銚子電気鉄道22000形電車

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銚子電気鉄道22000形電車
基本情報
運用者 銚子電気鉄道
種車 南海22000系電車
改造所 京王重機
導入年 2023年
運用開始 2024年
投入先 銚子電気鉄道線
主要諸元
編成 2両
軌間 1,067 mm
電気方式 直流600 V
架空電車線方式
台車 住友金属工業FS17
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銚子電気鉄道22000形電車(ちょうしでんきてつどう22000がたでんしゃ)は、銚子電気鉄道銚子電気鉄道線通勤形電車愛称は「シニアモーターカー[1]

概要[編集]

2010年より就役していた2000形(デハ2001-クハ2501)を置き換えるため、2023年8月に南海電鉄より2200系(モハ2202-モハ2252)が譲受された[2]。同編成は京王重機にて改造の上、銚子電鉄に搬入。この際、塗装が22000系時代と同じカラーに変更された[3][注 1]。なお、クハ22007は銚電入線時に電装解除のうえ連結面側にある第2パンタグラフを撤去している[注 2]

2024年3月10日、出発式が実施され、形式が22000形であると発表された[4]。これに伴い車番はモハ2202-モハ2252から、南海時代落成時のクハ22007-デハ22008へ変更された[5]

中古の中古でない車両はデハ1000形以来30年ぶりとなる[6]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 車両には、南海電鉄時代にこの塗装が施されていた際に使用されていた2代目社章ではなく、現在のコーポレートシンボルが装着されている。
  2. ^ 南海の支線転用後は使用が停止されていた。

出典[編集]

  1. ^ “銚子電鉄22000形は、3/29(金)より営業運転を開始します。”. 銚子電気鉄道. 2024年3月25日閲覧。
  2. ^ “なんかいい”ちょうしに!新車両として、南海電気鉄道の2200系車両を譲受しました。”. 銚子電気鉄道. 2024年3月12日閲覧。
  3. ^ choden_inubouのツイート(1766369652152934826)
  4. ^ 南海の名車がデビュー時の形式・カラーでいよいよ千葉に復活 銚電が新型車両「22000形」出発式(千葉県銚子市)【レポート】”. 鉄道チャンネル. 2024年3月12日閲覧。
  5. ^ choden_inubouのツイート(1772488654226960499)
  6. ^ 銚子電鉄、30年ぶりの「中古の中古」ではない新車両をお披露目」『朝日新聞』朝日新聞社、2024年3月10日。2024年3月11日閲覧。

関連項目[編集]