名城水処理センター

名城水処理センター
堀川への吐水口

名城水処理センター(めいじょうみずしょりセンター)は愛知県名古屋市北区にある名古屋市上下水道局の下水処理施設。かつては名城処理場という名称であったが、2008年平成20年)4月に市上下水道局が下水処理場の呼称を「水処理センター」に変更した事に伴い、現在の名称となった。

概要[編集]

1963年昭和38年)12月に着工[1]1965年(昭和40年)4月から運転を開始した下水処理場で[2]名城公園の北端に位置することから、施設の大半は覆蓋が施され、地上部には名城庭球場(テニスコート15面)などが置かれている[3]。敷地面積16,500m2、処理区域は千種区東区北区中区のそれぞれ一部で、処理方式は標準活性汚泥法[2]。処理能力は最大100,000m3/日で、処理水は堀川に放流されており、2010年平成22年)には放流水の水質向上のためディスクフィルタによるろ過設備(50,400m3/日)を追加設置している[2]

1988年(昭和63年)、建物正面に高度処理水を利用した噴水などを備えた「アーバンオアシス」が設置され、1989年(平成元年)には建物1階に下水道科学館が開設された[1]

所在地[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 名城水処理センター”. 名古屋市上下水道局. 2012年6月27日閲覧。
  2. ^ a b c 名城水処理センター、pp.1 - pp.4
  3. ^ 名城庭球場”. 名古屋市教育スポーツ協会. 2012年6月27日閲覧。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 名古屋市上下水道局『「名城水処理センター」パンフレット』2012年。