2030年6月1日の日食

2030年6月1日の日食
日食の進行の様子を示した図
日食図
日食の種類
性質 金環日食
ガンマ値 0.5625
食分 0.9442
最大食
持続期間 5分20秒9
所在地 ロシアの旗 ロシア ノヴォシビルスク州
座標 北緯56度30.9分 東経80度6.7分 / 北緯56.5150度 東経80.1117度 / 56.5150; 80.1117
食帯の最大幅 249.6 km
時間 (UTC)
(P1) 部分食始 03:34:28.8
(U2) 中心食始 04:47:00.7
最大食 06:27:48.5
(U3) 中心食終 08:08:33.5
(P4) 部分食終 09:21:05.4
参照
サロス周期 128番(全73回の 59番目)
Catalog # (SE5000) 9575
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2030年6月1日日食(2030ねん6がつついたちのにっしょく)は、観測する地域によって金環日食または部分日食として観測される。本記事での時刻は、特記のない限り協定世界時 (UTC) にて記す。見られる場所については[1]を参考とした。

日食[編集]

部分日食はアジア南アジア東南アジアの一部を除く)、ヨーロッパ北アフリカ中部アフリカの広い範囲で見られる。部分日食が3時34分28秒に始まった後、4時47分00秒にアルジェリア東部で金環日食が始まる。中心食帯はチュニジアリビアを通ったのち地中海を横断、ギリシャエーゲ海トルコ西部・黒海を通過しロシア北コーカサス地方に上陸する。その後はロシア南部を横断して沿海州から日本海に抜け、日本北海道に達する。この間、6時27分48秒にロシア・ノヴォシビルスク州北部Chuvashi近傍の北緯56度30.9分 東経80度6.7分 / 北緯56.5150度 東経80.1117度 / 56.5150; 80.1117で最大食を迎え、食分は0.9442、中心食帯の幅は約250km、金環日食の継続時間は5分20秒に達する。日本で金環日食が見られるのは2012年5月20日の日食(日本時間では21日)以来18年ぶり[2]で、この日食は2012年の日食の丁度1サロス周期後に相当する。その後は太平洋に抜け、日本の遥か東の海上で8時8分33秒に金環日食は終了し、9時21分5秒に部分日食も終了する。

金環日食が見られる国・主な都市[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2030 June 1 Annular Solar Eclipse - Xavier Jubier
  2. ^ 「金環日食」って? アストロアーツ