やぶ市民交流広場

やぶ市民交流広場
情報
用途 複合公共施設(文化施設)
設計者 佐藤総合計画
施工 鴻池組
事業主体 養父市
構造形式 鉄筋コンクリ―ト造 一部鉄骨造
建築面積 4,094.14 m²
延床面積 4,202.21 m²
階数 地上2階
着工 2019年12月
竣工 2021年6月
開館開所 2021年9月14日
所在地 667-0021
兵庫県養父市八鹿町八鹿538-1
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やぶ市民交流広場(やぶしみんこうりゅうひろば)は、兵庫県養父市八鹿町八鹿538-1にある複合公共施設(文化施設)。愛称は「YBファブ」。八鹿公民館と八鹿文化会館の老朽化、耐震診断で阪神・淡路大震災クラスの地震で倒壊の恐れがある為、養父市が代替施設の建設を決定。旧グンゼ八鹿工場跡に新築移転した。[1]

ホール棟と図書館棟に分かれており、貸し会議室や調理実習室など公民館機能はそれぞれの建物に分散配置している。ホール、音楽スタジオなどが入り、屋根材には地場製品であった「八鹿瓦」、図書館の壁面には養父市産の木材が用いられている。総工費は約44億円。

沿革[編集]

  • 2021年(令和3年)6月 - 竣工
  • 2021年(令和3年)9月12日 - オープニングセレモニー
  • 2021年(令和3年)9月14日 - グランドオープン

施設[編集]

  • 1階 - 図書館,和室,大会議室,調理室,音楽スタジオ,ラウンジ,展示室,リハーサル室,ホール
  • 2階 - ホール
  • 屋外 - 芝生ひろば

特徴[編集]

ホールがプロセニアムステージという舞台形式で、舞台上の高さが11.5メートルと高く、音響に優れているとされている。ピアノは河合楽器製作所の『shigeru kawai』のグランドピアノsk-exを設置。音楽を主目的とした音響性能と多目的性を考慮して客席数は651席。オープニングには佐渡裕を迎え、兵庫芸術文化センター管弦楽団が演奏を行った。[2]

図書館[編集]

4万冊の蔵書が収容可能とされている。広さは850㎡。書架を高さのない木製にし、フリーWi-Fiを導入している。

  • 開館時間-午前9時~午後8時 
  • 休館日-月曜日(月曜日が祝祭日の場合、翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)、図書館整理日


交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “やぶ市民交流広場が開業へ”. 北近畿経済新聞. (2021年9月11日) 
  2. ^ “やぶ市民交流広場”. 神戸新聞: p. 21. (2021年9月14日)