10月8日 2012年10月8日 金森、高ヶ坂、原町田2の各一部
金森東二丁目
金森東三丁目
金森東四丁目
南町田みなみまちだ一丁目 2016年7月18日 2016年7月18日 鶴間、小川の各一部
南町田二丁目
南町田三丁目
南町田四丁目
南町田五丁目
鶴間つるま一丁目 1975年4月10日 未実施 町名地番整理実施区域
鶴間二丁目
鶴間三丁目
鶴間四丁目 2016年7月18日 2016年7月18日 鶴間の一部
鶴間五丁目
鶴間六丁目
鶴間七丁目
鶴間八丁目
小川おがわ一丁目 1972年10月25日 未実施 町名地番整理実施区域(一部を除く)
小川二丁目
小川三丁目 1974年3月20日
小川四丁目
小川五丁目 2016年7月18日 2016年7月18日 鶴間、小川の各一部
小川六丁目
小川七丁目
つくし野つくしの一丁目 1968年10月16日 未実施 町名地番整理実施区域
つくし野二丁目
つくし野三丁目
つくし野四丁目
南つくし野みなみつくしの一丁目 1971年11月2日 未実施 町名地番整理実施区域
南つくし野二丁目
南つくし野三丁目
南つくし野四丁目
成瀬なるせ一丁目 1979年3月4日 未実施 町名地番整理実施区域
成瀬二丁目
成瀬三丁目 1996年9月6日
成瀬四丁目 2014年7月21日 2014年7月21日
成瀬五丁目
成瀬六丁目
成瀬七丁目
成瀬八丁目
西成瀬にしなるせ一丁目 2014年7月21日 2014年7月21日 成瀬、高ヶ坂の各一部
西成瀬二丁目
西成瀬三丁目
成瀬台なるせだい一丁目 1975年10月21日 未実施 町名地番整理実施区域(一部を除く)
成瀬台二丁目
成瀬台三丁目
成瀬台四丁目
南成瀬みなみなるせ一丁目 1975年10月21日 未実施 町名地番整理実施区域
南成瀬二丁目
南成瀬三丁目
南成瀬四丁目
南成瀬五丁目
南成瀬六丁目
南成瀬七丁目
南成瀬八丁目 1992年7月13日
成瀬が丘なるせがおか一丁目 1986年11月16日 未実施 町名地番整理実施区域(一部を除く)
成瀬が丘二丁目
成瀬が丘三丁目
高ヶ坂こがさか一丁目 2014年7月21日 2014年7月21日 高ヶ坂、成瀬、南大谷、原町田2の各一部
高ヶ坂二丁目
高ヶ坂三丁目
高ヶ坂四丁目
高ヶ坂五丁目
高ヶ坂六丁目
高ヶ坂七丁目

鶴川地域[編集]

鶴川地域(47町丁)
町名 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
小野路町おのじまち 1958年2月1日 未実施
野津田町のづたまち 1958年2月1日 未実施
金井かない一丁目 1990年7月16日 1990年7月16日
金井二丁目 1991年10月12日 未実施 町名地番整理実施区域
金井三丁目 1994年1月15日
金井四丁目 1994年7月18日 1994年7月18日
金井五丁目
金井六丁目
金井七丁目
金井八丁目
金井ヶ丘かないがおか一丁目 2020年7月25日 2020年7月25日 金井町、大蔵町、玉川学園の各一部
金井ヶ丘二丁目
金井ヶ丘三丁目
金井ヶ丘四丁目
金井ヶ丘五丁目
金井町かないまち 1958年2月1日 未実施
藤の台ふじのだい三丁目 2020年7月25日 2020年7月25日 金井町の一部 一丁目・二丁目は町田地域に属する
薬師台やくしだい一丁目 1986年3月1日 未実施 町名地番整理実施区域
薬師台二丁目
薬師台三丁目
大蔵町おおくらまち 1958年2月1日 未実施
真光寺しんこうじ一丁目 2003年5月31日 未実施 町名地番整理実施区域
真光寺二丁目
真光寺三丁目 1999年2月27日
真光寺町しんこうじまち 1958年2月1日 未実施
広袴ひろはかま一丁目 1999年2月27日 未実施 町名地番整理実施区域
広袴二丁目
広袴三丁目
広袴四丁目 2003年5月31日
広袴町ひろばかままち 1958年2月1日 未実施
能ヶ谷のうがや一丁目 2010年7月19日 2010年7月19日 能ヶ谷町の全部及び大蔵町、鶴川1の各一部
能ヶ谷二丁目
能ヶ谷三丁目
能ヶ谷四丁目
能ヶ谷五丁目
能ヶ谷六丁目
能ヶ谷七丁目
三輪町みわまち 1958年2月1日 未実施
三輪緑山みわみどりやま一丁目 1988年11月27日 未実施 町名地番整理実施区域(一部を除く)
三輪緑山二丁目
三輪緑山三丁目
三輪緑山四丁目 1997年11月1日
鶴川つるかわ一丁目 1968年8月1日 未実施 町名地番整理実施区域
鶴川二丁目
鶴川三丁目
鶴川四丁目
鶴川五丁目
鶴川六丁目

忠生地域[編集]

忠生地域(26町丁)
町名 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
山崎町やまざきまち 1958年2月1日 未実施
山崎やまざき一丁目 2009年7月1日 2009年7月1日 山崎町、木曽町、本町田の各一部
木曽町きそまち 1958年2月1日 未実施
木曽西きそにし一丁目 2007年12月1日 2007年12月1日
木曽西二丁目 2012年2月18日 未実施 町名地番整理実施区域
木曽西三丁目
木曽西四丁目 2007年12月1日 2007年12月1日
木曽西五丁目
木曽東きそひがし一丁目 2007年12月1日 2007年12月1日
木曽東二丁目
木曽東三丁目
木曽東四丁目
図師町ずしまち 1958年2月1日 未実施
根岸ねぎし一丁目 2012年2月18日 未実施 町名地番整理実施区域
根岸二丁目
根岸町ねぎしまち 1958年2月1日 未実施 町名地番整理実施区域(一部を除く)
矢部町やべまち 1958年2月1日 未実施 町名地番整理実施区域(一部を除く)
常盤町ときわまち 1958年2月1日 未実施
忠生ただお一丁目 1978年6月9日 未実施 町名地番整理実施区域
忠生二丁目
忠生三丁目
忠生四丁目
上小山田町かみおやまだまち 1958年2月1日 未実施
下小山田町しもおやまだまち 1958年2月1日 未実施
小山田桜台おやまださくらだい一丁目 1984年2月1日 未実施 町名地番整理実施区域
小山田桜台二丁目

