竹村次郎

竹村 次郎(たけむら じろう、1933年8月26日 - 2023年1月9日)は、日本の作曲家編曲家東京都出身。

人物[編集]

歌手のコンサートの際のビッグバンド用の編曲を数多くこなした。

大の阪神タイガースファンであり、阪神タイガース関連の歌の作曲も行った。

作曲家というより編曲家の仕事が多く、日本レコード大賞受賞の都はるみの「北の宿から」、大川栄策の「さざんかの宿」などを手掛けた。

また大手芸能事務所:サンミュージックの役員や顧問を務め、同社所属歌手を中心に歌唱レッスンなどをしていた。

2023年1月9日、東京都の自宅にて肺炎のため死去[1]。89歳没。同年、第65回日本レコード大賞特別功労賞を受賞した[2]

主な作曲・編曲楽曲[編集]

  • 青江三奈
    • 伊勢佐木町ブルース」(編曲)
    • 「新宿サタデー・ナイト」(編曲)
    • 「ゆきずり」(編曲)
    • 「盛岡ブルース」(編曲)
    • 「大阪ブルース」(編曲)
  • 大月みやこ
    • 「愛染パラパラ」(編曲)
    • 「大阪ごころ」(編曲)
    • 「大阪ふたりづれ」(編曲)
    • 「乱れ花」(編曲)
  • 日吉ミミ
    • 「おじさまとデート」(編曲)
    • 「ピリオッド」(編曲)
  • 藤圭子
    • 街の子」(編曲)
    • 「恋の雪割草」(編曲)
    • 「涙の越前海岸」(編曲)
    • 「あなたの噂」(編曲)
  • 牧村三枝子
    • 「少女は大人になりました」(作曲・編曲)
    • 「若狭の宿」(編曲)
    • 「男ごころ」(編曲)
    • 「奥能登・冬の旅」(編曲)
    • 「北のかもめ」(編曲)
    • 「悲しい歌のくりかえし」(編曲)
  • 都はるみ
    • 「港町」(編曲)
    • 「おんなの海峡」(編曲)
    • 北の宿から」(編曲)
    • 「雨やどり」(編曲)
    • 「なんで女に」(編曲)
    • 「大東京音頭」(編曲)
    • 「さよなら海峡」(編曲)
  • 森進一
    • 悲恋」(編曲)
    • 「くちべに怨歌」(編曲)
    • 「京都去りがたし」(編曲)
  • 八代亜紀
    • 雨の港町」(編曲)
    • 愛の終着駅」(編曲)
    • 「哀歌」(編曲)
    • 故郷へ…」(編曲)
    • 「只今恋のド真中」(編曲)
    • 「粉雪の手紙」(編曲)
    • 「涙の最終列車」(編曲)
    • 「夢待草」(編曲)

映画音楽[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "都はるみの「北の宿から」大川栄策の「さざんかの宿」編曲 竹村次郎さん死去、90歳". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 11 January 2023. 2023年1月11日閲覧
  2. ^ 伊集院静さん、『日本レコード大賞』特別功労賞受賞 訃報を受け…記者会見で追加発表”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2023年12月6日). 2023年12月6日閲覧。