草津町


草津町
草津町章 草津町章
草津町旗 草津町章
1988年3月19日制定[1]
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 群馬県
吾妻郡
市町村コード 10426-4
法人番号 4000020104264 ウィキデータを編集
面積 49.75km2
(境界未定部分あり)
総人口 5,865[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 118人/km2
隣接自治体 吾妻郡長野原町中之条町嬬恋村
長野県上高井郡高山村
町の花 シャクナゲ
草津町役場
町長 黒岩信忠
所在地 377-1792
群馬県吾妻郡草津町大字草津28番地
北緯36度37分14秒 東経138度35分46秒 / 北緯36.62069度 東経138.59608度 / 36.62069; 138.59608座標: 北緯36度37分14秒 東経138度35分46秒 / 北緯36.62069度 東経138.59608度 / 36.62069; 138.59608
草津町役場
地図
町庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

草津町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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草津町(くさつまち)は、群馬県の北西部に位置し、吾妻郡に属する。地元では「くさづ」とも読まれることもある。草津温泉で有名。

地理[編集]

隣接自治体[編集]

気候[編集]

ケッペンの気候区分によると、草津町は亜寒帯湿潤気候湿潤大陸性気候に属する。12月から3月にかけて日平均気温が氷点下となり、寒さが厳しい。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に豪雪地帯に指定されている。

冬季はまれに日中でも-10℃以下になり、1984年2月7日には最高気温-12.0℃を記録した。2023年1月25日にも最高気温が-11.4℃となり、日中の気温は-13℃程度であった。

草津町(草津)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 12.4
(54.3)
15.5
(59.9)
19.8
(67.6)
25.5
(77.9)
27.6
(81.7)
32.0
(89.6)
30.9
(87.6)
31.3
(88.3)
28.8
(83.8)
26.5
(79.7)
20.7
(69.3)
17.8
(64)
32.0
(89.6)
平均最高気温 °C°F −0.4
(31.3)
0.7
(33.3)
4.7
(40.5)
11.5
(52.7)
17.0
(62.6)
19.6
(67.3)
23.4
(74.1)
24.2
(75.6)
19.8
(67.6)
14.5
(58.1)
9.1
(48.4)
2.9
(37.2)
12.3
(54.1)
日平均気温 °C°F −4.1
(24.6)
−3.6
(25.5)
−0.1
(31.8)
6.0
(42.8)
11.4
(52.5)
14.9
(58.8)
18.9
(66)
19.6
(67.3)
15.6
(60.1)
9.9
(49.8)
4.4
(39.9)
−1.2
(29.8)
7.6
(45.7)
平均最低気温 °C°F −7.8
(18)
−7.8
(18)
−4.5
(23.9)
1.1
(34)
6.5
(43.7)
11.1
(52)
15.5
(59.9)
16.2
(61.2)
12.3
(54.1)
6.0
(42.8)
0.4
(32.7)
−4.8
(23.4)
3.7
(38.7)
最低気温記録 °C°F −15.5
(4.1)
−15.9
(3.4)
−12.6
(9.3)
−9.7
(14.5)
−4.6
(23.7)
2.8
(37)
8.2
(46.8)
6.5
(43.7)
1.7
(35.1)
−2.4
(27.7)
−7.3
(18.9)
−12.0
(10.4)
−15.9
(3.4)
降水量 mm (inch) 68.5
(2.697)
66.1
(2.602)
90.6
(3.567)
106.2
(4.181)
150.7
(5.933)
218.3
(8.594)
263.5
(10.374)
236.8
(9.323)
254.6
(10.024)
162.5
(6.398)
63.9
(2.516)
60.4
(2.378)
1,758.4
(69.228)
降雪量 cm (inch) 175
(68.9)
156
(61.4)
149
(58.7)
38
(15)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
9
(3.5)
112
(44.1)
644
(253.5)
平均月間日照時間 153.0 147.8 182.4 192.3 188.9 120.0 117.7 134.2 109.0 132.7 160.8 162.5 1,799.7
出典1:気象庁[2]
出典2:気象庁[3]

歴史[編集]

地名の由来は硫黄臭の強い草津温泉を表した「くさみず」「くそうづ」により、室町時代後期に「草津」、戦国時代に「草生津」「九相津」、江戸時代に「草津」と書かれた[4]江戸時代延宝年間には草津温泉の利用者を取り締まる「草津村御法度の次第」が制定されている[5]。戦国時代以来、傷病者、特にハンセン病患者で賑わい、明治期の大火を経て医学博士のエルヴィン・ベルツコンウォール・リーによりハンセン病に効く湯治場としての地位が確立された[6]

年表[編集]

行政・議会[編集]

町長[編集]

議会[編集]

衆議院[編集]

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
群馬県第5区(草津町、渋川市(旧渋川市、子持村小野上村伊香保町域)、富岡市安中市高崎市(旧群馬町箕郷町榛名町倉渕村域)、北群馬郡甘楽郡吾妻郡 小渕優子 自由民主党 8 選挙区

人口[編集]

草津町と全国の年齢別人口分布(2005年) 草津町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 草津町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

草津町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

警察[編集]

消防[編集]

  • 吾妻広域消防本部
    • 西部消防署(吾妻郡草津町草津2-6)

都市提携[編集]

交通 [編集]

町内に鉄道路線は通っていない。主に北陸新幹線軽井沢駅吾妻線長野原草津口駅が利用される。

  • 廃止路線
草軽電気鉄道(現在の草軽交通

道路[編集]

バス[編集]

国鉄バス時代からの自動車駅である草津温泉駅が第三セクター「草津バスターミナル株式会社」により運営されており、草津町の玄関口の役目を果たしている。

道の駅[編集]

教育[編集]

小学校[編集]

  • 草津町立草津小学校

中学校[編集]

図書館[編集]

観光[編集]

志賀草津道路渋峠付近から望む草津町市街地(2022年5月)

名所・旧跡[編集]

祭事・催事[編集]

人物[編集]

出身著名人[編集]

草津にゆかりのある著名人[編集]

スポーツ[編集]

  • ザスパ草津チャレンジャーズ群馬県社会人サッカーリーグ所属)
    日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するザスパ群馬のセカンドチーム。ホームスタジアムは本白根第3グランド
    元々ザスパは草津町を発祥の地としており、2005年にJリーグへ加盟時に前橋市を含めた全県による広域ホームタウンとなる。チーム名も「ザスパ草津」であったが、全県ホームタウンの意識を強めるため、2013年2月1日付でチーム名の「草津」を愛称部分に変更し「ザスパクサツ群馬」のチーム名となり、さらに2024年からは練習場が前橋市に開設されたのを機に呼称が「ザスパ群馬」となり、加えてホームタウンの中心となる自治体から草津町が除外され、クラブ(トップチーム)と草津町との結びつきは薄くなっている。

その他[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 現在、居住地の平均標高が1,000m以上の町は当町と長野県南佐久郡小海町のみである。なお、市は長野県茅野市のみで、村は群馬県嬬恋村の他多数ある。

出典[編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p67
  2. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2024年2月10日閲覧。
  3. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年2月10日閲覧。
  4. ^ 角川日本地名大辞典に拠る。
  5. ^ 横山秀夫「草津の湯 繁盛の歴史」。
  6. ^ 桜花学園大学人文学部研究紀要。
  7. ^ 群馬県 - 市町村長任期満了日一覧
  8. ^ 各市町村の居住地における平均標高

外部リンク[編集]