関金林

関 金林
Jinlin GUAN
フィギュアスケート選手
2010世界選手権にて
photo by David W. Carmichael
生誕 (1989-04-25) 1989年4月25日(35歳)
黒竜江省チチハル市
身長 178 cm
選手情報
コーチ 劉穎
所属クラブ 黒龍江SC
ISUパーソナルベストスコア
総合214.262014 四大陸選手権
SP71.062014 四大陸選手権
FS143.202014 四大陸選手権
獲得メダル
フィギュアスケート
世界ジュニア選手権
2008 ソフィア 男子シングル

関 金林(かん きんりん、中国語: 关金林英語: Jinlin Guan, 1989年4月25日 - )は、中華人民共和国黒竜江省チチハル市出身の元男性フィギュアスケート選手(男子シングル)、振付師。

2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権3位。

経歴[編集]

黒龍江省チチハル市に生まれ6歳のころにスケートを始めた。2004-2005年シーズンより国際大会にデビューし、2005年世界ジュニア選手権では5位となった。

2007-2008年シーズン、1戦目のJGPウィーン杯で2位となり、2戦目のタリン杯で優勝を果たす。初出場のJGPファイナルでは5位に終わった。4度目の出場となる世界ジュニア選手権では3位。

2008-2009シーズン、シニアに移行しエリック・ボンパール杯NHK杯にエントリーをされていたが、怪我のためにシーズンを棒に振った。

2013-2014シーズン、全国花様滑冰錦標賽で初めて3回転アクセルに挑戦し、3位。四大陸選手権では初めて3回転アクセルを成功させ、すべてのパーソナルベストを更新して7位となる。これが現役最後のシーズンとなった。

2014-15シーズン、当初はNHK杯にエントリーしていたが出場を辞退。現在は主にコーチ、振付師として活動している。

主な戦績[編集]

大会/年 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14
世界選手権 17
四大陸選手権 9 6 10 7
中国選手権[1] 8 5 5 4 6 4 3
GPエリック杯 6
GP中国杯 9 8 7
ユニバーシアード 4 9
世界Jr.選手権 5 18 6 3
JGPファイナル 5
JGPタリン杯 1
JGPウィーン杯 2
JGPスピンオブノルウェー 2
JGPSBC杯 2
JGPバルト杯 4
JGPハルビン 4
オーストラリアユース五輪 1

詳細[編集]