堺地域[編集]

堺地域(8町丁)
町名 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
小山町おやままち 1958年2月1日 未実施
小山ヶ丘おやまがおか一丁目 2004年4月1日 未実施 町名地番整理実施区域
小山ヶ丘二丁目
小山ヶ丘三丁目
小山ヶ丘四丁目
小山ヶ丘五丁目
小山ヶ丘六丁目
相原町あいはらまち 1958年2月1日 未実施

今後の予定[編集]

  • 南大谷、東玉川学園三・四丁目 - 左記地域を対象として、2024年7月に住居表示の実施が計画されている[34]

人口[編集]

町田市と全国の年齢別人口分布(2005年) 町田市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 町田市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

町田市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


昼夜間人口[編集]

2005年に夜間人口(居住者)は404,449人であるが、市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は364,091人での0.9倍の人口になる。夜間に比べて昼の人口は約4万人ほど減ることになる。通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者110,479人、市外から市内へ入る通勤者は56,854人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多いが、学生では市外から市内へ入る通学生は28,920人で市内から市外に出る通学生15,653人と学生だけで見ると昼のほうが市内にいる学生は夜より多い。(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行 152 - 153ページ 国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる)

行政[編集]

市長[編集]

  • 初代:青山藤吉郎(任期:1958年3月9日 - 1970年3月8日、3期)
  • 第2代:大下勝正(任期:1970年3月9日 - 1990年3月8日、5期)
  • 第3代:寺田和雄(任期:1990年3月9日 - 2006年3月8日、4期)
  • 第4代:石阪丈一(任期:2006年3月9日 - 2026年3月8日、5期目の現職)

広域行政[編集]

  • 東京市町村総合事務組合 - 東京都の全市町村で、東京自治会館を運営している。
  • 東京たま広域資源循環組合 - 多摩地域のあきる野市、奥多摩町、日の出町、檜原村を除く25市1町で、日の出町にある「二ツ塚廃棄物広域処分場」を運営している。
  • 多摩ニュータウン環境組合 - 八王子、多摩および本市の3市で、多摩市にある「多摩清掃工場」を運営しており、小山ヶ丘地区で収集されたゴミは同施設に搬入される[35]
  • 東京都十一市競輪事業組合 - 八王子、武蔵野、青梅、昭島調布小金井小平日野東村山国分寺および本市の11市で、京王閣競輪を開催している。
  • 東京都六市競艇事業組合 - 八王子、武蔵野、昭島、調布、小金井および本市の6市で、江戸川競艇を開催している。
  • 南多摩斎場組合 - 八王子、多摩、稲城、日野および本市の5市で、本市にある火葬場及び葬儀場の「南多摩斎場」を運営している。

都市宣言[編集]

2001年2月1日、市は、社会のあらゆる領域で性差別を解消し男女の真の平等参画を推進するため「男女平等参画都市宣言」を発表[36]。毎年2月に「まちだ男女平等フェスティバル」を開催しており、女性支援施設などによる講演会を行っている[37]

環境への取り組み[編集]

町田市環境白書[編集]

町田市環境基本条例第16条に基づき、毎年の環境の状況及び環境施策について報告・公表している。「環境マスタープラン」と「アクションプラン」に基づき、精査、評価し市民に公表、周知することを目的としている[38]

  • 環境マスタープラン(第二次町田市環境マスタープラン)環境施策の基本像をさだめ、分野ごとに目標及び、政策を策定し進めるための計画。 「水とみどりとにぎわいの調和した環境都市まちだ」を環境像に「基本目標」と「施策の基本テーマ」を策定している。
  1. 地域で取り組む地球温暖化の防止 ~低炭素社会を目指すまちづくり~
  2. 自然環境と歴史的文化的環境の保全 ~水とみどりと生き物を守り育むまちづくり~
  3. 持続可能な循環型社会の構築 ~ごみを減らし資源を有効活用するまちづくり~
  4. 良好な生活環境の創造 ~安全で快適な暮らしを実現するまちづくり~
  5. 環境に配慮した生活スタイルの定着 ~学び・協働で進めるまちづくり~
  • アクションプラン(アクションプラン~第二次町田市環境マスタープラン推進計画~) 「環境マスタープラン」の「望ましい環境像」と5つの基本目標と前期28項目、後期31項目の重点事業の実現を目指し、市と市民、事業者が環境負荷低減に寄与するための行動の推進計画。アクションプラン基本目標を策定している。
  1. 地域で取り組む地球温暖化の防止
  2. 自然環境と歴史的文化的環境の保全
  3. 持続可能な循環型社会の構築
  4. 良好な生活環境の創造
  5. 環境に配慮した生活スタイルの定着

ゴミ処理[編集]

町田市バイオエネルギーセンター
旧・町田リサイクル文化センター(現存せず)

町田市内(小山ヶ丘地区を除く[注釈 3])で収集された家庭ごみは、これまで下小山田町の町田リサイクル文化センター内にある「町田市清掃工場」で処理されてきた。1982年に稼働を開始した同工場は施設の老朽化が進んでいることから建て替えが行われ、新施設の町田バイオエネルギーセンターは2021年10月25日より業務を開始し、2022年1月1日より処理施設の本稼働を開始した[39]

ゴミ収集
2005年(平成17年)10月1日から指定袋によるごみ収集有料化、戸別収集開始。ただし、集合住宅は従来通り、ごみ置き場で収集[40]
容器包装プラスチック分別収集
2016年(平成28年)4月1日からJR横浜線以南の地域で、指定袋による容器包装プラスチックの分別収集を先行開始。同地域内で収集された容器包装プラスチックは、ごみ中継施設である「リレーセンターみなみ」に追加整備された設備で資源化される。今後、町田市では相原地区および上小山田地区に資源ごみ処理施設の整備を進め、新施設の稼動開始にあわせて市内全域での分別収集を計画している[41]

指定金融機関[編集]

  • 横浜銀行(2005年7月1日 - 2007年6月30日、2009年7月1日 - 2011年6月30日、2013年7月1日 - 2015年6月30日、2017年7月1日 - 2019年6月30日、2021年7月1日 - 2023年6月30日)
  • きらぼし銀行(2007年7月1日 - 2009年6月30日、2011年7月1日 - 2013年6月30日、2015年7月1日 - 2017年6月30日、2019年7月1日 - 2021年6月30日、2023年7月1日 - 現在) - 2018年4月までは旧八千代銀行が担当。旧八千代銀行の前身の一つである東神信用金庫の本店は町田市にあった。
    • 2年おき、西暦の奇数年7月1日付で交代する、2行輪番制を採用している。

