アラン・メンケン

Alan Menken
アラン・メンケン
2013年
基本情報
出生名 Alan Irwin Menken
アラン・アーウィン・メンケン[1]
生誕 (1949-07-22) 1949年7月22日(74歳)
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
ジャンル
職業
  • 楽曲作曲家
  • 歌曲作曲家
  • レコード・プロデューサー
レーベル
公式サイト Official website

アラン・メンケンAlan Menken[1]1949年7月22日 - )は、アメリカ合衆国のミュージカル音楽および映画音楽の作曲家、ピアニスト。舞台音楽とディズニー映画映画音楽で特に知られる。

概要[編集]

リトル・マーメイド』(1989年)、『美女と野獣』(1991年)、『アラジン』(1992年)、『ポカホンタス』(1995年)でそれぞれアカデミー賞2部門を受賞している。ほかに『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(1986年)、『ニュージーズ』(1992年)、『ノートルダムの鐘』(1996年)、『ヘラクレス』(1997年)、『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)、『魔法にかけられて』(2007年)、『塔の上のラプンツェル』(2010年)、『ソーセージ・パーティー』(2016年)などの作曲もしている。また ブロードウェイなどのミュージカルでの作曲でも知られている。 ディズニー映画の舞台化も多いが、ほかに『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (ミュージカル)英語版』(1982年)、『クリスマス・キャロル (ミュージカル)英語版』(1994年)、『シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜』(2009年)などの舞台作品の作曲も行なっている。

ハワード・アッシュマンティム・ライス、グレン・スレイター、スティーブン・シュワルツ、デイヴィッド・ジペルなどの作詞家とコラボレートしている。アカデミー作曲賞アカデミー歌曲賞各4回、計8回アカデミー賞を受賞しており、音楽関連の部門でアルフレッド・ニューマンの9回に続く2番目の受賞回数となっている。またグラミー賞11回のほか、トニー賞など様々な賞を受賞している。

生い立ち[編集]

1949年7月22日アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークにあるフレンチ・ホスピタルで生まれた。父親ノーマンは歯科医師およびブギウギのピアノ奏者で、母ジュディスは女優、ダンサー、脚本家であった[2][3]。メンケンの家系はユダヤ系ベラルーシ人移民であった[4]。少年時代から音楽に興味を深め、クラシック音楽を学びピアノおよびバイオリンを習い、幼い頃に作曲を始めた[5]。9歳でNew York Federation of Music Clubs Junior Composers Contestに出場し、自身の作曲の『"Bouree"』は審査員たちから称賛された[6]

ニューヨーク州ニューロシェルにあるニューロシェル高等学校に進学し、1967年に卒業した。在学中、ピアノの練習に飽きており、バッハやベートーベンの曲を自分流にアレンジして弾いていた[7]

1967年9月、ニューヨーク大学の医学部に進学したが、その後、文化人類学専攻、哲学専攻、音楽学専攻へと移り、最終的に音楽学(“Musicology “)で学位を取得した[8]

1971年、ニューヨーク大学スタインハート・スクールから卒業した。当初、父のように歯科医になるべく医学部進学を目指し、音楽学には興味はなかったが、最終的には音楽学部で卒業した。リーマン・エンジェルによるBMIのワークショップに参加した際、ほかの作曲家たちと出会い音楽学部進学を決めたのである[7]。大学進学前、第二のボブ・ディランを目指し、それまでピアノで作曲していたがギターで作曲をしていた[9]。大学を卒業後、BMIリーマン・エンジェル・ミュージカル・シアター・ワークショップに参加した[10]

経歴[編集]

初期[編集]

