相生港

相生港
北側から見た相生市街地と相生港
所在地
日本の旗 日本
所在地 兵庫県相生市
座標 北緯34度47分8.2秒 東経134度27分55.9秒 / 北緯34.785611度 東経134.465528度 / 34.785611; 134.465528座標: 北緯34度47分8.2秒 東経134度27分55.9秒 / 北緯34.785611度 東経134.465528度 / 34.785611; 134.465528
詳細
管理者 兵庫県
種類 地方港湾
統計
統計年度 2015年度
発着数 453隻(908,607総トン)[1]
旅客数 354人[2]

相生港(あいおいこう)は、兵庫県相生市にある地方港湾。港湾管理者は兵庫県。港則法の適用港である。統計法に基づく港湾調査規則では乙種港湾に分類されている。

概要[編集]

相生市中心部周辺の空中写真。深く入り組んだ相生湾の最奥に中心市街地がある。1980年撮影の12枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

兵庫県西部に位置する港湾で、瀬戸内海に面した相生湾の湾奥にある。

1907年播磨船渠が造船所を創業、造船都市として発展した。播磨船渠は播磨造船所を経て、戦後に石川島播磨重工業(IHI)となり、現在はIHI相生事業所および再編により分離された造船部門はJMUアムテックジャパン マリンユナイテッド子会社)となっている。かつては市街地と造船所を結ぶ通勤ルートとして浮き橋の皆勤橋が港奥に架けられていた。造船所の南側には関西電力火力発電所である相生発電所がある。

毎年5月の最終日曜日には相生ペーロン祭が開催され、前日の土曜日は前夜祭として花火大会が行われる。

2015年度の発着数は453隻(908,607総トン)、うち外国商船22隻(213,333総トン)[1]、利用客数は354人(乗込人員177人、上陸人員177人)である[2]

航路[編集]

相生湾連絡船の廃止以降は、発着する定期旅客航路はない。

相生湾連絡船[編集]

皆勤橋跡に接岸中の連絡船

相生市により相生湾南端の坪根地区と中心部を結ぶ連絡船「つぼね丸」が1960年4月から運航されていたが、2013年3月31日に廃止された[3]。坪根地区には小・中学校がないため通学船として運航されてきたが、通学利用者が2013年度から0人となり、2017年度まで利用者の見込みがないため廃止の方針が決定され、予約型タクシーによる代行輸送となった。

相生市から委託を受けたハリマシッピングサービスが1日6往復を運航していた。

港湾施設[編集]

みなとオアシスあいおい(道の駅あいおい白龍城)

相生湾一帯はみなとオアシスに登録していて、あいおい白龍城相生市立水産物市場の2施設を基本施設とするみなとオアシスあいおいとして賑わい・交流拠点となっている。「あいおい白龍城」は道の駅海の駅にも登録されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第1表
  2. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第2表
  3. ^ アクセス相生市観光協会オフィシャルサイト

参考文献[編集]

外部リンク[編集]