(325749) 2009 WC53

(325749) 2009 WC53
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯[1]
発見
発見日 2009年11月22日[1]
発見者 BATTeRS[1]
金高佑斗[2]
茂木遥平[2]
発見方法 美星スペースガードセンター
開かれたイベントで発見[2]
軌道要素と性質
元期:TDB 2456200.5 (2012年9月30.0日)[1]
軌道長半径 (a) 3.0253023 AU[1]
近日点距離 (q) 2.5876669 AU[1]
遠日点距離 (Q) 3.4629377 AU[1]
離心率 (e) 0.1446584[1]
公転周期 (P) 1921.9921064 日[1]
(5.26 年[1])
軌道傾斜角 (i) 010.61645 度[1]
近日点引数 (ω) 217.90724 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 079.06101 度[1]
平均近点角 (M) 314.90102 度[1]
前回近日点通過 JED 2454519.2853479
(2008年2月22日)
次回近日点通過 JED 2456441.2774543[1]
(2013年5月28日[1])
物理的性質
直径 2 - 4 km[3][4]
絶対等級 (H) 15.9[1]
他のカタログでの名称
325749
(325749) 2009 WC53
2009 WC53
2009 WC53[1]
pe002[2]
Template (ノート 解説) ■Project

(325749) 2009 WC53とは、小惑星帯にある小惑星の1つである[1][2]

発見[編集]

2009 WC53は、2009年11月22日日本スペースガード協会美星スペースガードセンターで開かれた小中学生向けのイベントの時に発見された[1]。発見者は小学5年生の金高佑斗と中学2年生の茂木遥平(いずれも当時)であるが、ジェット推進研究所のデータベースではBATTeRSが発見者として登録されている。この日発見された小惑星はこれを含めて9個あるが、2013年現在小惑星番号が登録されたのは2009 WC53のみである[2]

発見から3年後の2012年4月6日に2009 WC53小惑星番号325749番が与えられた[1]。小惑星番号が登録されると、小惑星の命名権が発見者に付与される。日本スペースガード協会によると、小中学生が発見した小惑星が正式に登録されるのは世界でも例がないという[2][3][4]

性質[編集]

2009 WC53は、太陽から3.025AU離れた位置を約5.26年かけて公転している[1]。直径は2kmから4kmと推定されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 325749 (2009 WC53 JPL Small-Body Database Browser)
  2. ^ a b c d e f g 小中学生が発見した小惑星に325749番の番号登録 日本スペースガード協会
  3. ^ a b 中学生らに小惑星の命名権 共同で発見、「世界でも例ない」 日本経済新聞
  4. ^ a b 中学生ら2人に小惑星の命名権 「世界でも例ない」 47NEWS

関連項目[編集]


前の小惑星
(325748) 2009 WV47
小惑星
(325749) 2009 WC53
次の小惑星
(325750) 2009 WN55