卒業後、ロック・スターかアーティストを目指した。しかしBMIミュージカル・シアター・ワークショップに参加し、リーマン・イーグルを師と仰ぐとミュージカルでの作曲への興味が増した[10]。1974年から1978年、BMIワークショップで『Midnight』、『Apartment House』(ミュリエル・ロビンソン作詞)、『Conversations with Pierre[10]、『Harry the Rat』、『Messiah on Mott Street』(デイヴィッド・ジペル作詞)などを披露した。この間、バレエおよびモダン・ダンス伴奏者、クラブでの音楽担当、ジングル作曲、編曲、『セサミストリート』での作曲、ヴォーカル・コーチなど様々な職を経験し、ザ・ボールルーム、レノ・スウィーニー、トランプスなどのクラブで自身の作品を演奏していた[11]。1976年、『ニューヨーク・タイムズ』紙のジョン・ウィルソンはエンジェルのBMIワークショップのメンバーたちは『ブロードウェイ・アット・ザ・ボールルーム』シリーズの一部を上演し始めたと報じた[12]。1977年、ウィルソンはザ・ボールルームでのメンケンの伴奏について、単なる伴奏ではなく声でも参加していたと記した[13]

メンケンは『New York's Back in Town』、『Big Apple Country』、『The Present Tense』(1977年)[14]、『Real Life Funnies』(オフ・ブロードウェイ、1981年)[15]、『Diamonds』(オフ・ブロードウェイ、1984年)、『Personals』(オフ・オフ・ブロードウェイ、1985年)[16]などのレヴューに作品を提供していた。1979年、ニューヨークにあるウエスト・バンク・カフェにてチップ・ジエンが出演するメンケンのレヴュー『Patch, Patch, Patch』が上演された[17]

スティーヴ・ブラウン作詞の『Atina, Evil Queen of the Galaxy』など上演されなかった作品の作曲も行なっている。1980年、ディヴァインから依頼され、ブラウン作詞『The Thorn』の作曲も行なった。これは映画『ローズ』のパロディだが、上演後も利益を上げることはできなかった[18]。未完成のミュージカル『Babe』(1981年頃)でハワード・アシュマンとコラボレートし[19][20]、トム・アインと『Kicks: The Showgirl Musical』(1984年)[21]、デイヴィッド・ロジャースと『夏の夜の夢』を基にした『The Dream in Royal Street』(1981年頃)でコラボレートした[20]。ロバート・J・シーゲル監督の映画『The Line』(1980年)で音楽を担当した[22]

ブレイク[編集]

1979年、カート・ヴォネガットの長編小説『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』のミュージカル化『Kurt Vonnegut's God Bless You, Mr. Rosewater』において脚本家ハワード・アシュマンはメンケンとエンジェルを作曲家として指名し、WPAシアターで上演され高評価を得て、興行的にはまずまずの成績でようやく成功を収めた[23][23]。数ヶ月後、オフ・ブロードウェイのエンターメディア・シアターに進出し、さらに6週間上演された[24][25][26][27]

1982年、メンケンとアシュマンは1人の人形遣いを含む演者9名で上演するミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (ミュージカル)英語版』の作詞作曲を行なった。1960年公開の同名のブラック・コメディ映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』を基にしたミュージカル作品であった。1982年、WPAシアターで開幕して脚光を浴びた。マンハッタンのイースト・ヴィレッジにあるオルフェウム・シアターに移行し、5年間上演され続けた。当時、オフ・ブロードウェイで最高興行収入を記録した。世界中でツアー公演を行ない、数々の賞を受賞し、1986年にはリック・モラニス主演で『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』としてミュージカル映画化され、メンケンとアシュマンは主題歌『Mean Green Mother From Outer Space』で初めてアカデミー賞にノミネートとされた[28]。1983年、功績を称えられBMI特別功労賞を受賞した。

1987年、モルデカイ・リッチラーの小説『ダディー・クラヴィッツの徒弟時代英語版』(1959年)のミュージカル化『ダディー・クラヴィッツの徒弟時代 (ミュージカル)英語版』で作詞家デイヴィッド・スペンサーと共に作曲し、フィラデルフィアで上演された。2015年、度重なる改訂後にモントリオールで上演された[29][30]。1992年、メンケン作曲、スペンサー作詞による『Weird Romance』がWPAシアターで上演された[31]。1994年、チャールズ・ディケンズの短編小説『クリスマス・キャロル』を基にしたマイケル・オクランの脚本により、リン・アーレンと共に作曲したミュージカル『クリスマス・キャロル (ミュージカル)英語版』がマディソン・スクエア・ガーデンのパラマウント・シアターで上演された[32]。好評を博し、以降ニューヨークでは毎年ホリデー・シーズンに上演されている[33]