2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年1月20日 - 25日 2014年四大陸フィギュアスケート選手権台北 9
71.06
6
143.20
7
214.26
2013年12月28日 - 29日 全国花様滑冰錦標賽2013-2014長春 5
65.59
2
147.96
3
213.55
2013年12月9日 - 15日 ユニバーシアード冬季競技大会トレンティーノ 4
69.45
11
116.24
9
185.69
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年12月20日 - 21日 全国花様滑冰錦標賽2012-2013ハルビン 4
62.47
3
131.84
4
194.31
2012年11月16日 - 18日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 5
65.77
6
126.22
6
191.99
2012年11月2日 - 4日 ISUグランプリシリーズ 中国杯上海 9
55.97
7
115.07
7
171.04
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 IF SP FS 結果
2012年1月4日-6日 中華人民共和国第12回全国冬季運動会長春 5
90.02
7
60.25
10
111.54
8
261.81
2012年2月9日-12日 2012年四大陸フィギュアスケート選手権コロラドスプリングス - 10
66.36
9
130.17
10
196.53
2011年9月20日-23日 全国花様滑冰錦標賽2011-2012長春 3
93.21
13
49.80
3
134.96
6
277.97
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年2月15日 - 20日 2011年四大陸フィギュアスケート選手権台北 9
64.68
6
137.30
6
201.98
2011年1月31日 - 2月6日 ユニバーシアード冬季競技大会エルズルム 4
65.58
3
130.16
4
195.74
2010年12月23日 - 24日 全国花様滑冰錦標賽2010-2011チチハル 6
55.58
4
121.10
4
176.68
2010年11月5日 - 7日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 8
64.95
7
131.97
8
196.92
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年3月22日 - 28日 2010年世界フィギュアスケート選手権トリノ 19
59.45
16
123.23
17
182.68
2010年1月25日 - 31日 2010年四大陸フィギュアスケート選手権全州 9
64.60
9
131.06
9
195.66
2009年10月29日 - 11月1日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 5
66.70
9
121.25
9
187.95
2009年9月4日 - 5日 全国花様滑冰錦標賽2009-2010北京 3
60.51
5
110.74
5
171.25
2007-2008 シーズン
開催日 大会名 IF[2] SP FS 結果
2008年2月25日-3月2日 2008年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ソフィア - 4
62.47
3
127.13
3
189.60
2008年1月18日-21日 中華人民共和国第11回全国冬季運動会チチハル 7
83.44
5
63.05
3
130.06
5
276.55
2007年12月6日-9日 2007/2008 ISUジュニアグランプリファイナルグダニスク - 3
62.41
5
112.21
5
174.62
2007年9月20日-23日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン - 1
64.51
1
120.30
1
184.81
2007年9月12日-15日 ISUジュニアグランプリ ウィーン杯ウィーン - 3
55.68
2
127.96
2
183.64
2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年2月26日 - 3月4日 2007年世界ジュニアフィギュアスケート選手権オーベルストドルフ 2
61.67
6
116.30
6
177.97
2007年1月19日 - 20日 オーストラリアユースオリピックフェスティバル(シドニー 1
59.72
1
101.65
1
161.37
2006年9月28日 - 10月1日 ISUジュニアグランプリ スピンオブノルウェーオスロ 4
50.73
2
104.58
2
155.31
2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年3月6日-12日 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権リュブリャナ 7
103.52
19
49.21
18
92.66
18
141.87
2005年10月20日-23日 ISUジュニアグランプリ SBC杯岡谷 - 4
50.60
2
97.83
2
148.43
2005年10月12日-15日 ISUジュニアグランプリ バルト杯グダニスク - 5
49.81
4
97.72
4
147.53
2004-2005 シーズン
開催日 大会名 予選 IF[2] SP FS 結果
2005年2月28日-3月6日 2005年世界ジュニアフィギュアスケート選手権キッチナー 8
90.42
- 6
57.04
5
109.41
5
166.45
2004年12月9日-11日 2004-2005全国花様滑冰錦標賽北京 - 7 4 7 8
2004年9月16日-19日 ISUジュニアグランプリ ハルビンハルビン - - 5
51.06
6
95.91
4
146.97

プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2014-2015 When I Was Your Man
ボーカル:ブルーノ・マーズ
2013-2014 死の舞踏
作曲:カミーユ・サン=サーンス
雨に唄えば
作曲:ナシオ・ハーブ・ブラウン
2012-2013 パーカッション・カルメン
編曲:ロディオン・シチェドリン
The Rose
曲:ウエストライフ
2011-2012
2010-2011 Nothing Else Matters
曲:メタリカ
歌劇『トゥーランドット』より
作曲:ジャコモ・プッチーニ
2009-2010 コロブチカ
演奏:ボンド
2007-2008 タンゴ・デ・ロス・エクシラドス
演奏:ヴァネッサ・メイ
シルクロード・ジャーニー
演奏:ヨーヨー・マ
2006-2007 I'm Sorry, I Love You
作曲:中村由利子
映画『ミッション』より
作曲:エンニオ・モリコーネ
2005-2006 映画『キング・アーサー』より
作曲:ハンス・ジマー
2004-2005 シークレット・ガーデン The Hong Kong Police
by Plan B

脚注[編集]

  1. ^ 中国では全国選手権として複数の大会が行われている。ここでは、国内順位として国際スケート連盟に報告された大会の結果を記載している。複数の大会結果を総合して付けられた国内順位が報告されたシーズンは、総合順位を付ける際にもっとも比重の高かった大会の結果を記載している。
  2. ^ a b インタープリティブ・フリー。中国選手権はPCS係数が高いインタープリティブ・フリー、SP、FSの3演目で競われることがある。

外部リンク[編集]