議会[編集]

町田市議会[編集]

東京都議会[編集]

2021年東京都議会議員選挙
  • 選挙区:町田市選挙区
  • 定数:4人
  • 任期:2021年7月23日 - 2025年7月22日
  • 投票日:2021年7月4日
  • 当日有権者数:354,276人
  • 投票率:44.63%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
小磯善彦 66 公明党 27,006票
藤井晃 39 都民ファーストの会 25,951票
星大輔 40 自由民主党 21,445票
池川友一 36 日本共産党 20,298票
鈴木烈 47 立憲民主党 17,000票
吉田勉 73 無所属 15,543票
松岡みゆき 59 自由民主党 14,223票
今村路加 52 無所属 13,952票
古田真 74 諸派 427票

衆議院[編集]

  • 選挙区:東京23区 (町田市、多摩市の一部)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 投票日:2021年10月31日
  • 当日有権者数:458,998人
  • 投票率:58.37%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
小倉將信 40 自由民主党 133,206票
比当 伊藤俊輔 42 立憲民主党 126,732票

機関・施設[編集]

市の行政施設[編集]

忠生市民センター
  • 町田市役所
  • 行政窓口・連絡所
    • 堺市民センター
    • 小山市民センター
    • 忠生市民センター
    • 鶴川市民センター
    • 南市民センター
    • なるせ駅前市民センター
    • 鶴川駅前連絡所(和光大学ポプリホール鶴川内)
    • 玉川学園駅前連絡所(玉川学園コミュニティセンター内)
    • 木曽山崎連絡所(木曽山崎コミュニティセンター内)
    • 町田駅前連絡所
  • 町田市保健所 - 2011年4月より東京都から施設・業務を引き継ぎ、保健所政令市に移行
  • 町田市健康福祉会館
  • 町田市健康福祉会館鶴川分館
  • 忠生保健センター
  • 町田市教育センター

国の行政施設[編集]

町田合同庁舎

都の行政施設[編集]

  • 東京都八王子都税事務所町田都税支所
  • 東京都南多摩東部建設事務所
  • 東京都水道局
    • 町田サービスステーション
    • 滝の沢浄水所
    • 原町田浄水所
    • 野津田浄水所
    • 小野路給水所

司法[編集]

町田簡易裁判所

東京地方裁判所立川支部の管轄。

  • 町田簡易裁判所

警察[編集]

町田警察署

消防[編集]

町田消防署

医療[編集]

町田市民病院
  • 町田市民病院災害拠点病院
  • 医療法人社団史世会 町田胃腸病院
  • 医療法人社団三友会 あけぼの病院
  • 医療法人社団創生会 町田病院
  • 医療法人社団康心会 ふれあい町田ホスピタル
  • 医療法人財団明理会 鶴川サナトリウム病院
  • 医療法人社団慶泉会 町田慶泉病院
  • 医療法人社団正志会 南町田病院(災害拠点病院)
  • 医療法人社団三翔会 町田脳神経外科
  • 医療法人社団幸隆会 多摩丘陵病院
  • 医療法人社団幸隆会 多摩丘陵リハビリテーション病院

市内で24時間365日救急を受け付けている二次救急指定医療機関は、町田市民病院、多摩丘陵病院、町田慶泉病院、南町田病院、町田病院、町田脳神経外科である。[42]

郵便[編集]

ゆうゆう窓口を併設し、かつ集配業務を行う郵便局は3局。ただし、郵便ポストへ投函された郵便物の収集に関しては、町田・鶴川管内は町田郵便局が、町田西管内は八王子市の八王子南郵便局が一括して行う。なお、忠生地域は管轄が3局に跨っているなど、旧来の町村域(現在の「地域」)分類と集配局の管轄域は一致しないため注意が必要。

ゆうゆう窓口併設・集配業務を行う郵便局[編集]

  • 町田郵便局:〒194-8799 旭町三丁目2番22号 - 194地域(町田・南地域および忠生地域の一部)
  • 鶴川郵便局:〒195-8799 大蔵町字大蔵446 - 195地域(鶴川地域及び忠生地域の一部)
  • 町田西郵便局:〒194-0299 小山町4275番地の2 - 194-02地域(堺地域及び忠生地域の一部)

その他の郵便局(局番順・昇順)[編集]

  • 忠生郵便局
  • 南郵便局
  • 原町田郵便局
  • 玉川学園前郵便局
  • 町田木曽郵便局
  • 町田高ヶ坂郵便局
  • 町田金森郵便局
  • 町田相原郵便局
  • 町田鶴川一郵便局
  • 鶴川団地内郵便局
  • 町田南つくし野郵便局
  • 町田山崎郵便局
  • 町田藤の台郵便局
  • 町田南大谷郵便局
  • 町田森野郵便局
  • 町田鶴川四郵便局
  • 町田本町田郵便局
  • 町田木曽西郵便局
  • 町田つくし野郵便局
  • 町田成瀬台郵便局
  • 町田小山郵便局
  • 町田小山田桜台郵便局
  • 原町田六郵便局
  • 成瀬駅前郵便局
  • 町田金森東郵便局
  • 成瀬清水谷郵便局
  • 町田山崎北郵便局
  • 町田大戸郵便局
  • 町田三輪郵便局
  • グランベリーパーク郵便局
  • 町田駅前郵便局

文化施設[編集]

図書館[編集]

町田市立中央図書館
  • 町田市立図書館 - 8ヶ所の本館・分館の他、移動図書館(そよかぜ号)も行っている。
    • 町田市立中央図書館
    • 町田市立さるびあ図書館
    • 町田市立鶴川図書館
    • 町田市立鶴川駅前図書館
    • 町田市立金森図書館
    • 町田市立木曽山崎図書館
    • 町田市立忠生図書館
    • 町田市立堺図書館
  • 町田市民文学館ことばらんど
    遠藤周作の遺族からの蔵書の寄贈が契機となり森村誠一が設立に協力し、誕生した。町田ゆかりの文学者等の関係資料を収集展示する図書館分館としても機能する。
  • まちライブラリー@南町田グランベリーパーク
  • まちライブラリー@ウエリスオリーブ町田中町
    一般社団法人まちライブラリー運営の小規模私設図書館。南町田では町田市立図書館の図書資料受渡業務も担う。
  • 石橋財団アートリサーチセンター
    石橋財団が所有する国宝や重要文化財など美術品の管理、保管研究施設、研究者用の専門図書館。