ディズニー・ルネサンスおよび映画作品[編集]

『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の成功により、メンケンとアシュマンはウォルト・ディズニー・スタジオ制作の映画『リトル・マーメイド』(1989年)の音楽を手がけることとなった。アンデルセンの童話のミュージカル・アニメ映画化であり、ディズニー映画『白雪姫』(1937年)や『シンデレラ』(1950年)と同等に扱われることが予想されたため、2人にとって大きな挑戦であった。『リトル・マーメイド』は批評的にも商業的にも成功し、新しいディズニー時代の幕開けとしてメンケンは「ディズニー・ルネサンス」の立役者のひとりとなった[34]。本作の楽曲、主題歌『アンダー・ザ・シー』はアカデミー歌曲賞に選出され、メンケンとアシュマンにとって初のアカデミー賞受賞となった。またメンケンはアカデミー作曲賞も受賞した[35][36]

メンケンとアシュマンは映画『美女と野獣』(1991年)でアカデミー歌曲賞に3曲がノミネートされ、タイトル曲『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣』で受賞した[36]。メンケンはアカデミー作曲賞も受賞した。1991年にアシュマンが亡くなった当時、2人は映画『アラジン』(1992年)の作曲中であった。ティム・ライスがアシュマンの後継となり、音楽を完成させた。1992年、楽曲『ホール・ニュー・ワールド』でアカデミー歌曲賞を受賞した[36]。1992年公開の実写映画『ニュージーズ』で作詞家ジャック・フェルドマンと共に作曲し、アカデミー作品賞を受賞した。作詞家スティーブン・シュワルツと共にミュージカル・アニメ映画『ポカホンタス』(1995年)を作曲し、アカデミー歌曲賞およびアカデミー作曲賞を受賞した。1996年、2人はミュージカル・アニメ映画『ノートルダムの鐘』で作曲を行なった。1997年、ジペルと再度組んでミュージカル・アニメ映画『ヘラクレス』の作曲を行なった[37]

1993年のマイケル・J・フォックス主演の映画『ライフ with マイキー[38]、2004年のホリデー映画『NOEL ノエル[39]、2012年の映画『白雪姫と鏡の女王』の音楽の作曲を行なった[40]。ディズニーではほかに『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)、『ボクはむく犬』(1959年)のティム・アレンによるリメイク映画『シャギー・ドッグ』(2006年)、『魔法にかけられて』(2007年)、『塔の上のラプンツェル』(2010年)の音楽を作曲した。2017年3月、ディズニーは実写映画『美女と野獣』を制作し、1991年版の音楽に加え、メンケンとライスが新曲を作曲した[41]。2017年、パセク&ポールと共に実写映画『アラジン』の作曲を、リン=マニュエル・ミランダと共に実写映画『リトル・マーメイド』の作曲を開始した[42]。また、シュワルツと共に『魔法にかけられて』の続編『Disenchanted』の作曲を行なうこととなった[43]

アカデミー作曲賞4回、アカデミー歌曲賞4回の計4回アカデミー賞を受賞しており、アルフレッド・ニューマンの9回に続く2番目に最多受賞の作曲者となっている。全体で見てもウォルト・ディズニーの22回、ニューマンに続き、衣裳デザインのイーディス・ヘッドと共に3番目である。存命人物としては最多受賞となっている。2001年、ディズニー・レジェンドを受賞した[44]

ミュージカルへの回帰[編集]

1994年、ミュージカル『美女と野獣』でブロードウェイ・デビューし、2007年に閉幕するまで13年間上演された。1997年、作詞家ティム・ライスと共に聖書に登場するダビデを主題とするミュージカル『ダビデ王』の作曲を行ない、ブロードウェイにあるニュー・アムステルダム・シアターにてコンサート版が上演された。2003年から2004年、ブロードウェイにて『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ (ミュージカル)英語版』が上演された[45]

