高浜村 (長崎県)

たかはまむら
高浜村
廃止日 1955年4月1日
廃止理由 分割
【新設合併】高浜村(本村名ほか3名)、野母村脇岬村樺島村野母崎町
【新設合併】高浜村(端島名)、高島町 → 高島町
現在の自治体 長崎市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
西彼杵郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 8,013
国勢調査、1950年)
隣接自治体 西彼杵郡三和町野母村脇岬村
高浜村役場
所在地 長崎県西彼杵郡高浜村本村名3316番地
座標 北緯32度36分20秒 東経129度47分07秒 / 北緯32.60561度 東経129.78525度 / 32.60561; 129.78525 (高浜村)座標: 北緯32度36分20秒 東経129度47分07秒 / 北緯32.60561度 東経129.78525度 / 32.60561; 129.78525 (高浜村)
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高浜村(たかはまむら)は、長崎県南部の長崎半島にあった村。西彼杵郡に属した。1955年(昭和30年)に村内の大部分が隣接[1]する野母村脇岬村及び島嶼部の樺島村と合併して野母崎町となり、一部が高島町と合併して改めて発足した高島町の一部となった。

現在の長崎市野母崎地区、及び高島地区のそれぞれ一部にあたる。

地理[編集]

野母半島(長崎半島)の南部に位置する。

  • 山:遠見山、殿隠山、二ノ岳、弁天山
  • 島嶼:端島中ノ島、三ツ瀬
  • 河川:黒浜川
  • 港湾:古里港

沿革[編集]

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、西彼杵郡高浜村が単独村制にて発足。
  • 1955年(昭和30年)2月11日 - 高浜村の大部分(本村名・黒浜名・以下宿名・南越名)と野母村脇岬村樺島村が合併して野母崎町が発足。同時に残部(端島名)が高島町と合併して改めて高島町が発足し、高浜村は自治体として消滅。

地名[編集]

を行政区域とする。高浜村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し[2]

  • 以下宿名(いがやど)
  • 黒浜名
  • 南越名(なんごし)
  • 端島名[3]
  • 本村名

産業[編集]

1930年頃の端島

本土では農業を主産業とする。離島の端島名では石炭の採掘が盛んに行われる(詳細は端島 (長崎県)#歴史を参照)。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1955年3月31日
  2. ^ 高浜村の廃止後に野母崎町となった4名は地名末尾の「名」の文字が削除され、本村名は「高浜」に改称した。
  3. ^ 合併先の高島町が大字や郷・名を設置していない関係で、新設の高島町発足時に名の区域が廃止され、高島町の小字「字端島」となった。

関連項目[編集]