かつて存在した図書館

1939年から1989年まで大蔵町に存在した私立図書館。中央図書館の開館に伴い閉館。

美術館・博物館[編集]

町田市立国際版画美術館
武相荘
スヌーピーミュージアム

ホール[編集]

町田市民ホール
  • 町田市民ホール
  • 町田市文化交流センター
  • 町田市民フォーラム
  • 和光大学ポプリホール鶴川(町田市鶴川緑の交流館)

スポーツ施設[編集]

町田GIONスタジアム
町田市立総合体育館
町田市立室内プール
  • 町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場、野津田公園内)
  • 町田市立総合体育館(南成瀬)
  • 町田市立サン町田旭体育館(旭町・町田中央公園内)
  • 町田市民球場(旭町・町田中央公園内)
  • 藤の台球場(本町田・日向山公園内)
  • 鶴川球場(鶴川中央公園内)
  • 小野路GIONベースボールパーク(小野路公園内、市内唯一の硬式野球場)
  • 野津田球場(野津田公園内)
  • 小野球場(小山田緑地内)
  • 三輪みどり山球場
  • 忠生公園ソフトボール場
  • 町田中央公園テニスコート
  • 成瀬クリーンセンターテニスコート
  • 野津田公園テニスコート
  • 鶴川中央公園テニスコート
  • 鶴川第2テニスコート
  • 鶴間公園テニスコート
  • 鶴間公園グラウンド
  • 相原中央テニスコート
  • 相原中央グラウンド
  • 上の原グラウンド(野津田公園内)
  • 丘の上グラウンド(野津田公園内)
  • 小野路GIONグラウンド(小野路公園内)
  • 木曽山崎グラウンド
  • 緑ヶ丘グラウンド
  • 本町田後田グラウンド
  • 芹ヶ谷公園グラウンド
  • 成瀬鞍掛グラウンド(成瀬うさぎ谷戸公園内)
  • 鶴間公園グラウンド
  • 山王塚公園グラウンド
  • 小山上沼グラウンド(小山上沼公園内)
  • 町田市立室内プール(図師町)
  • 町田市立学校温水プール(一般開放施設)

青少年施設[編集]

  • 町田市子どもセンター - 児童福祉法に基づく児童厚生施設で、児童センターに分類される施設(分館を除く)
    • 子どもセンターまあち
    • 子どもセンターただON
    • 子どもセンターばあん
    • 子どもセンターつるっこ
    • 子どもセンターぱお
    • 子どもセンターぱお分館(WAAAO)
  • 町田市子どもクラブ - 児童福祉法に基づく児童厚生施設で、小型児童館に分類される施設
    • 南大谷子どもクラブMOこもこ
    • 玉川学園子どもクラブころころ児童館
    • 木曽子どもクラブきそっち
    • 南町田子どもクラブつみき(同市初の民設民営子どもクラブ)
    • 小山子どもクラブさん
    • 三輪子どもクラブMIWA~GO
    • 小山田子どもクラブゆめいく
  • 子ども創造キャンパスひなた村(日向山公園内、旧・都立町田青年の家
  • Nature Factory 東京町田(旧・大地沢青少年センター) - 町田市内唯一の公共宿泊施設。
  • せせらぎの里 町田市自然休暇村 - 長野県南佐久郡川上村秩父多摩甲斐国立公園内にある町田市の公共宿泊施設。

観光[編集]

自然[編集]

尾根緑道の桜並木

公園[編集]

芹ヶ谷公園
町田リス園
  • その他
    • 町田シバヒロ(旧町田市役所跡地の芝生広場、小田急線町田駅から徒歩6分程度)
    • 町田市立本町田遺跡公園(東京都指定史跡)
    • 町田市立鶴川中央公園(町田市近隣公園第1号で、市内では最古の公園)
    • 町田リス園(小規模動物園、薬師池公園隣)
    • 町田かたかごの森(カタクリの開花時期に合わせて限定開園する市管理の緑地)
    • こどもの国(敷地内一部)

名所・旧跡[編集]

上記の他、旧街道沿いを中心として神社仏閣·地蔵尊·道祖神などが点在している。

ビジターセンター[編集]

小野路宿里山交流館
  • 小野路宿里山交流館
    小野路宿の旅籠・旧角屋を改修し、ビジターセンターとして再整備した施設[44]
  • 三輪の森ビジターセンター
    都市計画緑地三輪緑地内に緑地来訪者の散策拠点として整備された施設。

特産品・名産品[編集]

市内の薬師池公園及び円林寺に、大賀ハスの蓮田があることから、蓮や薬師池にちなんだ商品が多い。

など

※ なお、これら名産品の一部は、町田駅前の市関連名産品店「まちだ名産品の店 心和」や「町田ツーリストギャラリー(ぽっぽ町田1階)」のほか、町田市役所の庁舎内コンビニなどで購入することができる。

祭事・催事[編集]

恩田川沿いの桜並木
  • 町田さくらまつり(3月下旬から4月上旬)
    尾根緑道(下小山田町・常盤町)・芹ヶ谷公園(原町田)・恩田川(南成瀬・成瀬)をメイン会場とし、様々な催しが行われる。来場者数は毎年10万人[45]
  • フェスタまちだ(9月)
    町田駅周辺各所(原町田大通り他)にて開催。エイサーの演舞を中心とした祭りで、別名「町田エイサー祭り」とも呼ばれている[46]。来場者数は毎年20万人[45]
  • 町田エコフェスタ(10月)
    町田市内(2016年までは町田リサイクル文化センター、2017年以降は同施設の建替の為、別会場で実施)にて開催。2010年までは「町田ごみフェスタ」という名称で行われていた[47]
  • 町田大道芸(10月)
    町田駅周辺各所(カリヨン広場他)にて開催。来場者数は毎年15万人[45]
  • 町田時代祭り(10月)
    芹ヶ谷公園(原町田)にて開催。市内にゆかりのある鎌倉武士などを再現し、時代行列・流鏑馬・砲術演武などを披露する祭りである。来場者数は毎年1万3千人[45]
キラリ☆まちだ祭
  • キラリ☆まちだ祭(11月)
    町田駅周辺各所(原町田大通り他)にて開催。地域農産物の品評会・PR(町田市農業祭)やよさこい踊りの演舞(町田夢舞生ッスイ祭)を中心とした祭りである。2009年まで小田急百貨店町田店屋上ほかにて毎年10月に行われていた「町田市産業祭」と野津田公園で行われていた町田市農業祭「太陽と緑のまつり」を統合する形で、2010年に「まちだ産業観光まつり」の名称で開催され、2011年から現在の名称で行われている。来場者数は毎年16万5千人[45]
  • 町田市こどもマラソン大会(12月)
    町田GIONスタジアム(野津田公園内)にて開催。