2008年から2009年、メンケンが作曲した舞台版『リトル・マーメイド』がブロードウェイで上演され、トニー賞オリジナル楽曲賞にノミネートされた[45]。2009年、メンケンが作曲した『シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜』がロンドンで初演され、2011年、ブロードウェイで上演され、トニー賞作曲賞にノミネートされた[46]。2010年、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を埋め込まれた[47]。2010年12月、NPRのクイズ番組『Wait Wait... Don't Tell Me!』にゲスト出演した[48]

2012年、ミュージカル『ニュージーズ』でトニー賞作曲賞を受賞し、2014年に閉幕した。2012年、ミュージカル『奇跡を呼ぶ男 (ミュージカル)英語版』の作曲を行ない、ブロードウェイで短期間上演された。2014年、ミュージカル『アラジン』がブロードウェイで開幕し、トニー賞作曲賞にノミネートされた[45]。2013年、ジョージア州アトランタで行なわれたジュニア・シアター・フェスティバルの授賞式にゲスト出演した[49]。この時、制作秘話を交えながら未発表曲を含む演奏が行なわれた。

2014年、カリフォルニア州のラホヤ・プレイハウスにてミュージカル『ノートルダムの鐘 (ミュージカル)英語版』が上演された[50][51]。2015年、モントリオールにて『ダディー・クラヴィッツの徒弟時代 (ミュージカル)英語版』改訂版が上演され[29][30]、2016年、ペーパーミル・プレイハウスにて『ブロンクス物語』が上演された[52]

私生活[編集]

ダウンタウン・バレエ・カンパニーに勤務中、バレエ・ダンサーのジャニス・ロズウィックと出会った。1972年11月に結婚し、ニューヨーク州ノースセーラムに住んでいる。アナとノラの2人の娘がいる[53]

作品[編集]

映画[編集]

