北谷公園野球場

北谷公園野球場
(Agreスタジアム北谷)
Chatan Park Baseball Stadium
(Agre Stadium Chatan)
北谷公園野球場の位置(沖縄本島内)
北谷公園野球場
施設データ
所在地 沖縄県中頭郡北谷町(北谷公園内)
座標 北緯26度18分42.1秒 東経127度45分30秒 / 北緯26.311694度 東経127.75833度 / 26.311694; 127.75833座標: 北緯26度18分42.1秒 東経127度45分30秒 / 北緯26.311694度 東経127.75833度 / 26.311694; 127.75833
所有者 北谷町
管理・運用者 財団法人北谷町公共施設管理公社
グラウンド 内野:クレー舗装
外野:天然芝
照明 なし
使用チーム • 開催試合
中日ドラゴンズが春季キャンプ地として使用(1996年~)
全国高等学校野球選手権沖縄大会など
収容人員
11,000人
グラウンドデータ
球場規模 グラウンド面積:-m2
両翼:98 m
中堅:122 m

北谷公園野球場(ちゃたんこうえん・やきゅうじょう)は、沖縄県中頭郡北谷町美浜の北谷町運動公園内にある野球場。施設は北谷町が所有し、一般財団法人北谷地域振興センターが運営管理を行っている。

施設命名権により、2020年3月1日から「Agreスタジアム北谷」の呼称を用いる(後述)。

歴史[編集]

1995年開場。以来、高校野球などアマチュア野球公式戦が行われている。また中日ドラゴンズの春季キャンプでも使用され、野球場ではキャンプ終盤にはオープン戦も1-2試合開催される。球場に隣接して、陸上競技場、ソフトボール場や室内練習場、サブグラウンド、10人が同時に練習できる投球練習場(ブルペン)[1]などがある。

施設概要[編集]

  • 両翼:98m、中堅:122m
  • 内野:クレー舗装(黒土)、外野:天然芝
  • 照明設備:なし
  • スコアボード:電光掲示板
    2014年11月着工・2015年2月竣工。映像の取り込みが可能なLED方式を採用[2]
    2014年まではパネル式。スコアボードにはヒットとエラー数を表示する部分もあるがめったに使用されなかった[3]
  • 収容人数:11,000人

命名権[編集]

2020年2月12日、那覇市に本社を置く求人おきなわが命名権を取得し、2020年3月1日から5年間の契約(年額600万円)で、「Agreスタジアム北谷」の呼称を使用する[4][5]

中日ドラゴンズ・春季キャンプ[編集]

  • 1996年から中日ドラゴンズが、中日ドラゴンズ北谷協力会のサポートを受け、主に1軍春季キャンプ地(1997年は2次キャンプ地)として北谷球場をはじめとした北谷公園内の施設を利用している。
  • キャンプシーズンになると、北谷町飲食業組合(地元・北谷町内の飲食業界団体)が運営協力する『竜ちゃん食堂』が臨時開設され、報道陣や球団関係者に、日替わり定食や沖縄そばなどを提供している。日によっては、一般ファンも利用できる場合がある。観客に対しては球場前広場に屋台バスが数台ならび、ピッツァやハンバーガー、ロコモコなどを販売している。中日ドラゴンズ公式グッズの売店もあり、これらはキャンプシーズン限定の施設である。
  • 毎年2月の終盤から開催されるオープン戦では、中日ドラゴンズの主催試合が2試合開催されている。なおここ数年は、オープン戦初戦に組まれることが多い。中継は東海テレビ(2008年はJ SPORTS STADIUMと地上波同時生中継が行われた)で放送されている。2007年はCBCラジオでも生中継された。
  • 2013年から2016年までは当球場で行われている春季キャンプの模様をUSTREAMドラゴンズTVで完全無料中継していた。同時刻に複数の場所で練習をする場合などは、昼休憩などの時間帯にVTRとして流していた。概ね、キャンプイン初日と打ち上げ日以外は午前10時から午後4時前後までの生配信だが、当球場で練習試合・オープン戦が行われる日は、試合時間に合わせて配信時間が変更された。2017年は、USTREAMからスポナビライブに変更される事で有料になるほか(初日の2月1日のみ無料)、球団公式Facebookアカウントを通じて午前中のみライブ配信される。2018年以降は、球団公式Facebook、球団公式Twitterアカウントを通じて無料でライブ配信されている。Facebookでの配信時間は、概ねUSTREAMドラゴンズTV時代と同じである。2015年から北谷球場で行われる春季キャンプの様子を連日生中継する(野球好き中日キャンプin北谷)がJ SPORTS 2で放送されている。

交通[編集]

ギャラリー[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 落合博満が監督に就任した2004年のキャンプ前に、落合監督の指示により、まずは8人が同時に投げられるブルペンに改修されたが、現在は先述のとおり10人が同時に投げられるブルペンとなっている。
  2. ^ 【中日】北谷町と読谷村が継続へ大奮発(日刊スポーツ2014年1月30日 2015年2月12日閲覧)、中日大島、2億円の電光表示板に感謝(日刊スポーツ2015年1月28日 2月12日閲覧)
  3. ^ 北谷公園野球場のスコアボード
  4. ^ ネーミングライツ・パートナー及び愛称が決定しました! 北谷町 2020年2月17日
  5. ^ プロ野球中日の春季キャンプの球場は「Agre北谷」に 求人おきなわと北谷町がネーミングライツ契約 琉球新報 2020年2月17日

外部リンク[編集]