第40回スーパーボウル

第40回スーパーボウル
Super Bowl XL
1 2 3 4

SEA 3 0 7 0

10
PIT 0 7 7 7

21
開催日 2006年2月5日
スタジアム フォード・フィールド
開催地 ミシガン州デトロイト
MVP ハインズ・ウォード, スティーラーズ
優勝予想 Steelers by 4
国歌斉唱 アーロン・ネヴィル
アレサ・フランクリン
ドクター・ジョン
コイントス トム・ブレイディ
第36回第38回スーパーボウルMVP
ハーフタイム ローリング・ストーンズ
入場者数 68,206
アメリカにおけるテレビ放送
ネットワーク ABC
実況と解説 アル・マイケルズジョン・マッデン
視聴率 41.6 (全米)
占有率 62 (全米)
CM広告料
(30秒)
250万ドル
 < 第39回 スーパーボウル 第41回 > 

第40回スーパーボウル(Super Bowl XL)は、2006年2月5日ミシガン州デトロイトフォード・フィールドで開催されたNFLの試合。 2005年シーズンのNFLチャンピオンの座をかけて、AFC王者ピッツバーグ・スティーラーズNFC王者シアトル・シーホークスが対戦した。

試合は、スティーラーズがシーホークスを21-10で破って、1979年シーズン以来26年ぶり5回目のスーパーボウル勝利を収めた。MVPはスティーラーズのワイドレシーバーであるハインズ・ウォードが受賞した。

テレビ中継はABCが担当、現時点でABCが最後に中継したスーパーボウルである。

スーパーボウルへの道[編集]

2005年NFLシーズンは9月8日のペイトリオッツ(前年度王者・AFC)の開幕戦から始まり、翌年1月1日までレギュラーシーズンが行われた。 プレイオフは1月8日から始まり、NFCは第1シードのシーホークスが順当にスーパーボウルボウル進出を決め、AFCは第6シードのスティーラーズが第4シード・ベンガルズ、第1シード・インディアナポリス・コルツ、第2シード・ブロンコスを破り、ワイルドカードからスーパーボウル進出を決めた。

AFCチャンピオンシップ・ゲーム[編集]

AFCチャンピオンシップゲームデンバーインベスコ・フィールド・アット・マイル・ハイで行われ、スティーラーズが34-17でブロンコスを破り、10年ぶりの優勝。

NFCチャンピオンシップ・ゲーム[編集]

NFCチャンピオンシップゲームシアトルクエスト・フィールドで行われ、シーホークスが34-14でパンサーズを破り、チーム初のカンファレンス優勝とスーパーボウル進出を決めた。

試合経過[編集]

ドライブごとの試合経過
開始 ボール保持 ドライブ TOP 結果 得点内容 得点
Q 時間 地点 P yd yd 得点者 PAT シーホークス スティーラーズ
1 15:00 SEA 自陣18 7 2:51 25 パント
1 12:09 PIT 自陣20 3 2:30 1 パント
1 9:39 SEA 自陣36 6 4:00 13 パント
1 5:39 PIT 自陣20 3 1:38 6 パント
1 4:01 SEA 自陣49 7 3:39 22 フィールドゴール成功 47 Brown 3 0
1-2 0:22 PIT 自陣20 3 0:38 0 パント
2 14:44 SEA 自陣25 6 2:31 28 パント
2 12:13 PIT 自陣20 5 2:04 28 インターセプト
2 10:09 SEA 自陣17 3 1:54 9 パント
2 8:15 PIT 自陣41 11 6:20 59 タッチダウン(ラン) 1 ロスリスバーガー キック成功 3 7
2 1:55 SEA 自陣27 7 1:53 37 54ydフィールドゴール失敗
2 0:02 PIT 自陣44 1 0:02 -1 前半終了
前半終了
3 15:00 PIT 自陣25 2 0:22 75 タッチダウン(ラン) 75 Parker キック成功 3 14
3 14:38 SEA 自陣29 8 2:58 39 50ydフィールドゴール失敗
3 11:40 PIT 自陣40 8 4:02 53 インターセプト
3 7:38 SEA 敵陣20 3 0:53 20 タッチダウン(パス) 16 HasselbeckStevens キック成功 3 21
3 6:45 PIT 自陣20 3 2:07 8 パント
3 4:38 SEA 自陣27 3 0:59 8 パント
3 3:39 PIT 自陣36 3 0:58 8 パント
3-4 2:41 SEA 自陣2 13 6:55 71 インターセプト
4 10:46 PIT 自陣44 4 1:50 56 タッチダウン(パス) 43 ウォードRandle El キック成功 10 21
4 8:56 SEA 自陣16 7 2:41 32 パント
4 6:15 PIT 自陣20 9 4:24 27 パント
4 1:51 SEA 自陣20 10 1:48 57 第4ダウン失敗
4 0:03 PIT 自陣23 1 0:03 -1 試合終了
P=プレー数、TOP=タイム・オブ・ポゼッションPAT=ポイント・アフター・タッチダウン。 アメリカンフットボールの用語集 (enも参照。 10 21

試合終了後[編集]

