第64回宝塚記念

第64回宝塚記念
第64回宝塚記念ゴール前 （優勝馬 イクイノックス、鞍上 クリストフ・ルメール）
開催国	日本
主催者	日本中央競馬会（JRA）
競馬場	阪神競馬場
施行年	2023年
施行日	6月25日
距離	芝2200m
格付け	GI
出走条件	サラ系3歳以上（指定・国際）
負担重量	定量（3歳53kg、4歳以上58kg、牝馬2kg減）
天候	曇
馬場状態	良
優勝馬	イクイノックス
優勝騎手	クリストフ・ルメール（仏国）
優勝調教師	木村哲也
優勝馬主	（有）シルクレーシング
優勝生産者	ノーザンファーム（安平町）
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第64回宝塚記念は、2023年6月25日に阪神競馬場で施行された競馬の競走である。イクイノックスが優勝した^[1][2]。

優勝騎手のクリストフ・ルメールは2021年のクロノジェネシス以来2度目の制覇となった。

ファン投票[編集]

5月18日から6月4日までファン投票が行われた^[3]。ただし前年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、Web投票に限定された。

最終順位上位20頭は以下の通り。

本年は上位20頭のうち13頭が回避となり、最終結果31位のダノンザキッド、39位のカラテ、42位のライラックがファン投票による優先出走権を得た。イクイノックスの最終獲得票数は、2022年に約19万票を獲得したタイトルホルダーの票数を大きく上回る結果となった^[7]。

また、鳴尾記念の勝ち馬ボッケリーニや中山牝馬ステークスを勝ったスルーセブンシーズなども出走した。

なお、烏丸ステークスの勝ち馬ブローザホーンは重賞競走を走ったことがないため、マーメイドステークス2着のウインマイティーは連闘になるため、それぞれ出走を回避した。繰り上がりでプラダリアが出走となった^[8]。また、ダイヤモンドステークスを勝ったミクソロジーも出走を予定していたが、レース前の6月21日に脚部不安のため出走を回避した^[9]。

出走予定馬の状況[編集]

主な競走の結果[編集]

第25回ドバイシーマクラシック GI[編集]

• メイダン・2410mで実施^[10]。

※性齢は全て4歳以上。

着順	競走馬名	騎手	タイム	着差
1着	イクイノックス	C.ルメール	R2:25.65	ー
2着	ウエストオーバー	R.ムーア		3.1/2
3着	ザグレイ	C.スミヨン		2.1/4

第27回ドバイワールドカップ GI[編集]

• メイダン・2000mで実施^[11]。

※性齢は全て4歳以上。

着順	競走馬名	騎手	タイム	着差
1着	ウシュバテソーロ	川田将雅	2:03.25	ー
2着	アルジールス	J.ドイル		2.3/4
3着	エンブレムロード	A.アル・ファライディ		アタマ
11着	ジオグリフ	C.ルメール		10
13着	ヴェラアズール	C.デムーロ		1/2

第167回天皇賞（春） GI[編集]

• 京都・3200mで実施^[12]。

※性齢は全て4歳以上。

第49回クイーンエリザベス2世カップ GI[編集]

• 沙田・2000mで実施^[13]。

※性齢は全て5歳以上。

着順	競走馬名	騎手	タイム	着差
1着	ロマンチックウォリアー	J.マクドナルド	2:01.92	ー
2着	プログノーシス	Z.パートン		2
3着	ドバイオナー	T.マーカンド		1/2
5着	ダノンザキッド	C.ホー		2
6着	ジェラルディーナ	C.デムーロ		ハナ

第76回鳴尾記念 GIII[編集]

• 阪神・2000mで実施^[14]。

※性齢は全て4歳以上。

出走馬・枠順[編集]

2023年6月25日 第3回阪神開催8日目 第11競走

コース

芝 2,200m (Bコース)

天気

曇、馬場状態: 良、発走: 15時40分

※全頭とも性齢は「3歳以上」、斤量は3歳53kg、4歳以上58kg、牝馬2kg減

結果・払戻金[編集]

順位表[編集]

払戻金[編集]

エピソード[編集]

• クリストフ・ルメールは前述の通り、2021年のクロノジェネシス以来の2度目の制覇となった。
• 木村哲也調教師は初制覇となった。
• 優勝馬のイクイノックスは天皇賞 (秋)、有馬記念、ドバイシーマクラシックに続きGI4連勝となった。また、史上16頭目の春秋グランプリ制覇となった^[15]。
  • グランプリ秋春連覇はクロノジェネシス以来2年ぶり8頭目、牡馬ではゴールドシップ以来10年ぶり^[16]。
• 最後の直線にてスルーセブンシーズへの鞭の使用回数の上限である5回を超えていた。この事象について騎乗した池添謙一に過怠金が課せられた^[17]。

出典[編集]

表 話 編 歴 宝塚記念勝ち馬

国際競走指定前： 第01回（1960年） ホマレーヒロ 第02回（1961年） シーザー 第03回（1962年） コダマ 第04回（1963年） リユウフオーレル 第05回（1964年） ヒカルポーラ 第06回（1965年） シンザン 第07回（1966年） エイトクラウン 第08回（1967年） タイヨウ 第09回（1968年） ヒカルタカイ 第10回（1969年） ダテホーライ 第11回（1970年） スピードシンボリ 第12回（1971年） メジロムサシ 第13回（1972年） ショウフウミドリ 第14回（1973年） ハマノパレード 第15回（1974年） ハイセイコー 第16回（1975年） ナオキ 第17回（1976年） フジノパーシア 第18回（1977年） トウショウボーイ 第19回（1978年） エリモジョージ 第20回（1979年） サクラショウリ 第21回（1980年） テルテンリュウ 第22回（1981年） カツアール 第23回（1982年） モンテプリンス 第24回（1983年） ハギノカムイオー 第25回（1984年） カツラギエース 第26回（1985年） スズカコバン 第27回（1986年） パーシャンボーイ 第28回（1987年） スズパレード 第29回（1988年） タマモクロス 第30回（1989年） イナリワン 第31回（1990年） オサイチジョージ 第32回（1991年） メジロライアン 第33回（1992年） メジロパーマー 第34回（1993年） メジロマックイーン 第35回（1994年） ビワハヤヒデ 第36回（1995年） ダンツシアトル 第37回（1996年） マヤノトップガン 国際競走指定後： 第38回（1997年） マーベラスサンデー 第39回（1998年） サイレンススズカ 第40回（1999年） グラスワンダー 第41回（2000年） テイエムオペラオー 国際G1昇格後： 第42回（2001年） メイショウドトウ 第43回（2002年） ダンツフレーム 第44回（2003年） ヒシミラクル 第45回（2004年） タップダンスシチー 第46回（2005年） スイープトウショウ 第47回（2006年） ディープインパクト 第48回（2007年） アドマイヤムーン 第49回（2008年） エイシンデピュティ 第50回（2009年） ドリームジャーニー 第51回（2010年） ナカヤマフェスタ 第52回（2011年） アーネストリー 第53回（2012年） オルフェーヴル 第54回（2013年） ゴールドシップ 第55回（2014年） ゴールドシップ 第56回（2015年） ラブリーデイ 第57回（2016年） マリアライト 第58回（2017年） サトノクラウン 第59回（2018年） ミッキーロケット 第60回（2019年） リスグラシュー 第61回（2020年） クロノジェネシス 第62回（2021年） クロノジェネシス 第63回（2022年） タイトルホルダー 第64回（2023年） イクイノックス