第42回日本ラグビーフットボール選手権大会

第42回日本ラグビーフットボール選手権大会2005年平成17年)2月5日から2005年2月27日まで近鉄花園ラグビー場及び秩父宮ラグビー場で行われた日本ラグビーフットボール選手権大会である。NECグリーンロケッツが2年ぶり2回目の優勝を果たした。

出場資格[編集]

出場資格は以下の通り。

  • 当該年度のトップリーグ、マイクロソフトカップ・トップ8トーナメントで優勝したチーム(※)
  • それ以外のトップリーグで上位に入ったチーム(※)
  • 入れ替え戦「トップチャレンジシリーズ」の1位プレーオフ(トップ・チャレンジ1)で優勝したチーム
  • 全国クラブ選手権優勝チーム
  • 全国大学選手権の優勝、準優勝チーム

(※)トップリーグ枠はリーグ戦の原則上位3チームであるが、リーグ戦上位3チームのいずれかがマイクロソフトカップに優勝した場合には、トップリーグ4位のチームが繰り上げ出場の権利を得る。同一チームがトップリーグとマイクロソフトカップの2冠を制した場合はトップリーグ2位のチームがマイクロソフトカップ優勝枠扱いで出場できる。

これによりトーナメントの方式も一部変更され準決勝までは4チームずつのステップラダー方式を取り入れる。

  • 1回戦は全国大学選手権優勝チームと全国クラブ選手権チーム、全国大学選手権準優勝チームとトップチャレンジ1優勝チームが対戦。
  • 2回戦は1回戦の勝者とトップリーグの上位チーム(トップリーグ優勝、マイクロソフトカップ優勝チーム以外)が対戦。
  • その勝者とトップリーグ優勝チーム、マイクロソフトカップ優勝チームとで準決勝を行い、更にその勝者同士で決勝戦を行う。

出場チーム[編集]

8チーム

結果[編集]

1回戦[編集]

2月5日(土)

秩父宮ラグビー場 第1試合

  • 福岡サニックスボムズ 47-36 関東学院大学

秩父宮ラグビー場 第2試合

  • 早稲田大学 59-5 タマリバクラブ

2回戦[編集]

2月12日(土)

秩父宮ラグビー場 第1試合

  • 福岡サニックスボムズ 21-55 NECグリーンロケッツ

秩父宮ラグビー場 第2試合

  • トヨタ自動車ヴェルブリッツ 28-9 早稲田大学

準決勝[編集]

2月19日(土)

秩父宮ラグビー場

  • 東芝ブレイブルーパス 19-24 トヨタ自動車ヴェルブリッツ

近鉄花園ラグビー場

  • NECグリーンロケッツ 24-13 ヤマハ発動機(ジュビロ)

決勝[編集]

2月27日
14:00
NEC 17 - 13 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 秩父宮ラグビー場
観客数: 15,747人
レフリー: 下井真介
トライ: 大東毅 21' c
グレン・マーシュ 70' c
コンバート: 白濱啓一(2/2) 22', 71'
PK: 白濱啓一(1/2) 42'
Report トライ: 菅原大志 45' c
コンバート: 廣瀬佳司 (1/1) 48'
PK: 廣瀬佳司 (2/2) 7', 18'
FB 15 白濱啓一
RW 14 窪田幸一郎
OC 13 ジョージ・コニア
IC 12 向山昌利
LW 11 田中誠士
FH 10 岡野清紀
SH 9 辻高志
N8 8 箕内拓郎 (キャプテン)
OF 7 グレン・マーシュ
BF 6 大東毅
RL 5 熊谷皇紀
LL 4 浅野良太
TP 3 東考三
HK 2 網野正大
LP 1 久富雄一
リザーブ:
16 立川善能
17 石井武司
18 宮村眞也
19 ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン
20 大鷲興二
21 水田雄也
22 大東功一
Coach:
日本の旗 高岩映善
FB 15 久住辰也
RW 14 遠藤幸佑
OC 13 赤沼源太
IC 12 難波英樹
LW 11 水野弘貴
FH 10 廣瀬佳司
SH 9 麻田一平
N8 8 フィロ・ティアティア
OF 7 菅原大志 (キャプテン)
BF 6 アストン・クロフォード
RL 5 北川俊澄
LL 4 菊谷崇
TP 3 豊山昌彦
HK 2 高山勝行
LP 1 徳永一斗
リザーブ:
16 戸崎篤司
17 山本正人
18 椎村公彦
19 阿部亮太
20 茂木寿昭
21 山本剛
22 セコベ・レアウェレ
Coach:
日本の旗 朽木英次

アシスタントレフェリー:
相田真治
岩下真一
谷口和人

試合ルール

  • 試合時間は80分間のタイムキーパー制。
  • 80分終了後同点の場合同時優勝。
  • 控えの登録人数は7人。
日本ラグビーフットボール選手権大会
第42回大会 優勝
NECグリーンロケッツ
2年ぶり2回目

関連項目[編集]

参照[編集]

  1. ^ 東芝府中がトップリーグ・マイクロソフトカップの両方で優勝したためトップリーグ2位のヤマハ発動機がマイクロソフトカップ優勝枠に入った。

外部リンク[編集]