DUMP SHOW!

DUMP SHOW!
脚本堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)
登場人物春香:倉持明日香(星) / 佐藤亜美菜(月)
茜:大家志津香(星) / 佐藤夏希(月)
瑠璃子:大堀恵
ひかる:浦野一美
真知:梅田悠
静恵:加藤雅美
ビンビン:チェン・チュー
ジェリーナジョリー:長谷川桃
ゼタジョーンズ:Erika Sato
メロンディアス:37☆ (SANA)
レイラ:NANA(MAX)
綾香:仁科仁美
本城:西岡徳馬
初演日2011年7月16日
初演場所サンシャイン劇場東京都豊島区
オリジナル言語日本語
舞台設定港町のナイトクラブ「トラッシュ」
公式サイト

DUMP SHOW!』(ダンプ ショウ)は、2011年夏の日本の舞台演劇AKB48のメンバーがダブルキャスト(星・月)で出演する。キャッチコピーは「あの娘が、脱ぎ捨てる。あの娘が、踊りだす」。

あらすじ[編集]

港町にある休業中のナイトクラブ「トラッシュ」の立て直しのために、オーナーの孫娘とその幼なじみが行動を起こす。二人の呼びかけに応じて集まった個性豊かな面々とともに、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、二人は店の売りだった、ポールダンスを用いたショーの復活を目指す[1]

キャスト[編集]

  • 春香:倉持明日香(星) / 佐藤亜美菜(月)
    ナイトクラブ「トラッシュ」の、今は亡きオーナーを祖母に持つ、20歳の大学二年生。祖母の遺した借金を返すため、すっかりさびれてしまった「トラッシュ」の立て直しを決心する。ダンス経験はなかったが、ある出来事をきっかけにポールダンスを習い、店のダンサーとなる。
  • 茜:大家志津香(星) / 佐藤夏希(月)
    春香の幼なじみ。春香と協力して、「トラッシュ」の再興を目指す。実家はラーメン屋。フランス語が苦手で、コニャックの「カミュ (Camus) 」を「カムス」と読む。中学時代にはバレーボールをやっていた。ネズミが苦手。
  • 瑠璃子:大堀恵
    春香のダンサー募集に応じたうちの一人。初対面の際に笑いを取ろうと「職業はプロレスラー」と嘘をついたところ、その場の全員が真に受けてしまい引くに引けなくなった。口に出すのもおぞましい名称(「おばさん」)で呼ばれると、ショックの余り言葉が耳に入らなくなる。
  • ひかる:浦野一美
    春香のダンサー募集に応じたうちの一人。元々はお金持ちのお嬢様だったが、父の会社が倒産した後は貧乏になった。スーパーの裏で魚を捌くアルバイトをしており、その臭いに気付かれるのを恐れて、他人に手を触られるのを嫌がっていた。衣装を作るのが趣味。
  • 真知:梅田悠
    春香のダンサー募集に応じたうちの一人。初対面の際に「東京でプロのダンサーをやっている」と自己紹介をしたが、本当は、東京のダンサーのオーディションでは不合格続きだった。しかしダンスは上手く、「スターダスト」の振り付けを担当した。
  • 静恵:加藤雅美
    春香のダンサー募集に応じたうちの一人。職業はOL。ダンスが好きで、仕事と両立させようと「スターダスト」に応募した。妻子ある男性と付き合っていたが、やがて別れた。
  • ビンビン:チェン・チュー
    春香のダンサー募集に応じたうちの一人。中国人。普段はコンビニでレジ打ちをやっている。ことあるごとに「チーさんちの中華料理」を引き合いに出す。口論の際には、中国語でまくし立てて相手を圧倒する。
  • ジェリーナジョリー:長谷川桃
    ポールダンサー。関西弁でしゃべる。出身は自称「カリフォルニア」もとい「アメリカの関西」。
  • ゼタジョーンズ:Erika Sato
    ポールダンサー。
  • メロンディアス:37☆(SANA)
    ポールダンサー。
  • レイラ:NANA(MAX)
    かつて「トラッシュ」のステージで踊っていたダンサー。本城のひいきのダンサーだった。
  • 綾香:仁科仁美
    春香の姉。職業は高校教師。普段はメガネをかけている。
  • 本城:西岡徳馬
    実業家。借金のカタに「トラッシュ」を明け渡すよう綾香に迫った。スーツの襟を立てるファッションを好む。

