PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦

PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦
イベント詳細
シリーズ PRIDE(PRIDE GRANDPRIX)
主催 DSE
開催年月日 2003年平成15年)11月9日
開催地 日本の旗 日本
東京都文京区
会場 東京ドーム
開始時刻 午後3時
試合数 全8試合
放送局 フジテレビ(地上波)
スカイパーフェクTV!PPV
入場者数 67,451人(超満員札止め)
イベント時系列
PRIDE 武士道 PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦 PRIDE SPECIAL 男祭り 2003

PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦(プライドグランプリにせんさん けっしょうせん)は、日本総合格闘技イベント「PRIDE」の大会の一つ。2003年平成15年)11月9日東京都文京区東京ドームで開催された。海外PPVでの大会名は「PRIDE Final Conflict 2003」。

大会概要[編集]

エメリヤーエンコ・ヒョードルミルコ・クロコップによるPRIDEヘビー級タイトルマッチがヒョードルの怪我により流れ、本大会のセミファイナルでミルコとアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのヘビー級暫定王座決定戦が組まれた。当時総合格闘技無敗のミルコがノゲイラを1Rから圧倒するも、耐えたノゲイラが2Rで逆転勝ちし、暫定王座を獲得した。

ミドル級グランプリ準決勝ではクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンUFCから参戦のチャック・リデルを相手にTKO勝利を飾り、1人目のファイナリストに。日本人として唯一勝ち残った吉田秀彦が「対日本人無敗」のヴァンダレイ・シウバに挑むも、3-0の判定負け。

メインイベントのグランプリ決勝ではジャクソンとシウバが対戦。シウバが膝蹴りの連打でTKO勝ちを収めグランプリ優勝を果たした。

そのほか、PRIDE統括本部長高田延彦がリング上で師・アントニオ猪木との決別を宣言するとともに、共催関係にあったINOKI BOM-BA-YEから離脱し、PRIDE独自の大晦日興行(PRIDE SPECIAL 男祭り 2003)の開催を発表した。これにより、INOKI BOM-BA-YE 2003K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!と並んで三つ巴の興行戦争へと発展した。

試合結果[編集]

第1試合 PRIDEルール 1R10分、2・3R5分
トリニダード・トバゴの旗 ゲーリー・グッドリッジ vs. アメリカ合衆国の旗 ダン・ボビッシュ ×
1R 0:18 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第2試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 準決勝 1R10分、2R5分
アメリカ合衆国の旗 クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン vs. アメリカ合衆国の旗 チャック・リデル ×
2R 3:10 TKO(タオル投入:パウンド
※ジャクソンが決勝進出
第3試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 準決勝 1R10分、2R5分
ブラジルの旗 ヴァンダレイ・シウバ vs. 日本の旗 吉田秀彦 ×
2R終了 判定3-0
※シウバが決勝進出
第4試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 リザーブマッチ 1R10分、2・3R5分
アメリカ合衆国の旗 ダン・ヘンダーソン vs. ブラジルの旗 ムリーロ・ブスタマンチ ×
1R 0:53 TKO(レフェリーストップ:膝蹴り→パウンド)
※ヘンダーソンがリザーブ権獲得
第5試合 PRIDEルール 1R10分、2・3R5分
アメリカ合衆国の旗 ヒース・ヒーリング vs. 日本の旗 山本憲尚 ×
3R 2:29 スリーパーホールド
第6試合 PRIDEルール 1R10分、2・3R5分
日本の旗 桜庭和志 vs. アメリカ合衆国の旗 ケビン・ランデルマン ×
3R 2:36 腕ひしぎ十字固め
第7試合 PRIDEヘビー級暫定王座決定戦 1R10分、2・3R5分
ブラジルの旗 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. クロアチアの旗 ミルコ・クロコップ ×
2R 1:45 腕ひしぎ十字固め
※ノゲイラが王座獲得に成功
第8試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦 1R10分、2・3R5分
ブラジルの旗 ヴァンダレイ・シウバ vs. アメリカ合衆国の旗 クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン ×
1R 6:28 TKO(レフェリーストップ:膝蹴り)
※シウバがグランプリ優勝

関連項目[編集]

外部リンク[編集]