教育[編集]

大学[編集]

町田市内には多くの大学が点在している。

短期大学[編集]

専門学校[編集]

高等専門学校[編集]

高等学校[編集]

都立

私立

中学校[編集]

市立

私立

小学校[編集]

市立

私立

市立小学校統廃合[編集]

1968年の相原小学校大戸分校の閉校(後に大戸小学校が開校)以来、長年に亘って統廃合は行われなかったが、2001年から2003年にかけて主に忠生地域周辺で統廃合が行われている。いずれも大規模集合住宅の周辺に設置されている小学校で、団地住民少子高齢化によるもの。一方で、2005年以降は小山ヶ丘地区周辺の人口増加に伴い、小学校が複数開校している。今後2025年度から2040年度にかけて、市内公立小中学校で大規模な統廃合と学区再編が計画されており、市立小学校は42校から26校に、市立中学校を20校から15校に減少する予定[48]

近年行われた小学校の統廃合および新設の状況は以下の通り。

  • 2001年 - 忠生第四小学校 + 木曽小学校 → 木曽境川小学校 (境川住宅)
    • 旧木曽小学校に新校舎を設置。旧忠生第四小学校は町田市教育センターとして活用。
  • 2002年 - 本町田西小学校 + 原小学校 + 緑ヶ丘小学校 → 本町田小学校 (町田木曽住宅)
    • 原・緑ヶ丘小学校は道路を挟み隣接。旧緑ヶ丘小学校を仮校舎として使用後、旧原小学校に新校舎を設置。
  • 2003年 - 忠生第五小学校 + 忠生第六小学校 + 忠生第七小学校 → 七国山小学校 (町田山崎団地)
    • 忠生第六・第七小学校は道路を挟み隣接。旧忠生第六小学校を仮校舎として使用後、旧忠生第七小学校に新校舎を設置。
  • 2005年 - 小山ヶ丘小学校開校
  • 2009年 - 図師小学校開校
  • 2010年 - 小山中央小学校開校
  • 2012年 - 大戸小学校と武蔵岡中学校を同一校舎に移転し、小中一貫化。町田市立小中一貫ゆくのき学園となる。

※ この他、小山田小学校は忠生第二小学校より改称したほか、忠生小学校は忠生第一小学校より改称した。


幼稚園[編集]

私立

  • 文化幼稚園
  • 相原幼稚園
  • 桜美林幼稚園
  • 小川幼稚園
  • 開進幼稚園
  • カナリヤ幼稚園
  • きそ幼稚園
  • 慶松幼稚園
  • 高ヶ坂幼稚園
  • 子どもの森幼稚園
  • 境川幼稚園
  • さふらん幼稚園
  • 正和幼稚園
  • 第一富士幼稚園
  • 立華幼稚園
  • 玉川学園幼稚部
  • 玉川中央幼稚園
  • つくし野天使幼稚園
  • 鶴川シオン幼稚園
  • フェリシア幼稚園フェリシアこども短期大学附属
  • 鶴川若竹幼稚園
  • 成瀬台幼稚園
  • 原町田幼稚園
  • 光幼稚園
  • 藤の台幼稚園
  • 町田こばと幼稚園
  • 町田自然幼稚園
  • 町田こひつじ幼稚園
  • 南ヶ丘幼稚園
  • 町田すみれ幼稚園
  • 町田ひまわり幼稚園
  • 山ゆり幼稚園
  • 和光鶴川幼稚園

特別支援学校[編集]

都立

  • 東京都立町田の丘学園(旧・町田養護学校)

私立

各種学校[編集]

学校教育以外の施設[編集]

自動車教習所


交通[編集]

東京都区部までは電車利用で50分程度(市の中心駅である町田駅から新宿へは小田急小田原線の快速急行利用で約30分)。中東部を小田急線が、南部を東急田園都市線が、南西部と西部をJR横浜線が、北西部を京王相模原線が、いずれも市域の外縁部を通っている。町田駅では、北東~南西方向に走る小田急線と北西~南東方向に走るJR横浜線がほぼ直角に交差しているが、町田駅からはこの2路線4方向のどれに乗っても神奈川県に進入することになる。

良好な鉄道アクセスは市域の外縁部に集中しており、市域の中央部に鉄道空白地帯を多く抱えている。そのためバスが主要な交通手段として発達しており、運行本数が多い。特に山崎団地・藤の台団地から町田駅方面へは昼間でも頻繁に運行がなされており鉄道の空白を埋める役割を果たしている。

市南部・北西部の主要幹線道路については、幅員の狭いものが多く、路線バスも十分な運行本数が確保されていないこともあり、慢性的な渋滞が発生している。また、都心部への鉄道交通や市内のバス路線網が発達している一方で、同じ多摩地域の近隣都市へと移動する手段は整備が遅れている。そのため、多摩都市モノレール小田急多摩線の市内延伸が構想されている。また高速道路については核都市広域幹線道路が市内を通ることが構想されているが[49][50]、こちらは具体化していない。

バブル期には鉄輪式リニアモーターカーによる(都営地下鉄大江戸線と同じ方式)ミニ地下鉄建設が検討されたことがある[51]

鉄道[編集]

小田急町田駅 ■
小田急町田駅
JR町田駅(南口) ■
JR町田駅(南口)

市内の路線・駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JH 横浜線
京王電鉄
KO 相模原線
小田急電鉄
OH 小田原線
東急電鉄
DT 田園都市線

主要部へのアクセス[編集]

日中の町田駅から東京・横浜方面への所要時間は以下のとおりである。なお、朝夕の通勤時間帯には5 - 15分程度所要時間が余計にかかる。

バス[編集]

路線バス[編集]

町田駅前を走行する連節バス(神奈川中央交通 町田営業所担当)

市内の路線バスは、神奈川中央交通グループが全域に渡って運行しており、他社の乗り入れは少ない。これは戦時中の陸運業統合の際、町田市は多摩ではなく神奈川県の相模のブロックに編入されたことが要因となっている[注釈 4]

2012年からは、都内の一般路線としては初めて、神奈川中央交通の町田営業所に連節バスが導入された[52]。2021年には法政大学通学路線用に神奈川中央交通東(橋本営業所)と京王電鉄バスグループ(八王子営業所・高尾営業所)にも連節バスが配備された[53][54]

