ニック・チャブ

ニック・チャブ

Nick Chubb
2021年
クリーブランド・ブラウンズ #24
ポジション	ランニングバック
生年月日	(1995-12-27) 1995年12月27日（28歳）
出身地	アメリカ合衆国 ジョージア州シーダタウン
身長:	5' 11" ＝約180.3cm
体重:	227 lb ＝約103kg
経歴
高校	シーダタウン高校 （ジョージア州シーダタウン）
大学	ジョージア大学
NFLドラフト	2018年 / 2巡目全体35位
初出場年	2018年
初出場チーム	クリーブランド・ブラウンズ
所属歴
2018- クリーブランド・ブラウンズ
受賞歴・記録
プロボウル選出（4回）
2019-2022
その他受賞・記録
PWFAオールプロ ファーストチーム
NFL 通算成績
ラン獲得ヤード 4,816 平均ラン獲得ヤード 5.3 TDラン 36 レシーブ回数 92 レシーブ獲得ヤード 751 TDレシーブ 3

ニコラス・ジャマール・チャブ（Nicholas Jamaal Chubb、1995年12月27日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州シーダタウン出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはランニングバック（RB）。NFLのクリーブランド・ブラウンズに所属している。

カレッジフットボールはジョージア大学でプレーをし、2018年のNFLドラフトの2巡目全体35位指名をされ、クリーブランド・ブラウンズに入団した。同じくNFL選手のブラッドリー・チャブは従弟にあたる^[1]。

大学時代[編集]

チャブは、将来のNFLのランニングバックのトッド・ガーリーのバックアップとして、フレッシュマンシーズンを過ごした^[2]。ガーリーが出場停止になった後、チャブが先発の座を引き継いだ^[3][4][5][6]。彼の大学キャリア最初の先発出場した試合だったアーカンソー大学戦では、38回のキャリーで143ヤードを記録した^[7]。2014年のベルクボウルでのルイビル大学戦で、チャブは266ヤードのラッシングヤードでボウルゲームの記録を更新し、ベルクボウルのMVPに選ばれた^[8]。チャブは 1,547ヤードのラッシングヤードでフレッシュマンシーズンを終えた^[9]。

2015年10月3日のアラバマ大学戦で、100ヤード越えのゲームが13試合連続というハーシェル・ウォーカーの記録に並んだ^[10]。しかし、2015年10月に、チャブはテネシー大学戦で膝の怪我を負い^[11] 、記録を超えることはかなわなかった^[12]。その怪我のため、彼は2015年シーズンの残りを欠場したが、新しいヘッドコーチカービー・スマートの下で2016年シーズンに復帰した^[13]。

彼はまた、ランニングバックの元デュオであったトッド・ガーリーを学校のラッシュヤードで抜かし、2番目にランクインした^[14]。チャブはまた、 ケビン・フォークとダレン・マクファーデンを抜いて、史上最高のSECラッシュヤードで2位になった。

チャブは2017年のNFLドラフトに参加すると考えられていたが、2017年にもチームに戻り、シニアシーズンも大学でプレーすることを決めた。シニアイヤーには、チャブはソニー・ミシェルとキャリーを分割したが、223 キャリー（平均 6.0）で1,345ヤード、15タッチダウンを記録した^[15]。2人はジョージア大学を12対1の記録とSECのタイトルに導いた。カレッジフットボールプレーオフ準決勝のローズボウルではオクラホマ大学に勝利し、チャブは14回のキャリーで145ヤードを記録した^[16]。ナショナルチャンピオンシップゲームでは、アラバマ大学の完璧なディフェンスにより、チャブは18回のキャリーでわずか25ヤードに留まった^[17]。

大学成績[編集]

プロキャリア[編集]

チャブは2018年のNFLドラフトでクリーブランド・ブラウンズに2巡目全体35位で指名された^[21]。彼はその年に選ばれた4番目のランニングバックだった^[22]。

2018年[編集]

2018年6月4日、チャブは約740万ドル相当の4年間のルーキー契約を結んだ^[23]。

ベテランのカルロス・ハイドとデューク・ジョンソンから学んででプレーした彼は、シーズン開幕戦のスティーラーズ戦でNFLデビューを果たし、3回のキャリーで21ヤードを記録した^[24]。チャブは、NFL史上4人目の、3回以下のキャリーで100ラッシングヤードを破った選手となった^[25]。10月19日、ブラウンズがカルロス・ハイドをジャクソンビル・ジャガーズにトレードした後、チャブはフルタイムのスターターに選ばれた。11月11日のファルコンズ戦で、チャブは92ヤードのタッチダウンランをし、これはブラウンズのフランチャイズ史上最長のタッチダウンランとなった^[26]。

チャブは、192回のキャリーで996ヤードを走り、8回のタッチダウン（両方のカテゴリーにおいてルーキーの中で、セイクワン・バークリーとフィリップ・リンゼイに次ぐ3位）^[27]と20回のキャッチで149ヤード、2 回のタッチダウンを記録してルーキーイヤーを終えた^[28][29]。

2019年[編集]

第4週のレイブンズ戦では、 165ヤードを走り、キャリア最高の3タッチダウンを記録し、チャブはAFCオフェンシブプレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれた^[30]。

チャブは、1,494ヤードのラン獲得ヤードと8タッチダウン、36回のキャッチで278ヤードで2019年シーズンを終えた^[31]。彼の1,494 ヤードのラン獲得ヤードは、1,540ヤードを記録したデリック・ヘンリーに次いで 2 番目に多かった^[32]。

2020年[編集]

第 4 週のカウボーイズ戦で、チャブはMCLを損傷したため、チームは、2020年10月5日に彼を故障者リストに入れた^[33]。チャブは、2020年11月14日に故障者リストからアクティブ登録された^[34]。17週目に、チャブはシーズン1,000ヤードを超え、1958年のジム・ブラウン以来、ピッツバーグ・スティーラーズに対して40ヤード以上のタッチダウンを記録した最初のブラウンズのランニングバックとなった^[35]。

ワイルドカードゲームでのスティーラーズとの対戦では、チャブは22回のキャリーで合計 145ヤードを獲得し、ブラウンズの48-37での勝利に貢献した^[36]。

2021年[編集]

2021年7月31日、チャブはブラウンズと3年3,660万ドルの契約延長にサインした^[37]。

2021年12月20日、チャブは2021年のプロボウルに選ばれた5人のブラウンズの選手の1人だった^[38]。

詳細情報[編集]

年度別成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

ポストシーズン[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、ニック・チャブに関連するカテゴリがあります。

• 選手の通算成績と情報: NFL.com • ESPN • Pro-Football-Reference
• ニック・チャブ (@NickChubb21) - X（旧Twitter）
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