監督 クレジット 特記
音楽作曲 歌曲作曲 プロデュース 俳優
1972 A Dancer's Life ウィリアム・リチャート No No No Yes 本人 ドキュメンタリー映画
1986 リトル・ショップ・オブ・ホラーズ
Little Shop of Horrors
フランク・オズ No Yes No No ハワード・アシュマンと共に
1988 ロジャー・ラビット
Who Framed Roger Rabbit
ロバート・ゼメキス No Yes No No 未制作の前編のため『"This Only Happens in the Movies"』を作曲
1989 ポリー 歌う天使
Polly
デビー・アレン No Yes No No テレビ映画
リトル・マーメイド
The Little Mermaid
ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
Yes Yes No No ハワード・アシュマンと共に
1990 ロッキー5/最後のドラマ
Rocky V
ジョン・G・アヴィルドセン No Yes No No エルトン・ジョンティム・ライスと共に『"Measure of a Man"』を作曲
1991 美女と野獣
Beauty and the Beast
ゲイリー・トゥルースデイル
カーク・ワイズ
Yes Yes No No ハワード・アシュマンと共に
1992 ニュージーズ
Newsies
ケニー・オルテガ No Yes No No ジャック・フェルドマンと共に
ホーム・アローン2
Home Alone 2: Lost in New York
クリス・コロンバス No Yes No No ジャック・フェルドマンと共に『"My Christmas Tree"』を作曲
アラジン
Aladdin
ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
Yes Yes No No ハワード・アシュマン、ティム・ライスと共に
1993 ライフ with マイキー
Life with Mikey
ジェイムズ・ラパイン Yes No No No
1995 ポカホンタス
Pocahontas
マイク・ガブリエル
エリック・ゴールドバーグ
Yes Yes No No スティーブン・シュワルツと共に
1996 ノートルダムの鐘
The Hunchback of Notre Dame
ゲイリー・トゥルースデイル
カーク・ワイズ
Yes Yes No Yes フィーバス
(歌の吹替)
スティーブン・シュワルツと共に;
カットされた楽曲『"In a Place of Miracles"』、『"As Long as There's a Moon"』で歌唱
1997 ヘラクレス
Hercules
ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
Yes Yes No No デイヴィッド・ジペルと共に
2004 ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!
Home on the Range
ウィル・フィン
ジョン・サンフォード
Yes Yes No No グレン・スレイターと共に
NOEL ノエル
Noel
チャズ・パルミンテリ Yes No スコア・プロデューサー No
クリスマス・キャロル (2004年の映画)英語版
A Christmas Carol
アーサー・アラン・シーデルマン Yes No No No テレビ映画
2006 シャギー・ドッグ
The Shaggy Dog
ブライアン・ロビンス Yes No No No
2007 魔法にかけられて
Enchanted
ケヴィン・リマ Yes Yes No No スティーブン・シュワルツと共に
2010 塔の上のラプンツェル
Tangled
バイロン・ハワード
ネイサン・グレノ
Yes Yes スコア・プロデューサー No グレン・スレイターと共に
2011 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
Captain America: The First Avenger
ジョー・ジョンストン No Yes No No デイヴィッド・ジペルと共に楽曲『"Star Spangled Man"』を作曲
Jock the Hero Dog ダンカン・マクニーリー No Yes No No
2012 白雪姫と鏡の女王
Mirror Mirror
ターセム・シン Yes No No No
2016 ソーセージ・パーティー
Sausage Party
グレッグ・ティアナン
コンラッド・ヴァーノン
Yes Yes No No クリストファー・レナーツと共に音楽作曲;
グレン・スレイター、カイル・ハンター、アリエル・シェイファー、セス・ロジェン、エヴァン・ゴールドバーグと共に歌曲『"The Great Beyond"』作曲
Aria for a Cow ニキータ・メイナム
アモス・サシガン
No Yes No No 短編映画;
ハワード・アシュマンと共に[54]
2017 美女と野獣
Beauty and the Beast
ビル・コンドン Yes Yes No No オリジナル楽曲をハワード・アシュマンと共に;
新曲をティム・ライスと共に
2018 シュガー・ラッシュ:オンライン
Ralph Breaks the Internet
リッチ・ムーア
フィル・ジョンストン
No Yes No No 歌曲『"In This Place"』を作曲;
フィル・ジョンストンおよびトム・マクドゥーガルと共に歌曲『"A Place Called Slaughter Race"』を作曲
俺たちホームズ&ワトソン
en:Holmes & WatsonHolmes & Watson
イータン・コーエン No Yes No No グレン・スレイターと共に歌曲『"Strange Sensation"』を作曲
2019 アラジン
Aladdin
ガイ・リッチー Yes Yes No No オリジナル楽曲をハワード・アシュマン、ティム・ライスと共に;
新曲をパセク&ポールと共に
2022 魔法にかけられて2

Disenchanted

アダム・シャンクマン Yes Yes No No スティーブン・シュワルツと共に
2023 リトル・マーメイド
The Little Mermaid
ロブ・マーシャル Yes Yes No No オリジナル楽曲をハワード・アシュマンと共に;
新曲をリン=マニュエル・ミランダと共に
TBA ノートルダムの鐘
The Hunchback of Notre Dame[55]
TBA Yes Yes TBA TBA

テレビ[編集]

  • 1989年 - 1990年、セサミストリート Sesame Street - 『"Grouchelot"』、『"What is Friend?"』、『"It's Gonna Get Dirty Again"』、『"Snuffle Friends"』、『"Martian Family (Yip Yip Song)"』、『"Todos un Pueblo"』
  • 1990年、カートゥーン・オールスターズ・トゥ・ザ・レスキュー Cartoon All-Stars to the Rescue - 『"Wonderful Ways to Say No"』の監修
  • 1992年、Lincoln
  • 2013年、The Neighbors - シーズン1エピソード20『"Sing Like a Larry Bird"』の楽曲『"More or Less The Kind of Thing You May or May Not Possibly See on Broadway"』、『"Giselle"』、グレン・スレイターと共に
  • 2015年 - 2016年、Galavant - 計2シーズン、クリストファー・レナーツとグレン・スレイターと共に
  • 2017年 - 2020年、ラプンツェル ザ・シリーズ Tangled: The Series[56] - 計3シーズン、グレン・スレイターとケビン・クリーシュと共に