スタッフ[編集]

  • 脚本・演出: 堤泰之 (プラチナ・ペーパーズ)
  • 音楽: 楠瀬拓也 (OVERCOME MUSIC)
  • 振付: U★G
  • 美術: 伊藤雅子
  • 照明: 倉本泰史
  • 音響: 山本浩一
  • ポールダンス指導: YOSSY (EyeCandy)
  • 衣装: 尾島裕樹 (atellier hilo)
  • ヘアメイク: 萱原リサ
  • 演出助手: 田村友佳
  • 舞台監督: 堀吉行 (DDR)
  • 演出部: 須田桃李 / 高橋朝子 / 工藤裕介 / 沼尾晃人
  • 音楽制作助手: 伊真吾 (OVERCOME MUSIC)
  • 振付助手: 品田沙織
  • 美術助手: 工藤千佳
  • 照明助手: 佐藤緑
  • 照明操作: 近藤隆文 / 菅沼玲 / 佐藤美帆
  • 音響操作: 高木佳未 / 松尾亜里沙 / 田崎千晶
  • 衣装進行: 釜田眞奈美
  • 衣装助手: 安田美奈 / 車杏里
  • ヘアメイク進行: 谷中美穂 / 黒田はるな / 福島加奈子
  • 制作: ネルケプランニング
  • プロデューサー: 松田誠
  • 主催: テレビ朝日

エピソード[編集]

  • 二の腕フェチとして知られる倉持明日香は、共演者のうち少なくとも長谷川桃[2]、NANA[3]、仁科仁美[4]の二の腕を噛んだ。
  • 佐藤亜美菜が稽古中に転んで膝にアザを作った時、仁科仁美は「あみな、押していい?」と訊きながら繰り返しそのアザを押そうとした。その様子を見た西岡徳馬は、そのアザに手を伸ばし「俺、魔法の手だから」と言い、その痛みを払った[5]
  • 舞台の最後に客席に向かって投げられた紙屑には、参加メンバーのサインや落書きの書かれたものが混じっていた[6]

特典[編集]

  • 公演ごとに抽選で選ばれる5人の観客には、AKB48とSDN48の出演メンバーのサイン入りパンフレットに加え、終演後そのメンバー全員と記念撮影したポラロイド写真がプレゼントされた。
  • 観客にはAKB48とSDN48のメンバーそれぞれ1枚ずつ、会場限定の生写真がプレゼントされた。出演の9名それぞれに3種類ずつ計27種類の写真が存在した。
  • 終演後は毎回、AKB48とSDN48の当日の出演メンバーがロビーで観客の見送りをした。東京公演の千秋楽の際には、西岡徳馬も一緒に見送りに参加していた。

公演日程[編集]

東京公演東京都豊島区東池袋 サンシャイン劇場

  • 2011年7月16日(土) - 7月31日(日): 全19回
  14:00 18:00 19:00
7月16日(土)    
7月17日(日)  
7月18日(月)  
7月19日(火)    
7月20日(水)    
7月21日(木)  
7月22日(金) 休演日
7月23日(土) 休演日
7月24日(日) 休演日
7月25日(月)    
7月26日(火)  
7月27日(水)    
7月28日(木)  
7月29日(金)    
7月30日(土)  
7月31日(日)    

大阪公演大阪市北区梅田 サンケイホールブリーゼ

  • 2011年8月10日(水) - 8月14日(日): 全7回
  14:00 18:00 19:00
8月10日(水)    
8月11日(木)    
8月12日(金) 星 
8月13日(土)  
8月14日(日)    

脚注[編集]

  1. ^ DUMP SHOW! - ネルケプランニング公式サイト
  2. ^ (演・ω・)ノ - 倉持明日香オフィシャルブログ『Dear』 2011年7月6日
  3. ^ (猫・ω・)ノ - 倉持明日香オフィシャルブログ『Dear』 2011年7月9日
  4. ^ (食・ω・)ノ - 倉持明日香オフィシャルブログ『Dear』 2011年7月12日
  5. ^ あみなとニコニコ。Vol.20より。
  6. ^ DUMPSHOW!の話しましょ - 大家志津香オフィシャルブログ『しーちゃんでんせつ』 2011年7月17日

外部リンク[編集]