鍬崎山

鍬崎山
太郎山から望む鍬崎山(2015年8月)
太郎山から望む鍬崎山
標高 2,089.7 m
所在地 日本の旗 日本
富山県富山市
位置 北緯36度32分24秒 東経137度28分41秒 / 北緯36.54000度 東経137.47806度 / 36.54000; 137.47806
山系 飛騨山脈立山連峰
鍬崎山の位置(日本内)
鍬崎山
プロジェクト 山
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鍬崎山(くわさきやま)は、飛騨山脈(北アルプス)立山連峰にある富山県富山市標高2,090 m。連峰の主稜線からやや離れた位置にそびえる。日本三百名山及び富山の百山の一つ。

概要[編集]

立山の西方にあり、山頂からは立山のほか、剱岳奥大日岳薬師岳などの連峰主稜線の山々が眺望できる。立山カルデラも一望のもとに俯瞰できる。

白山の神と立山の神が、を使って山の高さを競いあった際、こぼしたのが鍬崎山であるという昔話がある。地元では、昔から、この山の雲を見ると天気が分かると言われている。

鍬崎山に埋蔵金伝説が伝えられている。天正13年、佐々成政豊臣秀吉軍の攻撃を受ける直前、黄金100万両を埋めたとされる。麓の集落には「朝日さす夕日輝く鍬崎に 七つむすび七むすび 黄金いっぱい光り輝く」という里歌が伝わっている[1]

登山ルート[編集]

周辺の山小屋[編集]

スキー場周辺にはロッジペンション民宿などがあり、通年で営業するものも多い。

周辺の山[編集]

関連画像[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 花ヶ前 2002, p. 38, 「佐々成政とその時代」.

関連図書[編集]

  • 日本山岳会編著『改訂 新日本山岳誌』 ナカニシヤ出版、2016年。ISBN 4-7795-0000-1
  • 佐伯郁夫、佐伯克美、佐伯岩雄『改訂版 富山県の山』 山と渓谷社、2010年。ISBN 978-4-635-02367-2
  • 毎日新聞社編『日本三百名山』 毎日新聞社、1997年。
  • 花ヶ前盛明 編『佐々成政のすべて』新人物往来社、2002年。ISBN 4-404-02954-3 

外部リンク[編集]