ミュージカル[編集]

その他[編集]

受賞歴[編集]

アカデミー賞8回、ゴールデングローブ賞7回、グラミー賞11回、トニー賞1回、ドラマ・デスク・アワード1回、外国批評家賞2回受賞している。さらに2002年にディズニー・レジェンド、1998年にリチャード・カーク特別功労賞、2013年にフレディ・G・ミュージカル功労賞、2013年にオスカー・ハマースタイン賞などを受賞している。アメリカン・フィルム・インスティチュートは1991年の映画『美女と野獣』のタイトル曲『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣』をアメリカ映画主題歌ベスト100に選出した。 ディズニー映画でノミネートされたほかの5曲を以下に示す:

2006年、アメリカン・フィルム・インスティチュートはミュージカル映画ベストに唯一のミュージカル・アニメ映画として『美女と野獣』(1991年)を22位に選出した。メンケンの作品でノミネートされたほかの4作品を以下に示す:[57]

アカデミー受賞/ノミネート[編集]

太字のものは受賞作品。歌曲賞に映画タイトルを記述していないものは、同年の作曲賞と同じ映画。

  • 1986年
    • 歌曲賞 「Mean Green Mother from Outer Space」 - 『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
  • 1989年
    • 作曲賞 - リトル・マーメイド
    • 歌曲賞 - 「アンダー・ザ・シーUnder the Sea)」「キス・ザ・ガール(Kiss the Girl)」
  • 1991年
    • 作曲賞 - 美女と野獣
    • 歌曲賞 - 「美女と野獣Beauty and the Beast)」「ベルのひとりごと(Belle)」「ひとりぼっちの晩餐会(Be Our Guest)」
  • 1992年
  • 1995年
    • 作曲賞(コメディ・ミュージカル) - ポカホンタス
    • 歌曲賞 - 「カラー・オブ・ウィンドColors of the Wind)」
  • 1996年
  • 1997年
  • 2007年
  • 2010年

脚注[編集]

