VLM (ロケット)

VLM-1
Veículo Lançador de Microssatélites
機能 Orbital 打上げ機
製造 CTA
開発国 ブラジルの旗 ブラジル
大きさ
直径 1.5 m
段数 3
積載量
LEOへのペイロード 200 kg
打ち上げ実績
状態 開発中
射場 アルカンタラ射場
初打ち上げ 2025[1]
第1段 - S-50
1段目名称 S-50
1段目全長
1段目直径
エンジン 1 固体
推力 450 kN[1]
比推力 ~277秒 (2.72 kN·s/kg)
燃焼時間 82秒間[1]
燃料 固体
第2段 - S-50
2段目名称 S-50
2段目全長
2段目直径
エンジン 1 固体
推力 450 kN[1]
比推力 ~277秒 (2.72 kN·s/kg)
燃焼時間 82秒間[1]
燃料 固体
第3段 - S-44
3段目名称 S-44
3段目全長
3段目直径
エンジン 1 固体
推力 33.24 kN (7,473 lbf)
比推力 282秒 (2.77 kN·s/kg)
燃焼時間 68秒間
燃料 固体

VLM (Veículo Lançador de Microssatélites) は計画されたブラジル人工衛星打上げ機である。計画はVLS-1ロケットのコア・ステージのみを使用する事によって簡略化したものを原型とする。

現在[いつ?]は最大150 kgの人工衛星を高度250 - 700 kmの軌道に投入するためにS50ロケットエンジンを備える派生型を開発中である。 ドイツ航空宇宙センター(DLR)によって2016年にSHEFEX IIIミッションで3段式ロケットを打ち上げる予定である。[2][3][4]

打ち上げ計画[編集]

# 写真 機体 積載物 日付 射点 結果
1 VLM XVT-00 - 2025 - -
2 VLM V-01 SHEFEX III 202x - -
3 VLM V-02 - 202x - -
4 VLM V-03 - 202x - -
5 VLM V-04 - 202x - -
6 VLM V-05 - 202x - -
7 VLM V-06 - 202x - -

諸元[編集]

原型の VLS-1 からの派生[編集]

当初は4基の固体燃料ロケットの仕様が計画され、以下の仕様が策定された。:

  • 第1段 - S-43 ロケットエンジン
  • 第2段 - S-40TM ロケットエンジン
  • 第3段 - S-44 ロケットエンジン
  • 第4段 - S-33 ロケットエンジン

この仕様は計画されたVS-43観測ロケットに関連する。

現在の計画 (VLM-1)[編集]

現在の計画では第1段、第2段には新型の12トン[5]固体燃料エンジンのS50と第3段には観測ロケットであるVS-40のS-44と同じエンジンを使用する予定である。[6] この仕様は計画されたVS-50観測ロケットに関連し、VLM-1として知られる。:[7]

  • 第1段 - S50 ロケットエンジン (開発中)
  • 第2段 - S50 ロケットエンジン
  • 第3段 - S-44 ロケットエンジン

予定される派生型[編集]

近い将来L5液体燃料ロケットエンジンは固体燃料の第3段エンジンで換装予定である。:[6]

  • 第1段 - S50 ロケットエンジン (開発中)
  • 第2段 - S50 ロケットエンジン
  • 第3段 - L5 ロケットエンジン (開発中)

出典[編集]