観音寺駅 (愛知県)

観音寺駅
駅舎
かんのんじ
KANNONJI
BS11 苅安賀 (0.7 km)
(2.1 km) 名鉄一宮 NH50
地図
所在地 愛知県一宮市観音寺二丁目5番2号
北緯35度17分23秒 東経136度47分10秒 / 北緯35.28972度 東経136.78611度 / 35.28972; 136.78611座標: 北緯35度17分23秒 東経136度47分10秒 / 北緯35.28972度 東経136.78611度 / 35.28972; 136.78611
駅番号 BS  12 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 尾西線
キロ程 23.2 km(弥富起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
1,442人/日
-2020年-
開業年月日 1928年昭和3年)8月15日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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観音寺駅(かんのんじえき)は、愛知県一宮市観音寺にある、名古屋鉄道尾西線である。駅番号はBS12

終日無人駅だが平日朝の一宮行きのホームは大勢の人で混雑する[注釈 1] 。加えて終点の一駅前ということから、車内も人波で埋まるため乗客の安全確認を目的に係員が配置される場合もある。当駅から一宮方面は高架化されており、反対側も2024年完工を目指して高架化が予定されている(詳細は苅安賀駅#高架計画を参照)。当駅は高架化されず地上駅のまま残り、苅安賀駅から交換設備が移設される予定である。

歴史[編集]

当駅付近にあった観音寺(現在は廃寺)の住職が駅の設置を働きかけたことにより開業に至った[1]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を持つ地上駅。駅舎はなかったが、2007年11月22日より自動改札機・券売機・精算機の使用開始により新たに建てられた。かつては2ヶ所駅出入り口が存在した(1つは現改札口になり、もう1つも現存するが、柵に囲まれており使用できない。)

側線があり、矢作建設の工事用車両が留置されている。

のりば
路線 方向 行先 備考
BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)[4] 下り 名鉄一宮ゆき[5]  終日名鉄一宮ゆき
上り 津島方面[5]  津島経由須ヶ口・名古屋方面の列車は平日朝のみ

配線図[編集]

観音寺駅 構内配線略図

名鉄一宮駅
観音寺駅 構内配線略図
津島方面
凡例
出典:[6]


利用状況[編集]

  • 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は1,442人であった[7]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,567人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中193位、尾西線(22駅)中10位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は896人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中233位、尾西線(23駅)中16位であった[9]
  • 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2010年度701人である。

利用者は増加傾向にある。多くは森上・津島方面ではなく名鉄一宮駅へ向かう。

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)
苅安賀駅(BS11) - 観音寺駅(BS12) - 名鉄一宮駅(NH50)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 隣駅の苅安賀駅で「次の観音寺の駅では、多数のお客様がご乗車なさいます。」と車内放送される場合がある。

出典[編集]

  1. ^ 清水武・神田年浩(解説)、1999年3月、『尾西線の100年 保存版』、郷土出版社 ISBN 4-87670-118-0 p.168.
  2. ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日) 
  4. ^ 各駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年10月7日閲覧。
  5. ^ a b 観音寺(BS12)(かんのんじ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]