高落場山

高落場山
標高 1,122 m
所在地 富山県南砺市大鋸屋・梨谷
位置 北緯36度27分28秒 東経136度55分24秒 / 北緯36.45778度 東経136.92333度 / 36.45778; 136.92333座標: 北緯36度27分28秒 東経136度55分24秒 / 北緯36.45778度 東経136.92333度 / 36.45778; 136.92333
山系 高清水山地
高落場山の位置(富山県内)
高落場山
高落場山 (富山県)
高落場山の位置
プロジェクト 山
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高落場山(たかおちばやま)は、富山県南砺市にある山。標高は1122m。高清水断層による隆起によって形成された高清水山地の一つで、山系で最も南端にある。北側尾根にはブナ原生林が広がっている[1]富山の百山の一つ。

概要[編集]

赤祖父山は、高清水断層による隆起によって形成された[2]

南砺市大鋸屋の北側尾根は1612年加賀藩が水持林(水源涵養地)として木の伐採を禁止し、ブナ原生林が残された。一方で市内梨谷集落側の南側尾根は生活利用されたため、南北で別の山に見えるほど植生が違っている。

源流の川[編集]

山名の由来[編集]

かつては蘇る・若返ることを変若(おち)といい、川の水源の滝を変若水(おちみず)と言った。そこから高い所に水源があるこの山を高変若場(たかおちば)として、高落場山の名前がきたとされている[3]

登山[編集]

縄ヶ池林道の若杉集落跡に登山口と駐車場がある。

脚注[編集]

  1. ^  『富山県山名録』 桂書房、1985年、276頁。
  2. ^ 竹村利夫、「砺波平野南部地域の段丘変形」『地理学評論』 1978年 51巻 9号 p.721-729, doi:10.4157/grj.51.721, 日本地理学会
  3. ^  『富山県山名録』 桂書房、1985年、277頁。

参考文献[編集]

  • 『富山県山名録』 桂書房
  • 『富山の百山』 北日本新聞社

関連項目[編集]