この試合終了後、スティーラーズのRBジェローム・ベティスは現役引退を発表した。スーパーボウル開催地のデトロイトは彼の生まれ故郷であった。

2010年、審判を務めたビル・リービーが第4Qに2度の誤審を犯したことを認めた[1]

スターティングラインアップ[編集]

シーホークス ポジション スティーラーズ
オフェンス
ボビー・イングラム
Bobby Engram
WR アントワン・ランドルエル
Antwaan Randle El
ウォルター・ジョーンズ
Walter Jones
LT マーベル・スミス
Marvel Smith
スティーブ・ハッチンソン
Steve Hutchinson
LG アラン・ファニカ
Alan Faneca
ロビー・トベック
Robbie Tobeck
C ジェフ・ハーティングズ
Jeff Hartings
クリス・グレイ
Chris Gray
RG ケンドール・シモンズ
Kendall Simmons
ショーン・ロックリア
Sean Locklear
RT マックス・スタークス
Max Starks
ジェレミー・スティーブンズ
Jerramy Stevens
TE ヒース・ミラー
Heath Miller
ダーネル・ジャクソン
Darrell Jackson
WR ハインズ・ウォード
Hines Ward
マット・ハッセルベック
Matt Hasselbeck
QB ベン・ロスリスバーガー
Ben Roethlisberger
ショーン・アレキサンダー
Shaun Alexander
RB ウィリー・パーカー
Willie Parker
マック・ストロング
Mack Strong
FB ダン・クレイダー
Dan Kreider
ディフェンス
ブライス・フィッシャー
Bryce Fisher
LE アーロン・スミス
Aaron Smith
チャートリック・ダービー
Chartric Darby
LDT NT ケイシー・ハンプトン
Casey Hampton
ロッキー・バーナード
Rocky Bernard
RDT RE キモ・ヴォンオールホッフェン
Kimo von Oelhoffen
グラント・ウィンストロム
Grant Winstrom
RE LOLB クラーク・ハガンズ
Clark Haggans
リロイ・ヒル
Reroy Hill
LOLB LILB ジェームズ・ファリアー
Jamese Farrior
ローファ・タトゥープ
Lofa Tatupu
MLB RILB ラリー・フット
Larry Foote
D・D・ルイス
D. D. Lewis
ROLB ジョーイ・ポーター
Joey Porter
アンドレ・ダイソン
Andre Dyson
LCB アイク・テイラー
Ike Taylor
マーカス・トルファント
Marcus Trufant
RCB デズモンド・タウンゼント
Desmond Townsend
マイケル・ボールウェア
Michael Boulware
SS トロイ・ポラマル
Troy Polamalu
マーカンド・マニュエル
Marquand Manuel
FS クリス・ホープ
Chris Hope
スペシャルチーム
ジョシュ・ブラウン
Josh Brown
K ジェフ・リード
Jeff Reed
トム・ルーエン
Tom Rouen
P クリス・ガードッキ
Chris Gardocki
ヘッドコーチ
マイク・ホルムグレン
Mike Holmgren
HC ビル・カウアー
Bill Cowher

トーナメント表[編集]

                                   
2006年1月8日
ジャイアンツ・スタジアム
  1月15日
ソルジャー・フィールド
         
 5  パンサーズ  23
 5  パンサーズ  29
 4  ジャイアンツ  0     1月22日
クエスト・フィールド
 2  ベアーズ  21  
NFC
2006年1月7日
レイモンド・ジェームス・スタジアム
 5  パンサーズ  14
1月14日
クエスト・フィールド
   1  シーホークス  34  
 6  レッドスキンズ  17 NFC チャンピオンシップ
 6  レッドスキンズ  10
 3  バッカニアーズ  10   2月5日
フォード・フィールド
 1  シーホークス  20  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
2006年1月8日
ポール・ブラウン・スタジアム
 N1  シーホークス  10
1月15日
RCAドーム
   A6  スティーラーズ  21
 6  スティーラーズ  31 第40回スーパーボウル
 6  スティーラーズ  21
 3  ベンガルズ  17     1月22日
インベスコ・フィールド
 1  コルツ  18  
AFC
2006年1月7日
ジレット・スタジアム
 6  スティーラーズ  34
1月14日
インベスコ・フィールド
   2  ブロンコス  17  
 5  ジャガーズ  3 AFC チャンピオンシップ
 4  ペイトリオッツ  13
 4  ペイトリオッツ  28  
 2  ブロンコス  27  
  • 対戦カード及びスタジアムはシード順で決定され、そのラウンドに登場する最上位チームが最下位チームとホームで対戦、残った2チームが上位チームのホームで対戦する(つまり、ワイルドカードプレーオフの第3シード対第6シードの結果によって、ディヴィジョナルプレーオフの対戦カードが決まる)。
  • スーパーボウル開催地は事前にオーナー会議で決定。
  • チーム名の左の数字は、2005年レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順。
  • * 延長戦決着
  • 日付はアメリカ東部時間

脚注[編集]

  1. ^ 第40回SBの審判、シーホークス不利の誤審認める”. NFL JAPAN (2010年8月7日). 2012年1月28日閲覧。

外部リンク[編集]