コミュニティバス[編集]

町田市が運営するコミュニティバス・市民バスは、以下の3つが存在する[55]。詳細は各コミュニティバスの記事を参照のこと。

下記以外にも、相模原市の大野北地区コミュニティバス「ピンくる号」が市内の停留所に乗り入れている。

空港リムジンバス・高速バス[編集]

町田バスセンター・南町田グランベリーパーク駅から、羽田空港(神奈川中央交通東・京浜急行バス)および成田空港(神奈川中央交通東・神奈川中央交通西・京成バス)へ、それぞれ空港連絡バスが頻発して運行されている。

また、都市間高速バスとして、昼行高速バス(町田BC・南町田グランベリーパーク駅)は大阪行(町田BCのみ)、富士急ハイランド・河口湖駅行御殿場プレミアム・アウトレット行東京ディズニーリゾート行(町田BCのみ)が、夜行高速バス(町田BC・町田TM)は富山金沢行(町田TMのみ)、名古屋行(町田TMのみ)、京都大阪行、神戸三宮行(町田TMのみ)、福山駅・広島行(町田BCのみ)がそれぞれ運行されている。

以前は和歌山駅行和歌山バス)、奈良駅行奈良交通)、盛岡駅行岩手県交通)、三井アウトレットパーク・木更津駅行(神奈川中央交通東・小湊鉄道)、三重伊勢神宮行(菰野東部交通)も運行されていた(和歌山駅行と奈良駅行と三重・伊勢神宮行きは路線再編により経由しなくなり、盛岡駅行と木更津駅行は路線自体が廃止された[56][57]

道路[編集]

横浜町田インターチェンジ
高速道路自動車専用道路
東京都心と愛知県小牧市を結ぶ高速自動車国道アジアハイウェイ1号線の構成路線の一つ。町田市では南端部(鶴間付近)をわずかに通り、横浜町田IC(以前の横浜IC)が設置されている(敷地の大半は横浜市緑区)。
南町田北交差点付近から横浜町田IC、二俣川駅付近を通過し、新保土ヶ谷インターチェンジに至る国道16号のバイパス区間。全線が無料であり、また東名高速道路や横浜横須賀道路、首都高速湾岸線横羽線横浜新道などの道路にも接続するため、国内で最も交通量の多い道路である。
一般国道
首都圏外縁を結ぶ環状路線。町田市では南端部(鶴間付近)と北西部(相原町字橋本付近)をわずかに通る。鶴間付近では町田街道・国道246号・東名高速道路・保土ヶ谷バイパスと交差・接続する。かつて浜街道や神奈川往還と呼ばれた、絹の道の裏街道を継承している。
横浜市旭区上川井インターチェンジから大和市下鶴間地先を結ぶ、国道16号のバイパス区間。上川井ICから南町田北交差点間では保土ヶ谷バイパス(町田立体)の下を通過する。東名入口交差点で国道246号線と接続する。
相模原市緑区の元橋本交差点から八王子市の打越交差点を結ぶ、国道16号のバイパス区間。かつては有料道路であったが、現在は無料化されている。
東京都心と静岡県沼津市を結ぶ。町田市では南端部(鶴間付近)をわずかに通る。国道16号・町田街道と接続している。大山街道青山道を継承している。
都道・その他の道路
調布市と原町田の旧町田街道を結ぶ。都道19号の下石原一丁目交差点 - 真光寺十字路交差点、都道139号の真光寺十字路交差点 - 鶴川駅東口交差点、都道3号(世田谷町田線)の鶴川駅東口交差点 - 菅原神社 - 中町交番前交差点、町田市道の中町交番前交差点 - 原町田中央通り交差点をあわせて鶴川街道と通称している。一部区間は拡幅されたものの、町田高校付近は狭隘である。なお、この狭隘区間は旧来の鎌倉街道の道筋に近い。
淵野辺駅前から、根岸・忠生・図師・野津田・大蔵の市内北部を結び、鶴川駅へ至る。都道3号世田谷町田線とあわせ、津久井道の一部をなす。
町田市と川崎市を結ぶ路線の一部。町田駅から横浜市北西部を結ぶ。絹の道の脇街道である神奈川街道を継承している。
東名高速道路・保土ヶ谷バイパス・国道16号・国道246号の交差する町田市辻付近と、国道20号・高尾街道の交差する八王子市の町田街道入口交差点を結ぶ片側一車線の道路。概ね横浜線や国道16号と平行している。道幅が狭いものの、市内の主要幹線道路となっていることもあり交通量は非常に多く、全体で渋滞が慢性的に発生する。そのため、バイパス道路や拡張などが整備中である。旧道や新道を含むほぼ全線が東京都道47号線八王子町田線に指定されている。沿線には古い民家や神社仏閣が点在しており、明治以前の旧道もその多くが現存している。幕末から明治時代にかけて最大の貿易商品である「」を運ぶ街道として、集荷地・八王子と輸出港・横浜港を結んでいた。沿道は幕末頃より栄えるようになり、なかでも原町田は中継地点として重要な宿場町でもあった。別名「絹の道」。
町田3・3・36号線
相原 - 南町田を4車線で結ぶ計画の町田街道の新たなバイパス路線。新町田街道とも呼ばれる。常盤付近から旭町付近までの間は既に供用されており、2024年3月に道路の両端が町田街道に接続された。多摩都市モノレール導入空間として広い中央分離帯が用意されている。今後も「多摩地域における都市計画道路の整備方針」に基づき市域中部をはじめとして南町田付近などの整備が予定されている。
府中と町田を結ぶ。多摩地区を縦に抜ける主要道路で交通量も非常に多いことから、町田市内の各所で拡幅工事を進めている。多摩市内から野津田町暖沢地区までと本町田の一部では拡幅が完了し、小野路町・野津田町では片側二車線の道路となっている。旧来は町田村近辺と府中を結ぶ道筋だったが、鎌倉時代に鎌倉と府中、上州方面を結ぶ重要な街道筋(鎌倉上道)として整備され、町田宿(現在の本町田宿・後田・一色地区)、小野路宿(現在の小野路町)などが宿場町として発展するようになる。当時の街道が市内中部の七国山や小野路町に残されており、鎌倉古道・鎌倉旧街道として記念されている。現道から大きく離れた小山田の都道(狭隘路)相原町七国峠なども鎌倉上道の脇道に当たるとされている。鎌倉時代足利直義軍と北条時行軍による合戦が行われたのは、当時の鎌倉街道の主要地であった町田村中心部の町田宿にほど近い、井出の沢であった。小野路 - 府中は大山街道府中道と重複している。
町田街道から相模原市・座間市内を通り、厚木市に至る主要地方道。かつてキャンプ座間大日本帝国陸軍士官学校であった時代に、天皇が横浜線原町田駅(町田駅)から士官学校まで行幸をしたことに由来する。
町田市と多摩市を結ぶ。町田市では北西部(小山町付近)をわずかに通る。全線が片側二車線である。混雑緩和のため国道16号方面への延伸工事が進んでいる。
南多摩尾根幹線道路
調布市と町田市を結ぶ。町田市では北西部(小山町付近)をわずかに通る。従来からある神奈川県道・東京都道503号相模原立川線は片側1車線の対面通行で幅員は狭かったが、2014年11月に「小山沼陸橋」が開通したことで、町田市内の区間は全線が片側二車線となった。2023年7月現在、神奈川県側宮下交差点までのバイパスのため延伸工事が進められている。
  • 多摩境通り
国道16号から多摩境駅付近を経て馬場までを結ぶ道路。尾根緑道の車道は途中でカーブしてこの道に出る。沿線にはサレジオ工業高等専門学校の他、コストコやカインズなどの大型商業施設が存在し、休日を中心に混雑が激しくなる。国道16号や町田街道の混雑を逃れたい車もこの道に流入してくるため、日中は酷い渋滞が度々発生する。これを回避するためには南大沢経由で柚木街道まで迂回する必要がある。
団地いちょう通り
  • 団地いちょう通り
鶴川街道から、藤の台・山崎・木曽・境川の各団地を結ぶイチョウ並木の通り。広幅員のため、バス路線の重要な経路となっている。また、鶴川街道・鎌倉街道から町田街道・相模原市方面への短絡ルートとしても利用される。
  • さくら通り
小野路城跡付近から桜美林学園付近までを結ぶ道路。沿線には桜美林学園日大三高の他、尾根緑道入口や町田市民プールがある。東京都道155号町田平山八王子線淵野辺駅、町田駅前通りと直結しており、バス路線の重要ルートとなっている。
  • 町田駅前通り
神奈川県との都県境付近を境川に沿って走り、市内中西部の根岸・木曽・忠生地区と町田駅・町田街道・成瀬街道を結ぶ道路。この路線を経由して町田から境川団地・古淵駅・淵野辺駅方面へのバスが運行されている。
  • 原町田大通り
JR町田駅前から町田街道までの連絡路線。町田から南地区(成瀬・金森)方面へのバスが運行されている。将来は芹ヶ谷公園北側に開通予定の都市計画道路3・3・36号線と一体になるだけでなく、多摩都市モノレールの町田延伸の際には導入空間となる予定。

