1968年の大洋ホエールズでは、1968年の大洋ホエールズの動向をまとめる。
この年の大洋ホエールズは、別当薫監督の1年目のシーズンである。
1960年の初優勝から長く指揮を執った三原脩監督の辞任を受けて、前年からヘッドコーチとして大洋入りの別当薫が新監督に就任。別当監督1年目のチームは前年と顔ぶれが不変だったが、一方で4番の桑田武が別当監督との確執からスタメンを外れ、外野手の松原誠が三塁手にコンバートされた。投手陣では森中千香良・島田源太郎・平松政次・山下律夫などがローテーションに入ってそれなりの成績を収めたが、打線の援護で勝つ試合も多くチーム防御率3.71はリーグ5位。打撃陣では松原をはじめ、前年レギュラー定着の江尻亮や前年首位打者を争った近藤和彦、正捕手の伊藤勲などがそれなりの成績を残してチーム本塁打131本でリーグ3位を記録した。4年連続Bクラスの影響もあったのか開幕から成績がふるわなかったが、中日の失速もあり、5位で終えた。対戦成績では4連覇した巨人に12勝14敗と健闘したが、4位のサンケイに8勝18敗と大きく負け越しAクラス入りはならず。この年から帽子マークは「T」からホエールズの「W」に変更され、大洋最後の1992年まで続いた。
チーム成績[編集]
レギュラーシーズン[編集]
1968年セントラル・リーグ順位変動 順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 9月終了時 | 最終成績 |
1位 | 中日 | -- | 巨人 | -- | 広島 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- | 巨人 | -- |
2位 | 広島 | 1.5 | 広島 | 2.5 | 巨人 | 1.0 | 広島 | 6.5 | 阪神 | 1.5 | 阪神 | 3.0 | 阪神 | 5.0 |
3位 | 巨人 | 3.5 | 中日 | 6.0 | 大洋 | 7.0 | サンケイ | 8.5 | サンケイ | 7.0 | 広島 | 8.5 | 広島 | 9.0 |
4位 | 大洋 | 5.0 | 阪神 | 7.0 | サンケイ | 8.5 | 阪神 | 10.5 | 広島 | 8.5 | サンケイ | 11.5 | サンケイ | 13.0 |
5位 | サンケイ | 5.5 | サンケイ | 8.5 | 阪神 | 9.5 | 大洋 | 11.0 | 大洋 | 15.0 | 大洋 | 16.5 | 大洋 | 18.0 |
6位 | 阪神 | 5.5 | 大洋 | 9.0 | 中日 | 13.0 | 中日 | 14.5 | 中日 | 16.0 | 中日 | 23.5 | 中日 | 27.0 |
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オールスターゲーム[編集]
できごと[編集]
選手・スタッフ[編集]
表彰選手[編集]
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1953年開幕直前に松竹ロビンスと球団合併 |