菅源太郎

菅 源太郎
かん げんたろう
生年月日 (1972-10-30) 1972年10月30日(51歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都武蔵野市
出身校 京都精華大学人文学部卒業
前職 衆議院議員秘書(1998-1999)
第一総合研究所研究員(2010-)、NPO法人Rights代表理事
所属政党民主党→)
立憲民主党
親族 菅直人(父)、菅伸子(母)
公式サイト 菅源太郎オフィシャルサイト

当選回数 1回
在任期間 2023年12月25日 - 現職
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菅 源太郎(かん げんたろう、1972年10月30日 - )は、日本政治家社会運動家。東京都武蔵野市議会議員(1期)。第一総合研究所研究員

父は立憲民主党衆議院議員で第94代内閣総理大臣菅直人。母はエッセイスト菅伸子

人物[編集]

東京都生まれ。本籍地は岡山県御津郡建部町(現:岡山市北区)。弟が1人いる[1]

武蔵野市立第六中学校に入学し、不登校になる[2]も、1988年に卒業。佼成学園高等学校に進学したが、翌年5月に中退。後に大学入学資格検定に合格した。

1990年5月、「子どもの権利条約の批准を求める10代の会」を結成し市民活動を開始する。

1991年1月3日福岡県内で開催された人権集会「子どものティーチ・イン」でディスカッションの司会を務め、リベラル派として、外山恒一ラジカル派と論争した[3][4]

2000年5月、選挙権年齢の引き下げを通じた若者の政治参加を目指して「Rights」を結成(2001年9月特定非営利活動法人化)。

2003年第43回衆議院議員総選挙2005年第44回衆議院議員総選挙民主党公認で居住経験のなかった[5]岡山1区から立候補したが、いずれも自由民主党逢沢一郎に破れ落選した。このとき父・直人は「私が政治家なので、一般的には2代目とみられるのは避けられないが(中略)、私が選挙区を譲ったとかではない」と世襲には当たらないという見解を示し[6]、また「政治家として優れた人間がたまたま息子だった」とコメントを続けている。

2009年第45回衆議院議員総選挙には、上述の2度の落選から民主党からの公認を得られなくなったため立候補できず、岡山1区からは比例で復活当選した高井崇志が立候補した。なお、この選挙に向けての『衆議院全300小選挙区データブック 2009年夏版』の編著者となった。

2006年4月、京都精華大学人文学部に入学、2010年3月卒業。

2010年4月、元岡山県議で民主党の関連団体に所属していた橘民義[7]が代表を務める[8][9]株式会社第一総合研究所に研究員として就職。

2022年、父である直人の政策担当秘書を務める[10]

2023年12月9日、同年12月24日投開票の武蔵野市議会議員補欠選挙(定数2)に立憲民主党公認で立候補することを表明[11]。投開票の結果、世襲の批判をかわし、13,894票と得票数2位で当選を果たした[12][13]

家族・親族[編集]

菅家[編集]

岡山県岡山市北区建部町東京都武蔵野市

姫井家[編集]

(岡山県浅口市金光町
  • 母方の祖母[父方の大おば]・姫井千恵子(政治家)

系図[編集]

 
 
 
 
 
 
 
 
菅實
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
津下健哉
 
(娘)
 
菅寿雄
 
姫井千恵子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菅直人
 
菅伸子
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菅源太郎
 
 

脚注[編集]

  1. ^ https://www.eda-jp.com/books/usdp/00-kan.html
  2. ^ プロフィール”. 2023年12月12日閲覧。
  3. ^ 青いムーブメント(22) (ファシズムへの誘惑・ブログ)
  4. ^ 1991年3月発売別冊宝島129「ザ・中学教師 子どもが変だ!」中の外山の寄稿文「子ども自身による反「管理教育」運動なるものは、ほとんどゲロゲロである」より
  5. ^ 「うねり起こせなかった」 菅源太郎氏、敗北が決定 -47News 2003/11/09 13:33
  6. ^ 「世襲ではない」と菅氏 長男出馬で認識 -47News 2003/06/24 11:31
  7. ^ 橘が主宰する自然エネルギー研究会は直人が顧問を務め(「自然エネルギー研究会(リニューアボー)」)、2012年に橘と直人の対談を収録した「菅直人の自然エネルギー論」を出版している。
  8. ^ 会社概要|第一総合研究所
  9. ^ 「橘民義公式サイト」
  10. ^ 岸田首相がベテラン秘書を辞任させて起用した長男・翔太郎氏 仕事はツイッター更新か”. NEWSポストセブン. 2022年10月17日閲覧。
  11. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2023年12月9日). “武蔵野市議補選に菅源太郎氏出馬へ 菅直人元首相の長男”. 産経ニュース. 2023年12月9日閲覧。
  12. ^ 開票速報(市議会議員補欠選挙) - 武蔵野市公式ホームページ
  13. ^ 菅直人元首相の長男、武蔵野市議補選で初当選確実 世襲の指摘は否定 - 朝日新聞デジタル 2023年12月24日
  14. ^ a b c d e f g h 『第十六版人事興信録(上)』1951年 す之部 す七頁より
  15. ^ 『第廿一版人事興信録(上)、1961年』には「杉七郎七女」とある
  16. ^ 新訂 政治家人名事典 明治〜昭和』(2003年、編集・発行 - 日外アソシエーツ)192頁
  17. ^ 菅純子さんが死去 菅直人元首相の母 日本経済新聞 2018年3月20日

著書[編集]

  • 『衆議院全300小選挙区データブック 2009年夏版』(東恭弘との編著、第一総合研究所監修)、第一書林、2009年7月、ISBN 978-4-88646-203-9
  • 民主党10年史 (橘 民義 著、第七章に寄稿している)、第一書林、2008年7月、ISBN 978-4886461964

外部リンク[編集]