トレント・グリシャム

トレント・グリシャム
Trent Grisham
ニューヨーク・ヤンキース #12
サンディエゴ・パドレス時代
(2021年6月19日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州フォートワース
生年月日 (1996-11-01) 1996年11月1日(27歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
224 lb =約101.6 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2015年 MLBドラフト1巡目
初出場 2019年8月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

トレントン・マーカス・グリシャムTrenton Marcus Grisham, 旧姓:クラークClark〉 、1996年11月1日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州フォートワース出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。MLBニューヨーク・ヤンキース所属。

経歴[編集]

プロ入りとブルワーズ時代[編集]

2015年MLBドラフト1巡目(全体15位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され[1]、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズ英語版でもプレーし、2球団合計で55試合に出場して打率.309、2本塁打、21打点、25盗塁を記録した。

2016年はA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズでプレーし、59試合に出場して打率.231、2本塁打、24打点、5盗塁を記録した。

2017年から母方の姓のグリシャムとなった。この年はA+級カロライナ・マドキャッツでプレーし、133試合に出場して打率.223、8本塁打、45打点、37盗塁を記録した。

2018年はAA級ビロクシ・シャッカーズでプレーし、107試合に出場して打率.233、7本塁打、31打点、11盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

AAA級サンアントニオ・ミッションズ時代
(2019年6月23日)

2019年、マイナーではAA級ビロクシとAAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、2球団合計で97試合に出場して打率.300、26本塁打、71打点、12盗塁を記録した。7月31日、翌日の8月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすることが報じられた[2]。メジャーデビュー当日、オークランド・アスレチックス戦にて「9番・中堅手」で先発出場して3打数無安打だったが、1打点を挙げた[3]。同4日のシカゴ・カブス戦では初安打や初本塁打を含む猛打賞を記録した。外野全般で起用されて51試合に出場、打率.231、6本塁打、24打点の成績だった。ポストシーズンのワシントン・ナショナルズとのワイルドカードゲームでも先発出場したが、8回裏にフアン・ソトの安打を後逸し、決勝点を献上してしまった。試合後、チームメイトから慰められたが、「今はただ辛い」と話した[4]

パドレス時代[編集]

2019年11月27日にエリック・ラウアールイス・ウリアス後日発表選手とのトレードで、ザック・デイビーズと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[5]

ヤンキース時代[編集]

2023年12月6日にマイケル・キングカイル・ヒガシオカドリュー・ソープランディ・バスケスジョニー・ブリートとのトレードで、フアン・ソトと共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[6]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2019 MIL 51 183 156 24 36 6 2 6 64 24 1 0 0 3 20 0 4 48 3 .231 .328 .410 .738
2020 SD 59 252 215 42 54 8 3 10 98 26 10 1 1 1 31 0 3 64 1 .251 .352 .456 .808
2021 132 527 462 61 112 28 3 15 191 62 13 5 1 4 54 2 6 119 10 .242 .327 .413 .740
2022 152 524 451 58 83 16 2 17 154 53 7 1 7 2 57 1 7 150 3 .184 .284 .341 .625
2023 153 555 469 67 93 31 1 13 165 50 15 3 4 1 75 0 5 154 7 .198 .315 .352 .667
MLB:5年 547 2041 1753 252 378 89 11 61 672 215 46 10 13 11 237 3 25 535 24 .216 .316 .383 .699
  • 2023年度シーズン終了時

MLBポストシーズン打撃成績[編集]




















































O
P
S
2019 MIL NLWC 1 4 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .000 .250 .000 .250
2020 SD NLWC 3 14 11 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 6 0 .000 .214 .000 .214
NLDS 3 13 11 0 3 1 0 0 4 2 0 0 0 0 1 0 1 5 0 .273 .385 .364 .748
2022 NLWC 3 12 8 5 4 0 0 2 10 3 0 0 0 0 2 0 2 0 0 .500 .667 1.250 1.917
NLDS 4 15 13 2 4 0 0 1 7 2 0 0 0 0 2 1 0 6 0 .308 .400 .538 .938
NLCS 5 19 19 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 0 .000 .000 .000 .000
出場:3回 19 77 65 10 11 1 0 3 21 7 0 0 0 0 9 1 3 28 0 .169 .299 .323 .622
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2019 MIL 17 12 0 0 0 1.000 21 30 1 0 0 1.000 16 27 0 0 0 1.000
2020 SD - 59 134 3 2 1 .986 -
2021 - 127 274 2 4 1 .986 -
2022 - 148 341 3 2 1 .994 -
2023 - 153 303 1 4 1 .987 -
MLB 17 12 0 0 0 1.000 508 1082 10 12 4 .989 16 27 0 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年ゴールドグラブ賞受賞

表彰[編集]

背番号[編集]

  • 2(2019年 - 2022年)
  • 1(2023年)
  • 12(2024年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Todd Rosiak (2015年6月8日). “Brewers draft outfielder Trent Clark in first round” (英語). JsOnline.com. 2019年9月20日閲覧。
  2. ^ Mark Polishuk (2019年7月31日). “Brewers To Promote Trent Grisham” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月20日閲覧。
  3. ^ Milwaukee Brewers at Oakland Athletics Box Score, August 1, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年9月20日閲覧。
  4. ^ ルーキーが痛恨の後逸でブ軍逆転負け 「初めてのプレーオフで…今はただ辛い」”. Full-count. 2019年10月2日閲覧。
  5. ^ Adam McCalvy (2019年11月27日). “Crew acquires Urias, Lauer in deal with Padres” (英語). MLB.com. 2019年11月28日閲覧。
  6. ^ Yankees Acquire Juan Soto In Seven-Player Trade” (英語). MLB Trade Rumors (2023年12月6日). 2023年12月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]