交流都市・災害時相互応援協定[編集]

ゆかりのスポーツチーム[編集]

出身有名人[編集]

文化・芸能[編集]

スポーツ選手[編集]

サッカー選手[編集]

その他の有名人[編集]

ゆかりの有名人[編集]

町田を舞台とする作品・ゆかりの作品[編集]

小説

  • (1977年) - 松本清張による推理小説。事件の鍵を握る女性の住む場所は、町田街道近くの金森周辺がモデル。
  • 殺人方程式(1989年) - 綾辻行人による推理小説。殺人事件の起こった場所は、町田市と相模原市の境界線に流れる境川と横浜線が交わる辺りと見られる。
  • ひとりずもう(2005年) - さくらももこによるエッセイ。町田市の商店街を案内される場面がある。
  • まほろ駅前多田便利軒(2006年) - 三浦しをんによる第135回直木賞受賞作となった小説。舞台となる架空の地「まほろ市」のモデル。実在する場所や店舗を名前を変えるかあるいは伏せた形で記されている。
  • バビロン(2015年 - ) - 野﨑まどによるサスペンス小説。町田市・八王子市・多摩市と神奈川県から相模原市を越境合併して設置された新たな行政区画「新域」が舞台として描かれる。
  • スーパーカブ(2017年 - ) - トネ・コーケンによるライトノベル作品。原作6巻から主人公が山梨県北杜市から町田市(原作者の居住地)に移住し、大学生活を始める姿が描かれている。

映画・ドラマ

コミック・アニメ

  • 神聖モテモテ王国 - 主人公が暮らすアパートが町田市内にあるとみられる。
  • ロリコンフェニックス - ブラックロリータ団の本部は町田市にあり、町田駅付近の電化製品店では幹部が働いている。
  • 課長王子 - 主人公が利用する駅など町田市内を描写しているシーンがあり、町田市に住んでいると思われる。また、田中王児の声を演じた石井康嗣は、アフレコ後のインタビューにおいて町田について語っていた[67]
  • TOKKO 特公 - ストーリーの重要な舞台である。
  • 莫逆家族 - 街並などは町田がモデルになっている。
  • 監察医朝顔 - 背景に描かれている街並に町田市内の風景をアレンジしたらしいものが散見される。
  • とある科学の超電磁砲 - 原作コミック初期に町田駅前などが背景モデルとして登場する。
  • おやすみプンプン - 漫画内に町田市が背景として多く登場する。
  • ソラニン - 漫画内に町田市内のライブハウス「町田ACT」が登場する。
  • デート・ア・ライブ - アニメで描かれている街並はJR町田駅周辺がモデルで、アニメツーリズム協会の「日本のアニメ聖地88」では町田市が聖地のアニメとして同作品が選定された[68]
  • Charlotte - アニメで描かれている街並に、JR町田駅南口と小田急町田駅西口改札やカリヨン広場などが背景モデルとして登場する。
  • キズナイーバー - アニメ内で主人公たちが通う学校は、サレジオ工業高等専門学校がモデルとなっており、エンドクレジットではロケハン協力に同校の名前が記載されている。
  • はじめてのギャル - アニメで描かれている街並に、町田駅前の商店街や当時の109 MACHIDA、成瀬駅などが背景モデルとして登場する。
  • サークレット・プリンセス - アニメで描かれている街並に、JR町田駅前や玉川学園(玉川大学)などが背景モデルとして登場する。
  • ギヴン - 漫画・アニメで描かれている街並に、町田駅前などが実際の町として登場する。
  • 宝石商リチャード氏の謎鑑定 - アニメで描かれている街並に、JR町田駅南口が実際の町として登場する。
  • ホリミヤ - アニメで描かれている街並に、町田駅周辺の商店街が背景モデルとして登場する。
  • ひとりずもう (漫画) - 原作の同名エッセイを漫画化したもの。エッセイ版同様、町田市の商店街が登場する。