  1. ^ a b Alan Menken Discography at Discogs”. 2012年8月13日閲覧。
  2. ^ "Timeline. Official Site", Alanmenken.com, accessed February 19, 2016
  3. ^ "Alan Menken Biography (1949–)", FilmReference.com, accessed August 27, 2011
  4. ^ He's a Guest: Composer Alan Menken Shares Thoughts at BMI Master Class - Playbill”. Playbill. 2011年8月27日閲覧。
  5. ^ "Alan Menken: Year Inducted 2001", Disney Legends, D23.com, accessed February 19, 2016
  6. ^ ""Bouree" composition and comments from contest judges", Alanmenken.com
  7. ^ a b Klein, Alvin. "Theater: Composer Finds His Niche in Life", The New York Times, July 27, 1986, accessed February 19, 2016
  8. ^ Alan Menken” (英語). Alan Menken. 2023年3月14日閲覧。
  9. ^ "10 Questions With Alan and Anna Rose Menken", BMI.com, May 22, 2013, accessed February 19, 2016
  10. ^ a b c Jones, Kenneth. "He's a Guest: Composer Alan Menken Shares Thoughts at BMI Master Class", Playbill, December 18, 1998
  11. ^ "Biography, 1972-1980", Alanmenken.com, accessed February 19, 2016
  12. ^ Wilson, John S. "Someday, Maybe on Broadway, But for Now They Are in SoHo", The New York Times, October 13, 1976, p. 33
  13. ^ Wilson, John S. "Menken and Ellen March Play", The New York Times, November 3, 1977, p. 71
  14. ^ Dietz, Dan. "Present Tense", Off Broadway Musicals, 1910-2007: Casts, Credits, Songs, Critical Reception, McFarland, 2010, ISBN 0786457317, p. 362
  15. ^ Rich, Frank. "Revue. Real Life Funnies", The New York Times, February 12, 1981, accessed February 19, 2016
  16. ^ Rich, Frank. "Stage. 'Personal' Musical Comedy", The New York Times, November 25, 1985, accessed February 19, 2016
  17. ^ Gussow, Mel. "Cabaret: Patch, a Revue With Cheer for Over 30's: Life Passes", The New York Times, August 16, 1979, p. C14
  18. ^ Jay, Bernard. "Briefly Not the Bitch", Not Simply Divine, Simon and Schuster (1994), p. 87, ISBN 0671884670
  19. ^ Jones, Kenneth. ""Howard Sings Ashman" CDs Will Feature Demos From Smile, Babe, Mermaid and More", Playbill, October 10, 2008, accessed February 20, 2016
  20. ^ a b Suskin, Steven. "Alan Menken", Show Tunes: The Songs, Shows, and Careers of Broadways Major Composers, Oxford University Press (2010), pp. 356–359, ISBN 019974209X
  21. ^ Tepper, Jennifer. "Only Ran a Minute! 10 Forgotten Musicals Due For a Revival" Archived 2015-09-04 at the Wayback Machine., Playbill, May 2, 2015, accessed February 19, 2016
  22. ^ "The Line Details", The New York Times, accessed February 20, 2016
  23. ^ a b Gussow, Mel. "Stage: God Bless You, Mr. Rosewater: In Vonnegut Land", The New York Times, May 21, 1979, p. C14
  24. ^ Corry, John. "Broadway: The Phoenix's place in the city's theatrical life", The New York Times, August 17, 1979, p. C2
  25. ^ Jones, Kenneth. "Menken & Ashman's God Bless You, Mr. Rosewater Gets NYC Concert March 7", Playbill, March 6, 2003, accessed February 18, 2016
  26. ^ "God Bless You, Mr. Rosewater Listing", Lortel.org, accessed February 18, 2016
  27. ^ Vonnegut, Kurt. "Script" Kurt Vonnegut's God Bless You, Mr. Rosewater, Samuel French, Inc., 1980, ISBN 0573681252, pp. 3-4
  28. ^ "Menken Biography", Songwritershalloffame.org, accessed February 22, 2016
  29. ^ a b Viagas, Robert. "Alan Menken-David Spencer Musical Duddy Kravitz Will Get Another Chance in Montreal", Playbill, March 28, 2014
  30. ^ a b "Cast Set for World Premiere of Alan Menken Musical Duddy Kravitz in Montreal", BroadwayWorld.com, March 10, 2015
  31. ^ a b Gussow, Mel. "Review/Theater; Nearby Science Fiction In a Musical of 2 Parts", The New York Times, June 23, 1992
  32. ^ Richards, David. "Theater Review. A Christmas Carol; A Famous Miser, Tiny Tim and a Tap-Dancing Chorus", The New York Times, December 2, 1994, accessed February 18, 2016
  33. ^ "Show History", MTIshows.com, accessed February 18, 2016
  34. ^ 1989 Yearly Box Office for G-Rated Movies”. Box Office Mojo. Internet Movie Database. 2010年7月29日閲覧。
  35. ^ "Alan Menken biography", The New York Times, accessed February 19, 2016
  36. ^ a b c "Menken Academy Awards" Archived 2008-07-23 at the Wayback Machine., Awardsdatabase.oscars.org, accessed February 19, 2016
  37. ^ Hercules, TCM.com, accessed February 19, 2016
  38. ^ Rainer, Peter. "A Fox Steals the Show in Too-Cute Life", Los Angeles Times, June 4, 1993, accessed February 18, 2016
  39. ^ Demonte, Adena. Noel, Film Monthly, December 1, 2004, accessed February 18, 2016
  40. ^ Phares, Heather. "Alan Menken: Mirror Mirror (Soundtrack)", AllMusic, accessed February 18, 2016
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参考文献[編集]

外部リンク[編集]