ゲーム

  • To HeartToHeart2 関連 - 製作スタッフが、舞台は町田市をイメージしたと語っている。
  • ハミダシクリエイティブ - 町田市をイメージした街(千玉市)が舞台となっており、市内の街並が背景のモデルとして登場する。

地域放送[編集]

市内にコミュニティFMラジオ局はないものの、隣接の相模原市に送信所を置く「FM HOT 839(旧・エフエムさがみ)」は町田市内でも受信でき、同局では町田市の広報番組も放送されている[69]

電話[編集]

  • 三輪町及び三輪緑山以外の町田市内は相模原MA(市外局番:042-7)に属するため、神奈川県相模原市の大半のエリア(旧津久井町地区等を含む)や、遠く山梨県道志村月夜野地区まで市内通話扱いとなる。
    • このうち町田市に割り当てられているのは042-706 - 710、042-720 - 729、042-732、042-734 - 739、042-770 - 775(堺地区、相模原市でも割り当てられている)、042-782・783(堺地区、相模原市でも割り当てられている)、042-788 - 799。
    • 1998年11月3日の局番変更前まで、市外局番は0427を使用していた[70]
  • 三輪町及び三輪緑山は川崎MA(市外局番:044)に属するため、神奈川県川崎市と市内通話扱い。相模原MAに属する町田市内への通話は県内市外通話となる。
  • NTTの管轄は東京支店である
  • 市内には通信局舎が5か所設置されている。
    • 町田ビル(中町)
    • 鶴川ビル(大蔵町)
    • 町田北忠生交換センタ(上小山田町)
    • 町田忠生交換センタ(忠生)
    • 町田鶴間交換センタ(小川)

ナンバープレート[編集]

自動車・自動二輪車[編集]

町田市は、多摩ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。

2017年より、八王子に続いて多摩地域2番目のご当地ナンバーとして「町田ナンバー」の導入を検討していたが[71][72]、市民の理解が得られなかったことなどを踏まえて申請には至らず、導入が見送られている[73]

多摩ナンバー割り当て地域

原動機付自転車[編集]

町田市が交付している原動機付自転車ナンバープレートでは、2013年9月2日からデザインナンバープレートの交付が開始された。デザインには、薬師池公園をテーマに据えに、ランドマークである薬師池と池に掛かるたいこ橋、ツバキの花と市の鳥であるカワセミが描かれている。緑色・水色板は対象外で、従来の標識も選択できる[74]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 同様に、相模原市も神奈川県内他地域より町田市・八王子市をはじめとした南多摩地域との結びつきが強い。
  2. ^ 一部からは「西の渋谷」「西の秋葉原」(この場合の「西」とは西日本ではなく、東京都西部のことである)などと呼ばれることもある。
  3. ^ 小山ヶ丘のみ、多摩市唐木田にある多摩清掃工場(運営:多摩ニュータウン環境組合)で処理される[1]。このため、通常の町田市の分別区分と異なっている[2]
  4. ^ 同様の例は兵庫県三田市も同じで、同市は北摂ではなく播磨・丹波のブロックに編入され、路線バスのほとんどが神姫バスとなっている。

出典[編集]

  1. ^ リニア駅期待の橋本は「武蔵小杉&新横浜型」に? 識者が大予想”. 日経クロストレンド. 2023年1月2日閲覧。
  2. ^ 「西の渋谷」の実態は…「町田」に襲いかかる人口減少の波”. 幻冬舎ゴールドオンライン. 2023年2月21日閲覧。
  3. ^ ご当地テレビ視聴隊 (2015年11月14日). “東京人「町田が『西の渋谷』って、ちょっと恥ずかしいよね(笑)」【モヤモヤさまぁ~ず2/東京の視点×大阪の目線】(全文表示)|Jタウンネット” (jp). Jタウンネット. 2023年2月21日閲覧。
  4. ^ 町田市立図書館地域資料研究会『町田の地名のいわれ』町田市立図書館、1993年https://www.library.city.machida.tokyo.jp/img/bottom/16d3238ac4642ea1f0c2dfc7b4b72c8e_1.pdf 
  5. ^ 町田市景観計画 第1章町田市の景観の特徴(2023年10月15日閲覧)
  6. ^ 町田市役所 都市づくり部 交通事業推進課 (2012年4月1日). “多摩境通りの渋滞対策”. 町田市. 2015年1月29日閲覧。
  7. ^ 南町田拠点創出まちづくりプロジェクト 商業施設計画の概要が決定』(プレスリリース)東京急行電鉄、2017年2月17日http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=25282017年2月18日閲覧 
  8. ^ a b 「町田市安全安心まちづくり推進計画」を改定しました』(プレスリリース)防災安全部市民生活安全課、2020年1月16日https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/koho/kisyakaiken/2019/20200116.files/200116-03.pdf2020年9月27日閲覧 
  9. ^ a b 地域防犯の拠点「市民交番サルビア」 東京都町田市・町田市民間交番運営委員会 「まち むら」96号掲載 2007年2月15日発行 公益財団法人 あしたの日本を創る協会
  10. ^ 広報まちだ 2004年10月21日号 1面町田市
  11. ^ 町田市景観計画(2009年12月)
  12. ^ 町田市住民基本台帳 世帯と人口(2020年7月1日)
  13. ^ a b c d e f g h i j k 団地再生基本方針(資料編)町田市
  14. ^ 相原地区連合町内会 市政懇談会(2019年11月20日開催)町田市
  15. ^ 旧石器時代から古墳時代のころの町田のページです。”. 町田市生涯学習部生涯学習総務課. 2020年10月5日閲覧。
  16. ^ 町田市ホームページ
  17. ^ 『東京朝日新聞』1893年3月15日朝刊1頁「三多摩郡管轄換に関する省令」(朝日新聞東京本社)
  18. ^ 『東京朝日新聞』1908年9月17日朝刊3頁「横濱鐵道(客車試運轉)」(朝日新聞東京本社)
  19. ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868→1925』河出書房新社、2000年、417頁。ISBN 4-309-22361-3 
  20. ^ 町田市議会だより創刊200号記念特集号”. 議会だより編集小委員会. 2023年12月25日閲覧。
  21. ^ 『朝日新聞』1964年4月6日朝刊1頁「米軍機、商店街に墜落 町田 通行人ら四人惨死 乗員は脱出_米軍用機、町田市に墜落」(朝日新聞東京本社)
  22. ^ 広報まちだ 2018年2月1日号 1面町田市
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外部リンク[編集]